2022年07月08日

福井県福井市西開発で気密測定


稜です。

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6月22日は福井県福井市西開発で
日の丸工務店さまの現場の
気密測定を行いました。

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中に上がります。

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壁の断熱材は、
ボード状断熱材の
ネオマフォーム。
取り合いには、
ビッチリとコーキングが
入っています。

写真 2022-06-22 8 39 01.jpg

屋根はウレタン吹き付け断熱
となっています。

写真 2022-06-22 8 51 32.jpg

サッシはリクシルのEW。
樹脂ペアガラスです。

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チェックしていきます。
サッシ周りの気密処理。
基本はコーキングを入れて、
透湿性のある水切りシートは
伝い漏れの対策として
テープで気密処理されています。
とても丁寧な施工ですね。

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こちらも見てビックリ。
玄関の土間周りですが、
隙間という隙間を
とても丁寧にコーキングで
気密処理してありますね。
コーキングを入れた後に、
上から指でなぞって
隙間を埋めています。

表面に見える分だけか、
しっかり奥まで入っているか。
この違いは、
気密にも耐久性にも影響しますので
大切な事だと思います。

写真 2022-06-22 8 46 55.jpg

こちらはホールダウン金物。
ウレタンで全体が覆われています。
外周部ですので、
気密と熱橋の対策として
とても有効的ですね。

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基礎断熱の現場の測定時には、
換気システム用の基礎貫通部や
水抜きの穴などは塞ぐ必要が
あります。
何で塞いでも問題ありませんが、
テープであれば埋められない箇所や
まだ埋めたくない箇所でも、
後から剝がせるので良いですね。

写真 2022-06-22 8 51 14.jpg

それでは測定を始めます。
気になる結果は...

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C値=0.13cm2/m2の超高気密です。
表示は四捨五入により0.1cm2/m2。

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少しだけ、
C値改善作業(隙間埋め)
をします。
二階の床と柱と胴差し。
取り合いに存在するこの溝は、
漏気する原因の一つとなります。

写真 2022-06-22 9 23 13.jpg

外壁側の面材などで、
気密を取っている現場であっても
伝い漏れが起きることがあります。
室内側で気密を取っている
現場であれば、なおさらです。
一階の床と柱、土台の
取り合いに関しても、
同様の事が考えられます。

ウレタンで気密処理をします。
こんなところから
気密漏れしないだろうと思う方も
いらっしゃるかも知れませんが、
施工の邪魔にならないようで
あればやって損することは
ありませんのでおススメです。

それでは再度測定を始めます。
結果は...

写真 2022-06-22 9 42 28.jpg

C値=0.11cm2/m2の超高気密です。
表示は四捨五入により0.1cm2/m2。

αA (家全体の隙間面積)が
18cm2 → 16cm2

n値 (隙間特性値 範囲1〜2)が
1.29 → 1.18
となっています。

写真 2022-06-22 9 42 56.jpg

この結果に、
立ち合いされた大工さんは
満足されたご様子でした。

現場のコーキング処理は、
全部大工さんがお一人で
されたと聞いてビックリ。
こんな丁寧な気密処理を家全体。
気が遠くなるような作業量ですね。
大工さんの根気と熱意が
この素晴らしい気密に
繋がっているのですね。

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現場には、
大きめの引き違いサッシが
いくつかありましたが、
下のレールなどから
漏気しているようでした。
一ヶ所に存在する隙間面積が
1〜2cm2だと仮想すると、
サッシだけでも多ければ
8cm2分も漏気していると
考えられます。

掃き出し窓などは、
大きい物の出し入れも出来て
とっても便利なんですが、
その分気密に影響しやすいですね。
見栄えや使い勝手を取るか、
気密の事を優先して考えるか。

高気密の家を建てたいと
考えている方は、
サッシの選定によるリスクなども
理解して頂きたいです。
posted by 山男のつぶやき at 06:00 | Comment(0) | TrackBack(0) | 気密測定
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