2021年09月30日

石川県金沢市疋田町で気密測定(完成)


おはようございます
健太郎です。

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8月25日は 石川県金沢市疋田町で
喜多ハウジング鰍ウまの現場の
気密測定(完成)を行いました。

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この現場はリノベーション
(リフォーム)の物件。
2階建てのアパート(4室)を
平屋にしたフルリノベーションです。

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玄関に入るとこんな感じ。
勾配天井&天井高で開放的な空間。

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土間エリアがとにかく広い。
自転車やバイクなど余裕で
置ける感じ。

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大開口サッシから光が
差し込むのでめちゃ明るい。

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ペンダントライトが
オシャレ。

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構造を見せる梁が
なんともカッコいい。

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もともと使われていた梁が
新品とは違いとてもいい味を
出していました。

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レンジフードは同時給排の
モノを採用。

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ここは寝室。
モデル棟なので今は
打ち合わせ室になってます。

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洗面室はスタイリッシュ。
清潔感があります。

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北陸で欠かせないのが
やはりサンルーム。
昔の間取りでは無いことが
多いですが今はほしいところ。

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さて、気になる完成気密の
結果はいかに...。


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C値 = 0.57cm2/m2 の高気密でした。

表示は四捨五入により0.6cm2/m2。
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測定に立ち合いされた部長さんは
「0.5cm2/m2に届かなかったのは
 少し残念だが良い気密だと思う」とのこと。

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フルリノベーションの物件で
完成気密 0.57cm2/m2は
かなりレベルが高いです。
というか、私の測定実績では
歴代最高値(リノベーション完成)。

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気密シート貼りの仕様で
みっちり断熱材を充填。
樹脂サッシを採用した、
まさに高性能リノベーションの
カテゴリー。

もし、リフォームを考えている方で
暖かい家を望むならば
高性能リノベーションを
採用するのも1つです。


posted by 山男のつぶやき at 06:00 | Comment(0) | TrackBack(0) | 気密測定
2021年09月29日

石川県白山市千代野で気密測定


おはようございます
健太郎です。

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8月17日は 石川県白山市千代野で
潟Rンセプト建築設計さまの
現場の気密測定を行いました。

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玄関ドアが2つ。
リビングが2つあることから
2世帯住宅と想像します。

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足場が組まれていますが
大きな吹き抜けです。

コンセプト建築設計さまでは
かなりの確率で吹き抜けが
採用されています。

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それではチェックしていきます。
断熱材は屋根・壁ともに
アイシネンのウレタン吹付断熱。

大工さんの話では
屋根の断熱材の厚みが
300ミリ以上あるとのこと。
う〜ん、羨ましい。

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それでいで付加断熱として
外壁にフェノバボードを貼る予定。
その断熱材がめちゃくちゃ大量に
積まれていました。

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サッシはYKKのAPW430。
樹脂トリプルガラス。

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サッシ周りの気密処理は
気密テープ。
テープの浮き易い入隅などに
コーキングが入っていました。
ダブルの気密処理です。

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ここは床断熱(床下が外扱い)の現場。
剛床のジョイント、柱の立ち上がり
部分は気密テープ。

ビス穴の凹み具合、テープのエッジが
出ていることから、テープは圧着して
施工されているがわかります。

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2階の床と梁の取り合い部分。
細くウレタンが吹かれているのは
大工さんが施工した部分。

気密シート貼りでは
よく見る光景ですが
ウレタン吹付断熱でも
もちろん有効です。

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おっと、ボケた写真ですみません。
1、2階の床と壁の取り合い部分にも
ウレタンが吹かれていました。(家1周)

基本、床板は壁の中に半分
掛かるように施工されています。
壁にウレタンをみっちり充填しても
伝い漏れする可能性があり
それを防ぐ気密施工になります。

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ここは玄関周り。
基礎と土台の取り合い部分は
ブチルテープで施工。
気密パッキンが隠れるくらい
覆うように施工されていました。

要所要所にテープを種類を
使い分けているのが流石です。

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さて、気になる気密測定の
結果はいかに...。


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でました。
C値 = 0.0cm2/m2 !!! (0.05cm2/m2未満)

正確には...
C値 = 0.048cm2/m2 のウルトラ気密でした。

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規格外の気密ですが
C値改善(隙間埋め作業)を
開始します。

大工さんが掃き出し窓の下端に
気密テープを追加。その後
両端にウレタンを充填。

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サッシ屋さんに
掃き出し窓の調整を
少しきつめにして頂きました。

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部屋の入隅から
何箇所か微細な漏気あり。
ウレタンを充填しました。

入隅にホゾ穴がある場合は
気密処理をお勧めします。

さてさて、C値改善(隙間埋め)後の
測定結果はいかに...。

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C値 = 0.036cm2/m2 のウルトラ気密でした。

表示は四捨五入により0.0cm2/m2。
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測定結果に立ち合いされた
監督さんはほっと一安心。
ここのお施主さまは気密にかなり
こだわりのある方のようです。

今回のC値改善により
αA(家全体の隙間面積)は
8cm2 → 6cm2 と
2cm2 の隙間が埋まりました。

n値(隙間特性値 範囲1〜2)は
1.35 → 1.11と隙間風が入りにくい
特性に大幅改善。

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掃き出し窓から
まだ少し漏気があったのは
構造上仕方ない。

