2021年10月08日

石川県白山市徳丸町で気密測定


稜です。

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9月21日は石川県白山市徳丸町で
潟jューハウス工業さまの現場の
気密測定を行いました。

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室内は広々とした空間となっています。

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断熱材はグラスウール、
気密シート貼りの仕様。

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天井はネオマフォームで断熱。
取り合いにしっかりとコーキングが
入っていますね。

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サッシはYKK APW330。
樹脂ペアガラス。

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それではチェックをしていきます。
この現場は床断熱ですので、
剛床に気密テープを貼って
気密を確保しています。

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配管の貫通部はコーキングで
気密処理をしてあります。

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サッシまわりにはコーキングが
しっかりと入っています。

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一階天井の取り合い部分は
コーキングが入っていて、
伝い漏れの対策がしてあります。

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ユニットバスは断熱材に
ウレタンを吹き付けて
気密処理をしてあります。

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給湯給水の配管などの貫通部も
しっかりとウレタンで気密処理。

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チェックが終わりましたので
測定に移ります。
気になる結果は...

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C値=0.36cm2/m2の高気密でした。
表示は四捨五入により0.4cm2/m2。

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C値改善作業(隙間埋め)をはじめます。
エアコンの配線配管を通すスリーブが
気密処理されていませんでした。

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同じ状態の物が数か所ありましたが、
大工さんがコーキングで
気密処理をしてくださいました。

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コーキングが切れている箇所が
あったようですので、
コーキングを打ち直します。

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シートのシワが寄っているところに
テープの浮きが出来てしまっています。
微量の漏気ではありますが、
これが多ければ多いほど
気密に影響してしまうので
気を付けて見る必要があります。

さて、再度測定に移ります。
結果は...

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C値=0.33cm2/m2の超高気密でした。
表示は四捨五入により0.3cm2/m2。

αA(家全体の隙間面積)は
68cm2 → 63cm2

n値(隙間特性値 範囲1〜2)は
1.37 → 1.32
改善されました。

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この結果に監督さんも
納得されたご様子でした。

コーキングが切れていたり、
気密処理をし忘れている箇所などを
確認して直すタイミングなんて
普段はあまり無いと思います。

ただ数値を測るだけでなく、
そういった改善の作業をすることが
気密測定をする上で大切なことですね。
posted by 山男のつぶやき at 06:00 | Comment(1) | TrackBack(0) | 気密測定
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