2023年03月22日

石川県金沢市堅田町で気密測定


おはようございます
健太郎です。

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1月13日は 石川県金沢市堅田町で
Hamamoto建築研究室さまの
現場の気密測定を行いました。

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パネル工法の現場です。
断熱材は屋根・壁・床
共にネオマフォーム。

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屋根の断熱材は ネオマフォームの
上にグラスウールを付加断熱として
施行されています。

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パネルの取り合いは
気密テープとコーキングで
気密処理。

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屋根のネオマフォームは
コーキングにより気密処理。

木材の取り合いにも
しっかりコーキングが
入っていました。

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サッシはエクセルシャノンの
樹脂トリプルガラス。

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サッシ周りはコーキング。
ビス穴には気密テープが
貼られてました。

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気になる気密測定の
結果は ...。

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C値 = 0.16cm2/m2 の超高気密でした。

表示は四捨五入により0.2cm2/m2。
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それではC値改善(隙間埋め作業)を
開始します。

まずは玄関周り。
基礎と土台の
取り合いから漏気あり。
コーキングで埋めました。

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気密パッキンの上に
コーキングを打ってありましたが
怪しい箇所に増し打ち。

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これは給水管。

コーキングを打って
乾かないうちに動かすと
隙間ができます。

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大工さんに隙間の奥まで
充填してもらいました。

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ユニットバス下のネオマと
基礎の取り合いから漏気あり。

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見た目は完璧ですが
ピンホール(穴)があったので
埋めました。

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ここは1階の天井部分。

奥側が下屋(外扱い)なので
梁と2階床の取り合いから
伝い漏れする可能性があります。

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取り合いにコーキングを
入れました。

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最近、気になっている
2階の床の隙間。

ここは壁からの伝い漏れする
可能性があります。

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大工さんに手をかざして
もらったところ
「漏れとるね」とのこと。

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壁から伸びる床の隙間に
気密テープを貼りました。

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最後は天井まわり。
近づいてはじめてコーキングが
切れてるところを発見。

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切れてるところ
怪しいところに気密テープを
貼りました。(めちゃ時間がかかりました)

それでは再測定します。
C値改善後の測定結果は ...。

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C値 = 0.085cm2/m2 の超々高気密でした。

表示は四捨五入により0.1cm2/m2。
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C値改善をがんばった
M本代表と大工さんたちは
とても喜ばれていました。

今回のC値改善により
αA(家全体の隙間面積)は
17cm2 → 9cm2 と
8cm2 の隙間が埋まりました。

n値(隙間特性値 範囲1〜2)は
1.28 → 1.04 と隙間風が入り難い
特性に大きく改善。

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コーキング切れって
なかなか探しづらい。

見た目でわかる場所もあるけど
気密測定器で減圧し、手をかざして
はじめて漏気がわかる箇所もある。

やっぱり、良い気密を出すには
時間がかかるのですよ(^^♪


posted by 山男のつぶやき at 06:00 | Comment(0) | TrackBack(0) | 気密測定
2023年03月21日

岐阜県大垣市上石津町で気密測定(完成)


稜です。

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2月14日は岐阜県大垣市上石津町で
鞄n辺建設 プラスホームさまの
現場の気密測定(完成)を行いました。

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おおぉ...
玄関先から既に素敵な
雰囲気が漂っています。
梁見せとはイカしますね。

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中に上がります。
リビングは木の温かみを感じる
ゆったりとした空間と
なっていました。
掃き出し窓から差す光で
とっても明るい。

写真 2023-02-14 12 06 54.jpg

床材は香りと踏み心地が
良いのが特徴的な
パインウッドです。

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写真 2023-02-14 14 10 27.jpg

キッチンはリビングと
並んでいるので、
コミュニケーションが
取りやすい設計。
引き出しがとても多いので
たっぷり収納できますね。

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リビングの隣には...
共同スペースでしょうかね?
長いカウンターテーブルと
その後ろに並んだ本棚?が、
ここを快適でリラックス
の出来る空間であることを
物語っています。
コンセントもいっぱいありますね。
ここに集まって、
ゆったり読書などをしている
光景が目に浮かんできます。

写真 2023-02-14 12 04 06.jpg

リビングのテレビボードの端。
この格子状のフタの奥に
何かに見えますね。
フタを取ってみると...