それでいて玄関ドア2カ所あって
0.036cm2/m2 は圧巻です。


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2021年09月28日

富山県富山市大泉で気密測定


稜です。

写真 2021-08-30 13 02 24.jpg

8月30日は富山県富山市大泉で
潟Iリバーさまの現場の
気密測定を行いました。

写真 2021-08-30 12 58 33.jpg

写真 2021-08-30 12 59 06.jpg

サッシから光が差し込む
明るい室内となっていました。

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サッシはYKK APW330。
樹脂ペアガラスです。

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天井を見てみると袋詰めのグラスウールが
敷かれていました。
階間に入れることで足音などを
吸音する役割を果たします。

写真 2021-08-30 13 06 54.jpg

室内側に断熱材のネオマフォーム。
気密は耐震壁パネルの外壁側に
気密テープを貼ることで
確保しているようです。

写真 2021-08-30 13 01 28.jpg

チェックをしていきます。
サッシ周りはウレタンとテープで
気密処理してあります。

写真 2021-08-30 13 00 28.jpg

ホールダウン金物まわりに
ウレタンが吹かれています。
ここからも漏れやすいので
要注意なポイントですね。

写真 2021-08-30 13 06 22.jpg

排水管の貫通部はウレタンで
気密処理がされています。

写真 2021-08-30 13 07 38.jpg

二階の天井。
梁と断熱材の取り合い部分が
綺麗に気密処理されています。

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写真 2021-08-30 13 31 16.jpg

玄関周りやユニットバスが怪しい、と
測定の前に監督さんがウレタンで
気密処理をされていました。

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それでは、測定に移ります。
気になる結果は...

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C値=0.27cm2/m2の超高気密でした。
表示は四捨五入により0.3cm2/m2。

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C値改善作業(隙間埋め)をはじめます。
ユニットバスの配管まわりから
漏気がありましたのでウレタンで
気密処理をします。

写真 2021-08-30 14 20 51.jpg

柱と床との取り合いで
少し怪しい箇所があるとの事で、
ウレタンを吹いてまわります。

写真 2021-08-30 14 06 22.jpg

写真 2021-08-30 14 11 05.jpg

まぐさと柱とのジョイント部分などの
サッシまわりも怪しいとみて、
テープやウレタンで処理をしていきます。

改善作業を納得のいくまで続けたあと、
再度測定をはじめます。
結果は...

写真 2021-08-30 14 54 46.jpg

C値=0.17cm2/m2の超高気密でした。
表示は四捨五入により0.2cm2/m2。

αA (家全体の隙間面積)が
27cm2 → 17cm2
n値 (隙間特性値 範囲1〜2)が
1.40 → 1.09
と改善されました。

写真 2021-08-30 14 55 12.jpg

この結果に次長さんたちも
喜んでいるご様子でした。

αA (家全体の隙間面積)と
n値 (隙間特性値 範囲1〜2)の
どちら共、とても良くなっていますね。

より良い気密を求めて奮起し、
努力をし続けているオリバーさま。
その熱い気持ちに応えられるよう、
私も頑張ります。
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2021年09月27日

21年目に換気モーター取替


21年経ったガデリウス換気のお家のメンテナンスを以前しましたが、モーター音がキーンと喧しく新品のモーターに取り換えてほしいと依頼がありました。


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スウエーデンのガデリウス換気のモーターは21年前のモーターでも取替用のモーターがありますので助かります。


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国内産の換気メーカーはまず取替用のモーターだけというのはほとんどないので、モーターを含めた本体ごと買い、配管のつなぎのダクト工事もしなければならず大変です。

古いモーターを外し、ガデリウスのドイツ製のモーターを入れ替え、結線して新品にかえました。
キーンという音で換気を止めておられたお客さんもスイッチを入れて静かになり、安心されていました。

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排気口とモーターのシロッコファンの掃除を定期的にしているお家では、30年間換気を回しっぱなしでも、風量測定器で測ってみるとまったく新築時と風量が変わらず換気しているお家もあります。

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定期的なメンテをすればモーターも長持ちします。




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2021年09月26日

加賀藩主の墓 妻のつぶやき


彼岸の墓参りにいったとき、

散歩がてら『前田利家公』のお墓を見てきました。

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お墓は野田山にあって一般の方と同じところですが、

上の方の高いところに作られています。

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見学の人のために大きな駐車場も用意されていて、

そこからは金沢の街が一望できるようになっています。

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広大な敷地に前田家の方々のお墓がたくさんあって、

しかも同じ形のため案内板を何回も確認しないと誰のお墓かわかりません。

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これが利家公のお墓です。

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古墳のように丸く山のようになっています。

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奥方の『おまつの方』は利家公の隣に葬られていました。

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この前田家の墓地の管理は金沢市がしていると思っていたのですが

『成巽閣』が担っているそうですが、

あの奥方の住まいの成巽閣???

