2023年01月30日

富山県小矢部市観音町で気密測定


稜です。

写真 2023-01-19 12 21 38.jpg

1月19日は富山県小矢部市観音町で
すぎはら建築工房さまの現場の
気密測定を行いました。

写真 2023-01-19 12 45 41.jpg

正面から見ると
あまり大きくは見えませんが、
後ろから見てみると
家の大きさにビックリします。

写真 2023-01-19 12 30 53.jpg

写真 2023-01-19 12 33 00.jpg

中に上がります。

写真 2023-01-19 12 30 28.jpg

壁の断熱材はグラスウール。
付加断熱で外壁側に
フェノバボードが
施工されています。

写真 2023-01-19 12 31 09.jpg

屋根の断熱材も同じで、
グラスウール+フェノバボード。
こちらはフェノバボードの上に
グラスウールが乗っている
ようですね。

写真 2023-01-19 12 34 10.jpg

サッシはYKK APW330。
樹脂ペアガラスです。

写真 2023-01-19 12 48 24.jpg

現場は基礎断熱。
基礎の配管貫通部は、
気密処理する必要があります。
ウレタンで丁寧に
処理されていますね。

写真 2023-01-19 12 46 28.jpg

こちらは水抜き穴。
テープで塞いでありますね。
塞がっていれば、
ウレタンでもコーキングでも
テープでも粘土でも、
なんでも大丈夫です。

写真 2023-01-19 12 46 08.jpg

おっと、
処理されていない水抜き穴
を発見しました。

写真 2023-01-19 13 10 00.jpg

ウレタンを中に詰めて
気密処理をしました。
空いたままだと、
その分気密が落ちるので
要注意ですね。

写真 2023-01-19 13 31 10.jpg

屋根部分の気密処理。
基本的に、
壁も屋根も外側で
テープを貼って気密処理
しているそうですが、
室内側からもコーキング等で
気密処理してあるようですね。

写真 2023-01-19 13 39 15.jpg

測定をする前に、
減圧をしながら少しだけ
C値改善作業(隙間埋め)
をします。
先程の下屋部分。
梁とボードの取り合いから
少しだけ漏気していたようです。

ボード自体はテープで
気密処理してありますが、
取り合いまでしっかり
処理しておきたいですね。

写真 2023-01-19 13 20 13.jpg

ここで社長が取り出したのは、
サーモグラフィ。
勝手口の付近を怪しんで
調べているようです。

写真 2023-01-19 13 33 08.jpg

結果的に、
勝手口のサッシ枠などから
漏気が確認できたようです。
こちらはコーキングで
気密処理をしました。

写真 2023-01-19 13 14 06.jpg

改善作業を終えて、
測定に移ります。
気になる結果は...

写真 2023-01-19 13 27 06.jpg

C値=0.16cm2/m2の超高気密です。
表示は四捨五入により0.2cm2/m2。

写真 2023-01-19 13 53 10.jpg

この結果に、
立ち合いされた社長は
納得されたご様子でした。

C値がギリギリ 0.1cm2/m2 表示に
届かなかったものの、
とても良い気密です。

これだけ気密が良くて、
Ua値はG2グレード、
耐震等級3というスペック。
安心安全で暖かい、
快適な生活を送ることが出来る
家になりますね。
posted by 山男のつぶやき at 06:00 | Comment(0) | TrackBack(0) | 気密測定
最近のトラックバック