2023年02月02日

福井県敦賀市長谷で気密測定


おはようございます
健太郎です。

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1月13日は福井県敦賀市長谷で
去ト田建築店さまの現場の
気密測定を行いました。

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面材は EXハイパー。

面材の取り合いは
気密テープにより
気密処理されていました。

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断熱材は 屋根・壁共に
ウレタン吹付断熱。

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鉄パイプ?と思いきや
ビルシュタインの制振ダンパー。

クルマ&バイク好きならわかる
ショックアブソーバーのメーカーです。

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サッシはYKKのAPW330。
樹脂ペアガラス。

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サッシ周りはコーキングにより
気密処理されていました。

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ここは基礎断熱(床下が室内扱い)の現場。
柱周りは気密材を使って
気密処理されていました。

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これは柴田社長のこだわり。
床下エアコンを設備する現場で
計画したガラリから暖気をしっかり出すには
できるだけ床の隙間を埋めた方が
良いとのこと。

ナイスな考えです(^^♪

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2階から1コマ。
山がすごくきれいに
眺められました。

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あらら...。
電子錠の配線穴が
開きっぱなし。

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電線を通してないので
気密テープで塞ぎました。

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測定器がまともに写ってない
ですが... 測定します。すみません

気になる気密測定の
結果はいかに...。

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C値 = 0.083cm2/m2 の超々高気密でした。

表示は四捨五入により0.1cm2/m2。
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それではC値改善(隙間埋め作業)を
開始します。

まずは定番の玄関まわり。
基礎と気密パッキンの取り合いの
漏気をコーキングで止めました。

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床下があやしいかも...と
点検口を開けて
床に潜る柴田社長。

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基礎を貫く、給湯給水配管の
周りから若干の漏気あり。
ウレタンで埋めました。

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ここは下屋根部分。
EXハイパーが貼られている
下端があやしい。

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EXパイパーの裏から
伝い漏れする可能性があったため
下端にウレタンを入れてもらいました。

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あとは定番ですが
柱と床の取り合いのホゾ穴。

ここは効きますので
本当におススメ!

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この現場は基礎断熱なので
床下からの漏気はありません。

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柱のキワを伝ってくる
漏気止めの処置です。
ウレタンをしっかり充填しました。

さて、C値改善後の
測定結果はいかに...。


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C値 = 0.057cm2/m2 の超々高気密でした。

表示は四捨五入により0.1cm2/m2。
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C値改善を頑張られた柴田社長は
とても喜び、結果を確認されていました。

今回のC値改善により
αA(家全体の隙間面積)は
16cm2 → 11cm2 と
5cm2 の隙間が埋まりました。

n値(隙間特性値 範囲1〜2)は
1.42 → 1.12 と隙間風が入り難い
特性に大幅改善。

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そもそも超高気密の場合、
改善作業をがんばっても
C値に反映するのはなかなか難しい。

でも今回はやっただけ
数値に反映された素晴らしい結果。

通常、0.1cm2/m2以下の
超高気密から5cm2 埋めるのは
至難の業ですから(^^♪

posted by 山男のつぶやき at 06:00 | Comment(0) | TrackBack(0) | 気密測定
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