続きを読む
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2021年09月25日

スーパーセール 妻のつぶやき


先日『楽天スーパーセール』がありました。

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1,000円以上の物を1つ買うとポイントが1倍、

2つ買うと2倍…というように上がっていき最高は10倍です。

そして、最後のポイントの倍率が買った商品全部の倍率になるので

毎回10品目になるよう皆に協力してもらっています。

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私はもちろんこの『楽天スーパーセール』に嵌まっています。

でも衝動買いはこの服2枚くらいで、

後は先日壊れたホームベーカリーやシーツ等々必要な物ばかり買いました。

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化粧水と乳液もこの機会にまとめ買いをします。

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旦那の好きな『食べる小魚』も買いました。

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さてさて、肝心のポイントは??

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2021年09月24日

石川県白山市日向で気密測定


おはようございます
健太郎です。

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8月19日は 石川県白山市日向で
Hamamoto建築研究室さまの
現場の気密測定を行いました。

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筋交いや耐力壁が
ガッチリ入っており
耐震性抜かりなしの模様。

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壁の断熱材はネオマフォーム。
厚みは100mm(50+50)に
付加断熱で外貼り45mmプラス。
気密テープで気密処理。

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天井の断熱材はネオマゼウス。
厚みは130mm(65+65)に
付加断熱でグラスウール105mmプラス。
コーキングにより気密処理。

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床の断熱材はネオマフォーム。
厚みは105mm(60+45)。
外皮UA値は なんと 0.22の
G3グレードを誇ります。

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それではチェックしていきます。
サッシはエクセルシャノンの
樹脂トリプルガラス。

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サッシ周りはコーキングと
気密テープによる気密処理。

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玄関土間まわりは
極太コーキングで気密処理。

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基礎と土台の取り合い、
スタイロフォーム周りは
コーキングがしっかり
入っていました。

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梁と2階の床の取り合いは
コーキングで気密処理。

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壁と床の取り合い、
柱周りはコーキングにより
気密処理。

ちなみに 床の気密は
大引き間の断熱ラインで
取ってあります。

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実はこの現場、
Hamamoto建築研究室さまでは
はじめての気密測定。

通常、はじめての測定だったら
写真の154パイの
整流筒(ラッパ部分)で
測定するのですが...

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気密処理を見た感じ
良い気密が出ると判断。
超高気密専用の100パイの
整流筒に切り替えました。

さて、気になる気密測定の
結果はいかに...。

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C値 = 0.11cm2/m2 の超高気密でした。

表示は四捨五入により0.1cm2/m2。
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それではC値改善(隙間埋め作業)を
開始します。

玄関ドアの電子ロック錠の
配線周りをコーキングで気密処理。

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これは吸音材付の排水配管。
クッション性がある配管のため
コーキングがうまく充填しにくい。

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コーキング切れがある
ところにしっかり充填しました。

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ここはユニットバス下の
排水配管周り。

配管周りは死角になる
ところが気密処理しにくいです。
測定器で減圧すると漏気しているか?
瞬時にわかるのがいいところ。(漏気しているところから空気が出てくる)

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ここは下屋根と梁との
取り合い部分。
この1本のみ気密処理が
忘れられていました。

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コーキングの返しも
しっかり入れました。

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最後は柱のホゾ穴部分。
ここを気密処理しないと
伝え漏れする可能性が
あるので注意しましょう。

さてさて、気になる
C値改善後の結果は...。

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C値 = 0.087cm2/m2 のウルトラ気密(0.1cm2/m2以下)でした。

表示は四捨五入により0.1cm2/m2。
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気密処理を頑張ったM本代表と
大工さんはとても喜ばれていました。

今回のC値改善により
αA(家全体の隙間面積)は
17cm2 → 13cm2と
4cm2の隙間が埋まりました。

n値(隙間特性値 範囲1〜2)は
1.31 → 1.18 と隙間風が入りにくい
特性に大幅改善。

はじめての気密測定で
0.1cm2/m2を切るのはすごいこと。

「いつもこのレベルの気密処理を
 されているのですか?」と聞いたところ

『今回は気合を入れてやりました。
 実は福田さんの気密チェック写真集や
 ブログを参考にさせてもらいました。』と
 M本代表。

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C値 = 0.087cm2/m2 で
UA値が 0.22。

両方、やり過ぎのスペックですが
お施主さまはとても喜ばれたと思います(^^♪


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2021年09月23日

富山県富山市八尾町で気密測定(完成)


稜です。

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9月14日は富山県富山市八尾町で
伊田直樹建築設計事務所さまの現場の
気密測定(完成)を行いました。

こちら二世帯住宅で、
とても大きなお家となっています。

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中に上がりますと、
黒がベースのシックなシューズクローク。
シュッといた感じがカッコいいですし、
たくさん収納が出来そうですね。

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写真 2021-09-14 12 23 13.jpg

LDKは広々としていて、
つい見とれてしまうような
かっこいい空間となっていました。
壁付けテレビやサッシの配置など、
空間デザインが本当にオシャレです。

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少し廊下を歩くと和室がありました。
白と木の柔らかい色でまとまっていて、
心の安らぐ一室となっていますね。
アーチ型のデザインに趣を感じます。

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その隣には先程とはまた別の、
これまたステキなLDK。
板張りになっている天井が、
とてもオシャレな空間を
作り出しています。

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勝手口の土間を見てみると、
お施主さまのお子さんの足型が。
ご家族の思い出が家の中に
形として残るのは素敵ですね。

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換気システムは第三種換気の
ルフロ400となっています。

写真 2021-09-14 11 59 04.jpg

気密測定をする前にルフロ400の
流量調整(排気する量の調整)を
していきます。
流量を調整することで、
家全体にバランス良く空気を循環させて
計画的な換気ができるようになります。

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LDKなど大きい空間の場合は
その分排気する量を多めに設定
する必要があります。
結果的に、とてもバランス良く
調整することができました。

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それでは気密測定をはじめます。
気になる結果は...