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エアコンが現れました。
鞄n辺建設さまでは、
床下と小屋裏エアコンの
システムを採用しています。

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床下の空気をエアコンで加温して、
リビングや個室等の床に
取り付けたこのガラリから
暖気として排出することで、
室内をバランスよく暖かくする
事のできる床下エアコンシステム。

エアコンを隠すフタが
格子状になっていたのは、
排出した空気をエアコンが
再び取り込むリターン環境を
作る必要があるからです。


写真 2023-02-14 11 47 41.jpg

先ほどお伝えしましたが、
小屋裏エアコンもあります。
床下エアコンの場合は、
室内を暖めることは出来ても
冷やすことは結露の問題で
出来ません。
そこでこの小屋裏エアコンが、
代わりに室内を涼しく
してくれるわけですね。

写真 2023-02-14 11 49 23.jpg

写真 2023-02-14 11 42 38.jpg

床下エアコンと同様に
リターン環境が必要なので、
排出口とは別に格子状の
通気口が施工されています。

写真 2023-02-14 12 25 50.jpg

こちらは寝室ですかね?
白とグレーを主体とした
シックな感じ溢れる
広々とした空間。
贅沢ですね〜。

写真 2023-02-14 14 12 20.jpg

そういえば、
玄関ドアの横にもう一つ
扉があったんですよ。
気になったので、
中を覗いてみると...

写真 2023-02-14 12 18 54.jpg

写真 2023-02-14 12 19 44.jpg

ワォ!
特大のモニターに広々空間。
これはゴルフシミュレーター
というやつですね。
TVとかで見たことはあるけど
実際に生で見たのは初めてです。

趣味にお金をかけた家って、
めちゃくちゃ羨ましいですね!
(私はゴルフしませんが。)

写真 2023-02-14 13 05 29.jpg

測定の前に色々と
チェックしていたところ、
外部のスポスポな状態の
CD管を発見。

写真 2023-02-14 13 05 44.jpg

このままではここから室内に
外気を取り入れることに
なってしまいますね。
コーキングで隙間を
埋めてしまいましょう。

写真 2023-02-14 12 35 42.jpg

ついでに玄関ドアの
パッキンの具合を調整。
指を使ってパッキンを
起こしたりしています。

建具はパッキン当たりだけでも
漏気量がかなり変化します。
玄関ドアやサッシの性能を
フルに引き出すためにも、
ちゃんとチェックしておきましょう。

写真 2023-02-14 12 31 51.jpg

さて、それでは測定を...
と思ったのですが

写真 2023-02-14 13 44 19.jpg

なんじゃこれは...。
αA (家全体の隙間面積)が
50cm2と表示されていますね。

悪い気密では無いのですが、
中間時点の気密が良かった
だけに...

流石におかしいという事で
調査開始!

写真 2023-02-14 13 41 17.jpg

しばらく原因を探しまして、
ようやく突き止める事が出来ました。
犯人はキッチン側の壁上部に
取り付けられたラッチタイプで
横長の横開き窓でした。

見てもらえれば分かると思いますが、
ちょっと開いてるんですよね...。

写真 2023-02-14 13 45 05.jpg

測定前にチェックした際には
レバーが閉まっている状態
となっていたので、
警戒していませんでした。

上の角度から覗いていれば
直ぐに気付けたかもしれませんが、
人間の目より上部にあるので
本当に閉まっているように
見えるんですよね。

写真 2023-02-14 13 45 51.jpg

どうやら何か引っかかっていて
閉まり切っていなかったようです。
ちゃんと閉まったのを確認して、
再度測定を始めます。
結果は如何に...

写真 2023-02-14 13 50 02 (1).jpg

C値=0.083cm2/m2の
ウルトラ気密です。
表示は四捨五入により0.1cm2/m2。

写真 2023-02-14 13 53 02.jpg

この結果に、
立ち合いされた社長は
とても満足されたご様子でした。

完成気密で、
C値=0.1cm2/m2 を
切ってしまうとは...

途轍もない気密スペックですね。
鞄n辺建設さまの新記録で
社長と社員の方々が
挙って喜んでいました。
いや〜原因を突き止める事が出来て
本当に良かった...。

趣味と気密。
どちらをとっても贅沢な
環境の素晴らしい家。
仕事などで溜まった疲れやストレスも、
家に帰れば何処か吹き飛ぶほどの
快適な生活を送ることが
出来るでしょうね。
posted by 山男のつぶやき at 06:00 | Comment(0) | TrackBack(0) | 気密測定
2023年03月20日

