2022年08月19日

福井県丹生郡越前町で気密測定


稜です。

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8月4日は福井県丹生郡越前町で
樺西工務店さまの現場の
気密測定を行いました。

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中に上がります。

写真 2022-08-04 13 49 19.jpg

壁の断熱材はグラスウール。
気密シート貼りの仕様です。

写真 2022-08-04 13 51 19.jpg

天井の断熱材は、
ボード状断熱材の
パイナルフォームネオ。
取り合いはコーキングで
気密処理されています。

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サッシはYKK APW330。
樹脂ペアガラスです。

写真 2022-08-04 13 49 34.jpg

チェックしていきます。
サッシ周りは、
テープで気密処理してありますね。
隅までビッチリと丁寧に
貼ってあるので素晴らしいです。

丁寧であればテープが浮いたり
剥がれたりしづらいですし、
気密もしっかり取れますので
大切なことですね。

写真 2022-08-04 13 51 54.jpg

現場は床断熱ですので、
床で気密を確保する必要があります。
剛床のジョイントにテープ
を貼って気密処理してありますね。

写真 2022-08-04 13 51 38.jpg

柱周りもテープで
気密処理されています。

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配管の床貫通部。
周りをコーキングで気密処理
してあります。

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それでは測定を始めます。
気になる結果は...

写真 2022-08-04 14 19 50.jpg

C値=0.33cm2/m2の超高気密です。
表示は四捨五入により0.3cm2/m2。

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C値改善作業(隙間埋め)
をします。
柱周りにテープを
貼っていない箇所がありました。
手を近づけてみると、
漏気しているのが分かります。

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四面の内の一面だけ
でしたので、
貼っている最中に電話が
鳴ったりしてそれきり
忘れていた感じですかね。
テープを貼って気密処理しました。

写真 2022-08-04 14 26 06.jpg

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二階の気密シートの根元当たりを
貫通している配線が、
そのままスポスポの状態に
なっていました。
配線の周りにコーキングを打って
気密処理をしました。

写真 2022-08-04 14 22 50.jpg

一階の外周部に隙間を発見。
床の取り合いにテープを貼って
気密を取っていますので、
端っこのこんな隙間からも
漏気してしまいます。

写真 2022-08-04 14 32 33.jpg

テープでの気密処理が難しいので、
コーキングを詰め込んで
隙間を埋めました。

写真 2022-08-04 14 43 38.jpg

気密シート貼りの現場では、
シートを床まで降ろして
床にテープを貼って気密を
確保している場合には、
こういった剛床と剛床の隙間と
シートの内部が繋がっているので
この溝から漏気します。

写真 2022-08-04 14 55 55.jpg

目立った隙間でない限りは
露骨な漏気にはなりませんが、
注意はしなければなりません。
溝の根元(気密シートと床の取り扱い)
にコーキングなどを詰めれば、
漏気を止められるので
処理方法としておススメです。

不安であれば、
その後に外周部の剛床の取り合いに
テープを貼って気密処理するのも
良いと思います。

それでは再度測定を始めます。
結果は...

写真 2022-08-04 15 00 10.jpg

C値=0.29cm2/m2の超高気密です。
表示は四捨五入により0.3cm2/m2。

αA (家全体の隙間面積)が
49cm2 → 43cm2

n値 (隙間特性値 範囲1〜2)が
1.20 → 1.13
となっています。

写真 2022-08-04 14 59 57.jpg

この結果に、
立ち合いされた監督さんは
満足しているご様子でした。

写真 2022-08-04 14 58 51.jpg

この剛床と剛床の取り合い(隅のところ)。
こんなところからも漏気しています。
剛床同士でビッチリ当たっているから
隙間なんてあるわけないだろうと、
私ですらそう思います。

ですが、実際にあります。
見た目では分からなくても、
測定器で減圧をすると
隙間の有無が確かになります。
流石にこんな見て分からないほどの
隙間だと漏気量も少ないですが、
似たものがいくつも存在していると
確実に気密は落ちます。

気密測定って、
測定するだけじゃなく
見ても分からない隙間を
確かめるチャンスなんです。
発覚した隙間を埋めることで
その経験と知識から、
他の現場に対策したりして
活かすことが出来ると思います。

ただ測定するだけじゃなく、
改善して学ぶ機会もある。
とても有意義だと思います。
posted by 山男のつぶやき at 06:00 | Comment(0) | TrackBack(0) | 気密測定
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