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C値=0.49cm2/m2の高気密でした。
表示は四捨五入により0.5cm2/m2。

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この結果に、立ち合いされた
お施主さまと伊田社長は
満足されたご様子でした。

暮らしやすさや換気の事などが
しっかりと考えられていて、
デザインもとても魅力的。
こんな素敵なお家に住まわれる
お施主さまが羨ましいです。
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2021年09月22日

石川県金沢市松村で気密測定(完成)


おはようございます
健太郎です。

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8月2日は 石川県金沢市松村で
ハンズスタイル鰍ウまの現場の
気密測定(完成)を行いました。

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シャッターは
文化シャッターですかね。
フラットなデザインがカッコいい。

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玄関へのアプローチは
コンクリート打ちっぱなし。
足元にはタイルが敷かれていました。

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玄関に入るとアイアンの
階段が目にとまりました。

玄関土間はアプローチと
同じタイル張り。
繋がりですね。

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1階のダイニングと和室。
和室に入るとイ草の
いい香り。

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階段途中にあった
素敵なニッチ。

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その先には大きな
埋め込み型のガラスケース。
正面はガラス張りです。

モノの出し入れは
お店のように裏からできる
ようです。凝っています。

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そして...
ハンズスタイルさまと言えば
やっぱり、2階リビング。

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ちょうど内見会中だったので
ディスプレイされていました。
雰囲気はとても爽やか。

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リビングコーナーはゆったり
した設計。

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オシャレな作り付けの
テレビ台はモールテックス。

ハードディスクレコーダーや
DVDプレイヤーなどの
置き場所はどこ?

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テレビの裏側に
大きな収納棚が...。

ここなら電波式のリモコンは
通じるので安心。
それにしても超大容量でした。

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リビング側からの眺め。
ガラスの向こう側に見えるのは
大きなウッドデッキ。

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めちゃ広いです。
コントロールの良い方は
キャッチボールが出来ます。

連続する梁が
これまたカッコいい。

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道路側には
板張りの屋根があり

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外ですが大きなサッシが
配置されていました。

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室内に戻るとそばに
作り付けのテーブル。
至れり尽くせりです。

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さて、脱線しましたが
測定しますよ〜。

三脚もなく変な風に
設置してありますが。

気になる完成気密の
結果はいかに...。

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C値 = 0.33cm2/m2 の超高気密でした。

表示は四捨五入により0.3cm2/m2。
IMG_2131.jpg

測定に立ち合いされた
監督さんは ほっと一安心。

大きな掃き出し窓が
3枚以上あって
この完成気密は立派です。

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素敵な2階リビングに
広々したバルコニー。
THE HANDS STYLE と
言えるような物件でした(^^♪


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2021年09月21日

福井県敦賀市道口で気密測定


おはようございます
健太郎です。

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8月11日は福井県敦賀市道口で
去ト田建築店さまの現場の
気密測定を行いました。

かなり大きな平屋の現場です。

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縁側がとっても長い。

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ここは屋根断熱&基礎断熱(床下が室内扱い)の現場。
実質延べ床面積(気密測定で使う延床面積)は
約300m2くらい。
めちゃくちゃ大きい物件です。

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リビングは勾配天井の仕様。
大空間で解放感が抜群です。

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サッシはYKKのAPW330。
樹脂ペアガラス。

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サッシ周りは気密テープと
コーキングにより気密処理。

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リビングの大開口サッシは
高さ2600ミリのAPW511。

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その窓からは緑豊かな
山並みが臨めました。

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断熱材は屋根・壁ともに
ウレタン吹付断熱。

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ユニットバスの下は
硬質ウレタンが吹かれていました。

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冒頭で言いましたが
ここは基礎断熱の現場。

柱の周りや床のジョイント部を
コーキングやテープで気密処理。

通常、床断熱(床下が外扱い)の場合は
床の隙間が漏気に直結するので
気密処理は当たり前。

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基礎断熱は床下が室内であるため
床の気密処理はめずらしい。

これは柴田社長のこだわり。
換気システムが床下設置の
マーベックスの澄家DC。

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床の仕上げで給気のガラリを
設置するのだが
先ほどのように床の隙間を
埋めること(気密処理する)で