富山県氷見市で気密測定


稜です。

写真 2023-02-16 8 20 44.jpg

2月16日は富山県氷見市で
潟Wュープラスさまの現場の
気密測定を行いました。

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写真 2023-02-16 8 28 47.jpg

中に上がります。

写真 2023-02-16 10 06 49.jpg

写真 2023-02-16 8 28 22.jpg

天井・壁の断熱材は、
セルロースファイバーと
なっています。

写真 2023-02-16 8 26 32.jpg

サッシはエクセルシャノンと
YKK APW330のようです。

写真 2023-02-16 8 25 34.jpg

チェックしていきます。
サッシ周りは、
コーキングで気密処理
されています。

写真 2023-02-16 8 29 30.jpg

天井の気密ライン。
こちらもコーキングで
処理されていますね。
ただコーキングを打つだけでなく、
上からヘラ等でなぞることで
隙間をミッチリと埋めることが出来ます。
丁寧な処理ですね。

写真 2023-02-16 10 04 48.jpg

壁の面材の取り合い。
こちらもコーキングを
上からなぞって隙間を
埋めてありますし、
土台と柱の取り合いまで
ちゃんと処理してあります。

写真 2023-02-16 8 33 20.jpg

現場は基礎断熱。
配管の貫通部がウレタンで
気密処理されています。
基礎内まで貫通している箇所は
絶対に気密処理しておきましょう。

写真 2023-02-16 8 27 04.jpg

ホールダウン金物です。
基礎断熱の現場であっても、
外周部に位置する箇所は
必ず気密処理をしましょう。
断熱の事も考えると、
ウレタンでの処理がおススメですね。

写真 2023-02-16 9 03 16.jpg

それでは測定を始めます。
気になる結果は...

写真 2023-02-16 9 26 13.jpg

C値=0.15cm2/m2の超高気密です。
表示は四捨五入により0.2cm2/m2

写真 2023-02-16 9 23 18.jpg

C値改善作業(隙間埋め)
をします。
玄関土間のコンクリと
断熱材との隙間から
漏気がありました。

写真 2023-02-16 9 34 08.jpg

この断熱材との隙間って
あんまり漏気するイメージ
が湧きませんよね。
でも実際は、
割と漏気を起こしやすい
要注意のポイントなんです。

写真 2023-02-16 9 38 01.jpg

隙間にコーキングを打ち込んで
気密処理して頂きました。

写真 2023-02-16 9 28 14.jpg

当日、現場には二人の大工さん
がいたのですが、
玄関土間の気密処理を
している一方で、
もう一人の大工さんは
基礎内に潜っていました。
なんでも気になる箇所が
あったとの事で...

率先して基礎内に潜ろうとする
その行動力と情熱。
素晴らしいですよね。

写真 2023-02-16 10 40 56.jpg

こちらでは、
サッシの固定ビスを一つずつ
コーキングで埋めていました。
目立つ漏気があったのかは
分かりませんでしたが、
少しでも気密を良くする為の
追及心と努力。
お二人とも素晴らしい
大工さんですね。

それでは再度測定を始めます。
結果はいかに...

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C値=0.10cm2/m2の超高気密です。
表示は四捨五入により0.1cm2/m2。

αA (家全体の隙間面積)が
19cm2 → 13cm2

n値 (隙間特性値 範囲1〜2)が
1.35 → 1.14
となっています。

写真 2023-02-16 9 55 56.jpg

この結果に、
立ち合いされたお施主さまは
喜んでいるご様子でした。

αA (家全体の隙間面積)は
今回 6cm2の改善となりました。
気密が良いほど改善の幅は
狭くなってしまいがちですが、
数値を見るにとても良くなっていますね。

これだけ素晴らしい気密を
出すことが出来るのは、
偏に大工さんや監督さん方の
熱意があってこそなのでしょうね。
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2023年03月19日

植え替え 妻のつぶやき


水仙の植替えをしました。

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去年の秋に地植えの水仙を鉢植えにしたのですが、

鉢が浅すぎたようで茎の白い部分が土の上に出ています。

それがずーっと気になっていました。

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そこで、深めの鉢に植え替えることにしたのです。

鉢の底に10p程土を入れ写真の形のまま取り出した水仙を鉢に入れ

上から土をかけて出来上がりです。

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このようにスポッと入ってくれれば簡単なのですが、

後の3鉢には苦労しました。

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それでも泥だらけになりながら無理やり押し込め、

全部で4鉢植え替え完了です。

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旦那は家に水仙があるのを知らないようで、

向かいの公園の水仙ばかり褒めています。

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気づけよ〜!!

