2021年07月20日

石川県金沢市間明町で気密測定


おはようございます
健太郎です。

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5月22日は 石川県金沢市間明町で
潟Rンセプト建築設計さまの
現場の気密測定を行いました。

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正面に配置された
大型サッシから日差しが
差し込む明るい室内。

耐震性能を強化されているためか
筋違いが かなり入っていました。

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かわいいお施主さまが
大開口スライディング(APW431)から
庭を眺めていました。

サッシはYKKのAPW430。
樹脂トリプルガラス。

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サッシ周りは気密テープにより
気密処理されていました。

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断熱材は屋根・壁ともに
アイシネンのウレタン吹付断熱。
壁は柱幅いっぱいに
きれいに吹かれていました。

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それではチェックしていきます。
窓台、間柱などのジョイントも
気密テープ。

梁をよく見るとジョイントに
ウレタンが吹かれています。

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当然、気密にも有効ですが
音の伝搬も押さえられそうです。

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ここは床断熱(床下が外扱い)の現場。
剛床のジョイント、柱の立ち上がりは
気密テープで気密処理。

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玄関土間まわりはきれいですね。
基礎と土台の取り合いは
気密テープで気密処理。

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玄関ドアの下端は
きれいにモルタルが
施工されていました。

このタイミングでモルタルが
きれいに施工されていることは
極めて少ないです。(通常は最後)

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コンセプトさまの気密測定では
サッシ屋さんにサッシと玄関ドアを
調整してもらっています。

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ドアラッチ(受け部分)を
少しだけきつめに調整すると
玄関ドアの密閉度が上がり
漏気を抑えられます。

やり過ぎると閉まりにくくなるため
そこはプロに調整してもらうと安心です。

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ユニットバス下の
断熱材周りはウレタンで
びっちりと施工。

この部分はお風呂を冷やさない
ためにしっかりしておきたい。

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面材はダイライト。
家の胴回りと気になる部分に
気密テープが施工されていました。

面材のジョイントをすべて
気密処理するとめちゃ大変ですが
胴回り1周するだけでも
大分違います。

ここからフェノバボードを
付加断熱で貼る予定。

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さて、気になる気密測定の
結果はいかに...。


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でました。
C値 = 0.0cm2/m2 !!! (0.05cm2/m2未満)

正確には...
C値 = 0.036cm2/m2 のウルトラ気密でした。

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測定に立ち合いされた
お施主さまはとても喜んでいました。

αA(家全体の隙間面積)は
5cm2(2×2.5cm)。すごっ!!

n値(隙間特性値 範囲1〜2)は
1.03 とすごく隙間風が入りにくい
ことを指しています。

規格外の気密スペックです。

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大工さんが何やら柱の際を
指さしています。

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きれいにウレタンが吹かれていますが
柱の際に むくれが出来ている
箇所がチラホラ。

そんな部分にウレタンを
丁寧に注入されたようです。
こういう1つ1つの処置が
良い気密に繋がるのだと思います(^^♪


posted by 山男のつぶやき at 06:00 | Comment(0) | TrackBack(0) | 気密測定
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