換気計画の通りにガラリから
新鮮な空気が上がりやすい。
素敵な考え方です。

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それでは気になる
気密測定の結果は...。


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C値 = 0.18cm2/m2 の超高気密でした。

表示は四捨五入により0.2cm2/m2。
IMG_2417.jpg

それではC値改善(隙間埋め作業)を
開始します。
漏気の可能性の高い
玄関周りをチェック。

う〜〜ん。
リクシルの片引き戸から
そこそこ漏れてます。

IMG_2418.jpg

玄関ドア下端の基礎と土台の
取り合い部分から漏気あり。
コーキングを入れました。

IMG_2420.jpg
IMG_2422.jpg

施工箇所はCD管周り。
「もしかしたら電気屋さんが
 気密処理していないかも」と
いう不安を払拭するために
コーキングをたっぷり充填。

IMG_2411.jpg

基礎にあるマーベックスの
給排気口はちゃんと
目貼りされているし...。

IMG_2431.jpg

おおっと!!
基礎の砕石の水抜き穴が
開きっぱなしでした。

IMG_2432.jpg

コーキングをたっぷり充填。

さて、C値改善後の
測定結果はいかに...。

IMG_2435.jpg


C値 = 0.15cm2/m2 の超高気密でした。

表示は四捨五入により0.2cm2/m2。
IMG_2429.jpg

「玄関の片引き戸からどのくらい
 漏気しているか知りたい。」と
柴田社長が言いました。

私も知りたいです。
参考値になりますが玄関を
目貼りして測定することに。
その結果は...。


IMG_2434.jpg

参考値ですが...

C値 = 0.13cm2/m2 の超高気密でした。

表示は四捨五入により0.1cm2/m2。
IMG_2436.jpg

C値改善を頑張られた
柴田社長は...

「正直くやしい。玄関戸の目貼りなしで
 0.1cm2/m2以下にしたかった」と
言われてました。

IMG_2405.jpg

写真を撮り忘れましたが
屋根裏に登り、ウレタンからの漏気を
チェックしたり
床をまくりまくってチェックしたりと
思いつくところを全てしたのですが...。

完成の気密測定で
リベンジしたいです(^^♪


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2021年09月20日

福井県福井市グリーンハイツで気密測定


稜です。

写真 2021-09-03 8 55 44.jpg

9月3日は福井県福井市グリーンハイツで
樺広地所さまの現場の
気密測定を行いました。

写真 2021-09-03 8 54 11.jpg

写真 2021-09-03 8 56 09.jpg

並んだサッシから差す光で
明るい室内となっています。

写真 2021-09-03 9 00 06.jpg

この現場はプレウォール工法と
なっています。

写真 2021-09-03 8 58 43.jpg

天井はネオマフォームに
ウレタンを吹き付けた付加断熱仕様。

写真 2021-09-03 9 17 39.jpg

このグラスウールを階間に入れることで
足音などを吸音してくれます。

写真 2021-09-03 8 56 55.jpg

サッシはYKK APW330。
樹脂サッシのペアガラスです。

写真 2021-09-03 8 58 00.jpg

チェックをしていきます。
サッシまわりには綺麗に
コーキングが入っています。

写真 2021-09-03 9 37 43.jpg

写真 2021-09-03 9 41 31.jpg

柱まわり等にもこれまた綺麗に
コーキングが入っています。
こういった丁寧な施工が
良い気密に繋がっているんですよね。

写真 2021-09-03 8 48 25.jpg

ユニットバスの配管のまわりも
ピッチリとコーキングが
打ちこまれています。

それでは測定に移ります。
気になる結果は...

写真 2021-09-03 9 10 24.jpg

C値=0.12cm2/m2の超高気密でした。
表示は四捨五入により0.1cm2/m2。

写真 2021-09-03 9 31 28.jpg

既にとても良い気密なのですが、
いくつかある引き違いサッシからの
漏気が気になりましたので、
閉め直してパッキンの当たりを
調整して再度測定してみます。

その結果...

写真 2021-09-03 9 29 06.jpg

C値=0.11cm2/m2の超高気密でした。
表示は四捨五入により0.1cm2/m2。

αA (家全体の隙間面積)が
16cm2 → 14cm2
n値 (隙間特性値 範囲1〜2)が
1.20 → 1.14
と改善されました。

写真 2021-09-03 9 28 56.jpg

αA (家全体の隙間面積)
2cmも良くなったという結果に、
監督さんも驚かれていました。

サッシを閉め直したことで
パッキンの当たりが良くなり、
空いていた隙間が小さくなって
その分漏気が減ったんですね。

それでも完全に漏気が無くなった
というわけではありませんので、
やはり引き違いサッシが
気密に与える影響は
大きいということなんでしょう。
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2021年09月19日

