稜です。
10月7日は石川県能美市徳久町で
トラスト住建㈱さまの現場の
気密測定を行いました。
玄関ドアが引き戸ですね。
あんまり漏れませんように...
中に上がります。
断熱は屋根壁ともに
ウレタン吹き付け断熱と
なっています。
サッシはリクシルのエルスターS。
樹脂ペアガラス。
チェックしていきます。
サッシ周りはコーキングで
気密処理してあります。
サッシと窓台の間に挟んであるのは、
水切り用の透湿シートでしょうか。
しっかりと上からテープが
貼られていますね。
床断熱ですので、
剛床のジョイント部分に
気密テープが貼ってあります。
ホールダウンの金物。
ちゃんとコーキングが打たれています。
床断熱の場合は貫通部を
埋めておかないと気密漏れします。
外部収納の付近にある
配線の貫通部がなんだか怪しい。
大工さんがコーキングで
気密処理してくださいました。
チェックが終わりましたので、
測定に移ります。
気になる結果は...
C値＝0.17cm2/m2の超高気密でした。
表示は四捨五入により0.2cm2/m2。
C値改善作業（隙間埋め）をはじめます。
勝手口のスタイロの隙間から、
スゥ...と漏気がありました。
監督さんにコーキングで
隙間を埋めていただきました。
玄関周りからも漏気が。
ウレタンで気密処理をしました。
ここは本当に漏れやすいです。
サッシの下部、隅の方から
スゥーッと漏気を感じます。
恐らく気密処理として貼った
テープが浮いてしまったのでしょう。
数か所ありましたので、
コーキングで気密処理を
していただきました。
それでは再度測定に移ります。
結果は...
C値＝0.16cm2/m2の超高気密。
表示は四捨五入により0.2cm2/m2。
αA（家全体の隙間面積）が
30cm2 → 28cm2
と改善されました。
この結果に、監督さんは
少し悔しそうにしていました。
今回、玄関引き戸からの漏気は
あまり感じられませんでしたし、
改善した箇所の漏気量からして
もう少し数値が良くなると
思っていたのですが...。
次こそは気密をより良く
改善できるように頑張ります。
