おはようございます
健太郎です。
4月28日は 石川県金沢市矢木で
ハンズスタイル鰍ウまの現場の
気密測定を行いました。
店舗のような外観です。
現場はボード貼り前の状態。
気密測定のベストタイミングは
ボードを貼る前ですよ〜。
ボードを貼っちゃうと
どこから漏気しているのか
確認できませんので...。
2階から正面の
縦2連サッシが見えますね。
サッシはYKKのAPW430。
樹脂トリプルガラス。
そのサッシを監督さんが
気密処理されてます。
監督さんとサッシの大きさを比べると
めちゃくちゃ大きいことがわかります。
断熱材は天井がサーモウール(羊毛)。
壁の断熱材はパワーマックス。
それらの断熱材を
タイベックスマート(気密シート)に
充填して気密処理。
換気システムはジェイベックの
セントラル第3種換気 グリーンファン。
ハンズスタイルさまは
メンテナンスのし易さから
壁付け仕様が多いです。
さて、気になる気密測定の
結果はいかに...。
同じく漏れが多いのは
勝手口の下端。
ここもウレタンで止めました。
玄関土間まわりの
気密パッキンにも注意。
パッキンの終端や
入隅やジョイントから
漏気しやすい。
ここも定番ですが
ユニットバス下の配管周り。
測定器で減圧しないと
漏れているかわからない。
特にパイプ下は死角に
なることが多く気密処理しにくい。
シートを貫く配管周りや
梁周りはテープが浮き易いので
要チェック。
最後に...
あの大きなサッシの下端に
気密テープを追加し
そこに繋がる剛床のジョイント部に
テープを貼りました。
それでは再測定。
C値改善後の結果はいかに...。
C値 = 0.15cm2/m2 の超高気密でした。
表示は四捨五入により0.2cm2/m2。
C値改善をがんばった監督さんは
ほっと一安心されていました。
今回のC値改善により
αA(家全体の隙間面積)は
23cm2 → 19cm2 と
4cm2 の隙間が埋まりました。
n値(隙間特性値 範囲1〜2)は
1.36 → 1.30 と少し改善。
ハンズスタイルさまでは
完成気密も測っています。
この大きなサッシ周りが
どのように仕上がるのか楽しみです(^^♪