転びました 妻のつぶやき


先日スーパーの駐車場で『車止め』に足を引っかけて転びました。

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思いきり倒れたのを2人の方に見られ心配されましたが、

恥ずかしかったので「大丈夫です」と言って逃げるように帰ってきました。

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でも、本当は全然大丈夫じゃなくて、

打撲と擦り傷でこんな状態になってしまいました。

IMG_7285.jpg

足も痛いし…。

IMG_7288.jpg

次の日になっても触ると痛いので

薬局で『キズパワーパッド』と『ドルマイシン軟膏』を買ってきました。

これでよくなるでしょう。

IMG_7290.jpg

ところで転んだ原因なんですが『歩きスマホ』だったのです。

メールをしながら歩いていて転びました。

IMG_7283.jpg

みんなから「これだけですんで良かったのよ!」と、

ホント、骨折していなくて良かったです。

気を付けます…。

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2021年09月18日

ホームベーカリー 妻のつぶやき


2日続けてパンがこんな状態で焼きあがりました。

IMG_7189.jpg

朝起きてパンがこんな状態だったらめっちゃ焦ります。

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どうやらホームベーカリーが壊れていて、

材料をかき混ぜることができないようです。

IMG_7194.jpg

そこで捏ねるのを手動にしました。

ネットで作り方を調べ、

1次発酵は常温の状態で1時間くらい置いて、

2次発酵はホームベーカリーに入れました。

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ちゃんと発酵してくれたようなので、

その状態のままホームベーカリーで焼きました。

ちょっと膨らみの足りない硬めのパンが出来上がりました。

IMG_7204.jpg

姉に聞いたところ、1次発酵の時私は水を入れたのですが

40度くらいのお湯にし、

その中にイースト菌を入れて発酵を促すといいそうです。

2回の発酵に2時間、そして捏ねる工程などなど…、

やっぱりホームベーカリー買おうかな。

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2021年09月17日

岐阜県岐阜市西中島で気密測定


おはようございます
健太郎です。

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8月6日は 岐阜県岐阜市西中島で
鞄n辺建設 プラスホームさまの
現場の気密測定を行いました。

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現場は南側の大型サッシから
朝日が差し込んでいました。

IMG_2347.jpg

筋違いが多く
耐震性能にも
注力されている模様。

IMG_2349.jpg

サッシはYKKのAPW330。
樹脂ペアガラス。

IMG_2350.jpg

サッシ周りはコーキングと
ウレタンにより気密処理されていました。

IMG_2356.jpg
IMG_2348.jpg

断熱材は屋根・壁ともに
硬質ウレタン。

IMG_2362.jpg

さて今回は測定前に
窓周りの気密処理を行います。

IMG_2351.jpg

このように窓周りの
木材のジョイント部に
気密テープを貼りました。

IMG_2363.jpg

窓の数だけあるので
通常時間がかかりますが
6人で施工したため
30分くらいで終わりました。

IMG_2368.jpg
IMG_2369.jpg

その後、柱と床の取り合い
部分にウレタンを注入。
毎度、おなじみの気密処理です。

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梁まわりの隙間が
気になったため予防で
ウレタンを入れました。

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さて、気になる気密測定の
結果はいかに...。


IMG_2371.jpg


C値 = 0.14cm2/m2 の超高気密でした。

表示は四捨五入により0.1cm2/m2。
IMG_2373.jpg

それではC値改善(隙間埋め作業)を
始めます。

玄関ドア周りはウレタンと
コーキングで気密処理されていましたが
その上から気密テープを追加。

IMG_2365.jpg

間柱のジョイント部分に
気密テープを貼りました。

IMG_2384.jpg
IMG_2385.jpg

家の入隅は漏気しやすいため
1階、2階とも気密テープで
押さえました。

IMG_2358.jpg
IMG_2383.jpg

ちょっと引き違い窓が
多いですね。
使い勝手が良いので
仕方がないですが。

IMG_2381.jpg

レールからの漏気量が
少し多い感じ。
なんとかこらえてくれ〜。

さてさて、C値改善後の
測定結果は...。

IMG_2378.jpg


C値 = 0.15cm2/m2 の超高気密でした。

表示は四捨五入により0.2cm2/m2。
IMG_2377.jpg

測定結果に 渡邉社長は 微量ですが
気密が落ちたことにショックを
受けていました。

C値改善前の
αA(家全体の隙間面積)が18cm2。
なぜか改善後が19cm2。
1cm2 ダウンです。

IMG_2365.jpg

これはたまにあるのですが
今回のC値改善では実際に隙間を
埋めたと思います。

IMG_2349.jpg

ただし、サッシのレールなどの
隙間は埋まっていないため
そんな漏気しやすいところから
改善前より多めに空気が入って
きていると考えられます。

IMG_2363.jpg

「みんなでC値改善を頑張ったのに
 気密が落ちるってどうよ!」

私もそう思いますが気密測定器は
漏気量から隙間を読み取るため
起こり得る事実。

完成ではサッシ調整もしっかりして
リベンジしたいです。


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2021年09月16日

換気のメンテが多くなりました


この間から、築16年経ったお家と21年経ったお家の方から、ほぼ同じ日に換気のメンテの依頼がありました。

16年のお家はジェイベック、ダッチマン11です。21年のお家はガデリウスエクソネットでした。

まず16年のお家は本体の換気モーターのシロッコファンの掃除です。



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排気口は埃の山で完全に詰まっていました。

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給気口のフィルターはもう形をとどめていません。触ると粉になります。

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排気口の掃除と給気口のフィルター交換が終わり、各部屋の排気口の風量測定します。

掃除するだけがメンテはありませんので、LDK、トイレ、洗面所など水蒸気、臭いの多い部屋など換気風量を多く各部屋の流量調整をします。

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どちらのお家も換気ダクトの施工が基本通り、丁寧な配管工事で、良く空気が回っていましたので安心です。


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2021年09月15日

石川県金沢市大額で気密測定


おはようございます
健太郎です。

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7月20日は 石川県金沢市大額で
潟Zブンワークスさまの
現場の気密測定を行いました。

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現場の近くには川が流れており
とてもいい雰囲気。
どこか金沢っぽい。(金沢です)

