2023年01月31日

福井県あわら市で気密測定


おはようございます
健太郎です。

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1月10日は 福井県あわら市で
椛搏c材木店さま(ウェルネストホーム)の
現場の気密測定を行いました。

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面材はあんしんボード。
ボードのジョイントと ...

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木材の取り合いに気密テープ。
外側で気密を取ったカタチです。

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室内は柱や筋交いが
かなり多い印象。

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この現場は断熱材充填前の
測定になります。

最近、断熱材を入れる前の
気密測定はかなり増えました。

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サッシは日本製の
樹脂トリプルガラス。

サッシ周りは気密テープに
より気密処理。

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お風呂の下は基礎断熱仕様。
断熱材の取り合いは
気密テープで気密処理。

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給湯給水配管まわりは
コーキングで気密処理。

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大工さんと稜が
何やら話してます。

外から引いてきた
配管ですが保護カバーを
伝って気密漏れするかも...。

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保護カバーの先端を
気密処理することにしました。

ワケのわからないところから
漏気するかも?という話です。

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ホールダウン金物まわりは
気密テープで気密処理。

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それでは測定します。
気になる気密測定の結果は...。


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C値 = 0.096cm2/m2 の超々高気密でした。

表示は四捨五入により0.1cm2/m2。
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それではC値改善(隙間埋め作業)を
開始します。

まずは玄関ドア周り。
基礎周りから若干の漏気あり。
気密テープを貼って漏気を止めました。

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次に注目したのは
外周部に位置する
梁と天井の取り合い。

僕たちの感度だと
微量に漏気を感じます。

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大工さんにお願いして
外周部に面する梁と天井の
取り合いにコーキングを打つことに。

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コーキングは
押さえてなんぼ。

コーキングを打った後、
指で押さえて隙間に充填。

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できれば外周部だけでなく
返しを入れたい。

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この部分が返しです。

梁と天井の隙間を通って
漏気する可能性あるため
それをガードするカタチ。

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私はひたすらに
天井にある柱用のほぞ穴に
ウレタンを入れました。

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天井の気密は上から
気密テープを貼ってあるとのこと。

IMG_2937.jpg

ですが経験上、
この部分は伝い漏れの
出口になり易い。

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経年劣化により
テープが浮いたとしても
ここさえ(大きな出口)を押さえておけば
そこそこ押さえられると考えます。

さて、C値改善の測定結果は
いかに...。

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C値 = 0.053cm2/m2 の超々高気密でした。

表示は四捨五入により0.1cm2/m2。
IMG_2971.jpg

C値改善を頑張った
増田さん(設計士)は とても喜び
詳細結果を確認されていました。

今回のC値改善により
αA(家全体の隙間面積)は
9cm2 → 5cm2 と
4cm2の隙間が埋まりました。

n値(隙間特性値 範囲1〜2)は
1.07 → 1.02 ともともと隙間風が
入りにくい値からさらに改善。

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約90分くらいのC値改善。
超々高気密の状態から
4cm2改善は大きい成果。

外周部の取り合いと天井のほぞ穴の
気密処理は効果バツグンでした(^^♪

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posted by 山男のつぶやき at 06:00 | Comment(0) | TrackBack(0) | 気密測定
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