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2023年03月18日

胡蝶蘭 妻のつぶやき


『胡蝶蘭』が咲きました。

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きれいに咲いたので『みんなに見てもらいたい…』と思い、

幼稚園に持っていきました。

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受付に飾って先生方に喜んでもらったのですが、

パンフレットなどいろいろ置いてあって『綺麗さ』が発揮できません。

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そこで、

旦那が三味線を披露する『つどい』に持って行って飾りました。

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コロナ以来何年かぶりの『三味線披露!』

『つどい』には70人もの人が来られたので私の方が緊張しました。

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三味線もお花もみんなに褒めてもらい

気をよくして帰ってきました♪

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暖かくなって暖房を使わなくなったら、

事務所に飾りたいと思います。

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2023年03月17日

福井県福井市川合鷲塚町で気密測定(完成)


稜です。

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2月15日は福井県福井市川合鷲塚町で
樺広地所さまの現場の
気密測定を行いました。

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シックでカッコいい玄関から
中に上がります。

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リビングは奥行きのある
梁見せの素敵な空間。
掃き出し窓からの光で
室内が明るくなっています。

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反対側には小上がりの
畳コーナーが。
カウンターテーブルや
下の収納スペースなど、
機能性もあって心の安らぐ
デザインとなっていました。

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二階に上がった先の廊下。
奥には横長のFIX窓と
カウンターテーブルが。
窓からはしっかりと光が差し込み、
廊下を明るく照らしてくれています。

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個室の収納が結構広々と
していました。
棚や奥行きもあるので、
色々と入りそうですね。

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一階にあるこの扉。
開いてみると...

写真 2023-02-15 12 48 01.jpg

おぉ、中は防音室と
なっているようですね。
お施主様が音楽や楽器などを
嗜むのでしょうか。
家の中に防音室があるのって、
ちょっと憧れますよね。

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それでは測定を始めます。
気になる結果は...

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C値=0.24cm2/m2の超高気密です。
表示は四捨五入により0.2cm2/m2。

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この結果に、
立ち合いされた監督さんは
納得されたご様子でした。

防音室まである素敵なお家で、
とても良い気密で
暖かく快適な暮らしを。
これから幸せな生活を
送ることが出来ますね。
posted by 山男のつぶやき at 06:00 | Comment(0) | TrackBack(0) | 気密測定
2023年03月16日

桜と白山と伏流水の水


石川県白山市美川町の河津桜が満開になりました。

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ピンク色の桜の向こうには真っ白い白山、きれいですね。

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ピンクの濃い河津桜を探勝し、帰りはすぐ近くの白山の手取川からの伏流水、恵みの蓮池の水をいただきました。

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2023年03月15日

石川県河北郡津幡町で気密測定


おはようございます
健太郎です。

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2月2日は石川県河北郡津幡町で
拠[工務店さまの現場の
気密測定を行いました。

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現場に入ると大工さんと
監督さんが気密処理を
されていました。

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2階に上がると吹き抜け
エリアに足場が組まれていました。
かなり大きい吹き抜けです。

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断熱材は屋根が
セルロースファイバー。

メッシュ状のシートに
セルロースを充填してから
室内側に気密シートを貼った仕様。

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壁の断熱材はグラスウール。

室内側には屋根と同じく
イゾベール・バリオの
調湿する気密シート(エクストラセーフ)を
貼られた仕様。

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サッシはYKKのAPW430。
樹脂トリプルガラス。

サッシ周りは気密テープで
気密処理されてました。

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気密シート貼りで難しいのは
間仕切り壁の処置。

柱、間柱、筋交いなど 厄介な
取り合いを漏気させることなく
気密処理する必要があります。

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電気配線は
まとめてではなく
1本1本 気密処理。

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おっと玄関まわりの
シートの下端が止まって
いませんでした。

シート下端にユラソール
(気密テープ)を貼って
押さえました。

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それでは測定します。
気になる気密測定の
結果は ...。


IMG_3474.jpg


C値 = 0.15cm2/m2 の超高気密でした。

表示は四捨五入により0.1cm2/m2。
IMG_3477.jpg

それではC値改善(隙間埋め作業)を
開始します。

まずは玄関周り。
玄関ドアは YKKのイノベストD50。

このドア。断熱性能はいいのだが
パッキンの当たりが少し悪い。

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ドア周りのパッキンを
起こしてやると気密が違ってきます。

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電気配管が通る
CD管の気密処理がされてない。
気密テープで処置しました。

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梁と2階の床の取り合いは
定番の気密処理です。
外からの伝い漏れを止めましょう。

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ウレタンをたっぷり吹いて
気密を取りました。

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ここも同様です。
気密シートの中は外扱いであります。
取り合いをしっかり攻めましょう。

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ここは2階の一室。
最後の気密処理になりますが
どこかわかりますか?