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現場は 清掃が行き届いた
明るい室内。

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サッシは YKKのAPW430。
樹脂トリプルガラス。

IMG_1845.jpg

サッシ周りはユラソール(高性能気密テープ)
で気密処理されていました。

IMG_1841.jpg

ここは床断熱(床下が外扱い)の現場。
剛床のジョイント部分、
柱周りの立ち上がり部分は
ユラソールにより気密処理。

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玄関周りの基礎と土台の
取り合い部分

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IMG_1848.jpg

ユニットバス周りも
ユラソールで気密処理。

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IMG_1852.jpg

この現場は平屋風の設計。
2階の小屋裏エリアが広く
吹き抜けありの大空間です。

IMG_1839.jpg


さて、気になる気密測定の
結果はいかに...。


IMG_1872.jpg


C値 = 0.097cm2/m2 のウルトラ気密(0.1cm2/m2以下)でした。

表示は四捨五入により0.1cm2/m2。
IMG_1851.jpg

実はこの現場 ...
お施主さまが自らユラソールで
気密処理された現場です。
気密シート貼り作業もやられたようで
めちゃくちゃ大変だった想像します。

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それではC値改善(隙間埋め作業)を
開始します。

ユニットバスの給湯給水
配管周りの気密をウレタンで強化。

IMG_1876.jpg

床下から立ち上げた
電気配線周りも気密処理。

IMG_1854.jpg

梁周りの気密処理は難関です。
時間をかけて丁寧に処理されていました。

IMG_1859.jpg

見た目は漏れそうもないですが
間柱の取り合いを気密処理。
外部に面する木材のジョイントは
疑うべしです。(書くのは簡単...)

IMG_1888.jpg

最強のテープ?と言われる
ユラソールですが完ぺきではありません。

相性や清掃状態(貼る場所)にも
左右されるもので写真のように
浮いてくる可能があります。

IMG_1889.jpg

ま〜これは ユラソールに限らず
気密テープの施工は確認のために
再度押さえることをお勧めします。

このように紙を使って押さえるのも良し
ヘラやローラーなどで押さえるのも良し。

IMG_1887.jpg
IMG_1882.jpg

もちろんお施主さまも
C値改善に参戦。

兎に角テープの浮きを
押さえて回りました。

IMG_1879.jpg
IMG_1883.jpg

梁周りの気密処理を
大工さんが強化。

IMG_1885.jpg
IMG_1886.jpg

最後は化粧柱まわり。
なかなかガッチリ気密処理
しにくい化粧柱。

仕上げで隠れるラインを考慮し
しっかり押さえました。

さてさて、C値改善後の
測定結果はいかに...。


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C値 = 0.088cm2/m2 のウルトラ気密(0.1cm2/m2以下)でした。

表示は四捨五入により0.1cm2/m2。
IMG_1895.jpg

測定結果にお施主さまは
「結構、頑張ったつもりだが気密は奥が深い」
と言われていました。

いやいや、ベースはもちろん大工さんの
腕ですが 0.1cm2/m2を切った気密は
お施主さまの頑張りです。

今回のC値改善により
αA(家全体の隙間面積)は
11cm2 → 10cm2と
1cm2の隙間が埋まりました。

n値(隙間特性値 範囲1〜2)は
1.04 → 1.03 と更に高レベルに。
隙間風が超入りにくい穴の質です。

IMG_1852.jpg

今回は家全体の気密処理を
お施主さま夫婦で施工した現場でしたが
素晴らしい気密が出てよかった〜。

とても良い思い出になったと
思われます(^^♪


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2021年09月14日

石川県小松市吉竹町で気密測定


おはようございます
健太郎です。

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8月3日は 石川県小松市吉竹町で
活タ藤建築事務所さまの現場の
気密測定を行いました。

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正面に配置された大型サッシから
まぶしい朝日が差し込んでいました。

IMG_2135.jpg

サッシはYKKのAPW430。
樹脂トリプルガラス。

IMG_2158.jpg

サッシ周りはユラソール(高性能気密テープ)
により気密処理。

IMG_2142.jpg

断熱材は旭ファイバーグラスの
高性能グラスウール アクリアα36kg 。
ふっわふっわの断熱材です。

IMG_2164.jpg

そのグラスウールを
タイベックスマート(気密シート)内に
充填しユラソールで気密処理。

IMG_2148.jpg
IMG_2149.jpg

床の剛床のジョイント部
柱の立ち上がりも
ユラソールで気密処理。

IMG_2151.jpg

2階に上がるとこんな感じ。
スキップフロアでしょうか。

IMG_2152.jpg

部屋の中に
不思議なBOX(箱)?

IMG_2176.jpg

バルコニーでした。

IMG_2161.jpg

ここからの景色はとても
良いものでした。(^^♪

IMG_2177.jpg

外ですが天井には
気密シート。

この上が部屋になっているため
断熱材を充填し、気密シートを
貼ったのだと思われます。

IMG_2162.jpg

BOXの上に登るとこんな感じ。
高さは十分あります。

IMG_2165.jpg

右側は下から見ると足場が
組まれていました。
吹き抜けになる設計かな?

IMG_2155.jpg

完成図が想像しにくいですが
ここは2階リビングの設計です。

さて、今回は C値改善(隙間埋め作業)
を先行していきます。

IMG_2187.jpg

スリーブ周りのテープの
浮きを押さえます。

IMG_2167.jpg

玄関ドア周りのテープを
追加し気密を強化。

IMG_2172.jpg

見えますか?
テープの浮き。

IMG_2180.jpg

どんなに良い気密テープを使っても
テープの浮きゼロは難しい。

IMG_2182.jpg

施工箇所をくまなく確認し
押さえて回るしかないと考えます。

IMG_2174.jpg
IMG_2183.jpg

テープが浮くと
気道が出来やすいため
押さえて、押さえて
押さえまくりました。

IMG_2166.jpg


さて、気になる気密測定の
結果はいかに...。


IMG_2178.jpg


C値 = 0.10cm2/m2 の超高気密でした。

IMG_2190.jpg

C値改善をがんばった設計士さんは
結果にほっと一安心。

大型の引き違いサッシ(掃き出し窓)が
3枚あって、0.1フラット。
かなり優秀です。

IMG_2152.jpg

それにしても
この難しい設計の気密処理。
断熱材の充填を含めると
工期が1か月掛かっている模様。

本当に根気強くがんばられたと
尊敬いたします。


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2021年09月13日

石川県小松市向本折町で気密測定


おはようございます
健太郎です。

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7月16日は 石川県小松市向本折町で
竃k製材所 ウィッシュホームさまの
現場の気密測定を行いました。

IMG_1668.jpg

IMG_1669.jpg

現場はきれいに清掃されており
大型サッシから日が差し込む
明るい室内。

IMG_1670.jpg

断熱材は屋根と天井高の桁上のみ
ウレタン吹付断熱。

IMG_1677.jpg

1階、2階の壁の断熱材は
セルロースファイバー。
断熱材充填前の面材のみ
の測定になります。

IMG_1687.jpg

サッシはYKKの
APW430(樹脂トリプルガラス)と
APW330(樹脂ペアガラス)の
組み合わせ。

IMG_1688.jpg

サッシ周りはコーキングと
ウレタンにより気密処理。

IMG_1678.jpg

ここは室内側。
面材のジョイント部分は
コーキングが入れてありました。

IMG_1705.jpg

外側では ...
面材のジョイントは気密テープと
コーキングにより気密処理。
梁などの木材まわりにも
しっかりコーキングが入っていました。

文章で書くの簡単ですが
この気密処理はめちゃくちゃ
大変だったと思われます。

IMG_1671.jpg

それでは測定器で減圧して
隙間を埋めていきます。

玄関ドアの下端をウレタンで
埋めました。

IMG_1701.jpg

突き詰めると
微細な漏気があったため
コーキングを充填。

IMG_1696.jpg

ホールダウン金物周りを
ウレタンで気密処理。

ここは基礎断熱の仕様。(床下が室内扱い)
基礎断熱であってもホールダウン金物周りは
気密処理した方が良いです。
特に外周部は...。

IMG_1680.jpg

窓台と面材の取り合い部分を
ウレタンで気密処理。

IMG_1702.jpg
IMG_1703.jpg

筋交いと面材の取り合いを
ウレタンで気密処理。

IMG_1676.jpg
IMG_1675.jpg

兎に角、壁とにらめっこ。
気密処理を忘れている部分があると
そこから集中して漏気する
可能性があります。

IMG_1685.jpg

車庫に繋がる片引き戸から
漏気がありました。

使い勝手が良い分、
構造上の気密性が良くないのは
仕方がありません。

IMG_1684.jpg


さて、気になる気密測定の
結果はいかに...。


IMG_1710.jpg


C値 = 0.072cm2/m2 のウルトラ気密(0.1cm2/m2以下)でした。

表示は四捨五入により0.1cm2/m2。
IMG_1709.jpg

測定に立ち合いされた
お施主さまはとても喜び
結果を指さし確認されていました。

αA(家全体の隙間面積)は
14cm2。(4×3.5cm)

n値(隙間特性値 範囲1〜2)は
1.27。

IMG_1704.jpg

C値に対し、n値がほんの少し大きいのは
片引き戸から集中して漏気している
と考えられます。

それでも 0.1cm2/m2を大きく
切ってくるのは流石としか言いようがありません。
完成気密が楽しみですね(^^♪

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2021年09月12日

スペシャルドリンク 妻のつぶやき


毎朝、旦那はスペシャルドリンクを飲んでいます。

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『国産のレモン』をすりおろし、抹茶と甘酒を入れて作ります。

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時期が時期だけにこのところ『国産レモン』が無くて苦労しています。

そこでネットでペースト状の『国産レモン』を買ってみました。

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少ない量の物を買ってみよう…と思いましたが、

160gで486円なのに対して、送料が1,100円もするのです。

そこで『送料無し』になるよう16袋も買いました。

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昨日商品が届いたのですが、これがなんと『冷凍食品』だったのです。

冷凍庫が満杯!

どうしましょうあせあせ(飛び散る汗)

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2021年09月11日

時間が空いた! 妻のつぶやき


突然『ぽっ』と時間が空いたらどうします?

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待ち合わせが相手の都合で1時間遅れることになり、突然時間ができました。

出先だったのですが、どう過ごしましょう♪

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お花でも見て廻りましょうか、

それともスーパーでゆったりと買い物?

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う〜ん、ユニクロに行く…っていうのもいいですね。

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結局、スポーツセンターへ行って、

お風呂に30分、もみもみタイム30分…で1時間使いました。

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何しよう、何しよう…と考えているときが楽しくて、うれしくて、

突然沸いたご褒美♪でした。

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