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正解は...
壁から伸びる床の
ジョイントの隙間です。

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今回は取り合いに
ウレタンを充填してから

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ジョイントに気密テープを
貼ってみました。

ちょっと手間ですが
壁から伝ってくる漏気を
しっかり押さえることが
出来る処置です。

それでは再測定します。
C値改善後の測定結果は...。

IMG_3494.jpg


C値 = 0.12cm2/m2 の超高気密でした。

表示は四捨五入により0.1cm2/m2。
IMG_3495.jpg

C値改善をがんばった監督さんは
0.1cm2/m2達成に喜ばれていました。

今回の改善作業により
αA(家全体の隙間面積)は
17cm2 → 13cm2 と
4cm2 の隙間が埋まりました。

隙間の質を表す n値は
1.37 → 1.17 と隙間風が
入り難い特性に改善。

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手作りで気密を取る
気密シート貼りの仕様。

C値 0.1を出すには
気密に対する熱い熱量が
必要だと感じます(^^♪

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2023年03月14日

白山、河内、鳥越の手取川歩き


山登りに、いつも道路を車で素通りしている場所の石川県白山市、河内、鳥越の手取川に面した、まだ歩いたことのない田んぼ道を歩きました。

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手取川の橋の上から眺めると緑っぽいきれいな水と雪解けの山に癒されます。

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もう雪のない田んぼ道からは山裾の集落の家並みを見ながら誰一人とも合わない道歩きでした。

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加賀平野を流れる広々とした手取川は、ここ山裾になると様子が違い、川幅が狭くV地谷の間を水音を立てながらの水の流れです。

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約1時間余りの静かな歩きで、川と山並み集落を見ながらの癒しの歩きで、心が洗われました。
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2023年03月13日

石川県白山市中ノ郷町で気密測定


おはようございます
健太郎です。

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1月11日は 石川県白山市中ノ郷町で
活タ藤建築事務所さまの現場の
気密測定を行いました。

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現場は勾配天井で
吹き抜けがある設計。

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吹き抜け部分には木製の
足場が組まれていました。

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サッシはYKKのAPW430。
樹脂トリプルガラス。

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サッシ周りはユラソール
(気密テープ)により気密処理。

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断熱材は屋根、壁、床ともに
旭ファイバーグラスの
アクリアウールα(グラスウール)。

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断熱材の充填後、室内側に
気密シートを貼った仕様。

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剛床のジョイント、
配管周りは
ユラソールで気密処理。

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柱の立ち上がり部分
筋交い周りもユラソール。

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玄関周りは ...
基礎と基礎の立ち上がり、
基礎と土台、土台と床の取り合いを
ユラソールで気密処理。

施工箇所をきれいに清掃すれば
しっかり接着できるテープです。

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ユニットバスの下の
気密処理をやられてます。

IMG_3060.jpg

架台(ユニットバス)の脚下は
断熱材を抜いているため
その部分(基礎と断熱の取り合い)の
気密処理が必要です。

IMG_3071.jpg

めちゃくちゃ丁寧な
仕事されてます。

IMG_3069.jpg

それでは測定します。
気になる気密測定の
結果はいかに...。

IMG_3077.jpg


C値 = 0.20cm2/m2 の超高気密でした。

表示は四捨五入により0.2cm2/m2。
IMG_3078.jpg

それではC値改善(隙間埋め作業)を
開始します。

おっと ...
床下点検口が箱に隠れていたため
忘れられていました。
目貼り目貼り。

IMG_3055.jpg

玄関ドアは木製の
スニッカルペール。
パッキンの当たりが悪い。

IMG_3074.jpg

大工さんにドアラッチを
調整してもらいパッキンの
当たりを強くしてもらいました。

IMG_3064.jpg

あとはひたすらテープの
浮きを押さえる作業。

IMG_3083.jpg

特に勾配天井の部分が
作業し難いためか
浮きが多い感じ。

IMG_3067.jpg

気密シート貼りの要は
テープの接着なので
浮きを押さえて空気を抜き
漏気の侵入口をつぶしていきました。

IMG_3066.jpg

それでは再測定。
C値改善後の結果は...。

IMG_3086.jpg


C値 = 0.081cm2/m2 の超々高気密でした。

表示は四捨五入により0.1cm2/m2。
IMG_3084.jpg

測定に立ち合いされた
お施主さまはとても喜ばれていました。

今回のC値改善により
αA(家全体の隙間面積)は
20cm2 → 8cm2 と
12cm2 の隙間が埋まりました。

n値(隙間特性値 範囲1〜2)は
1.44 → 1.17 と隙間風が入り難い
特性に大きく改善。

IMG_3078.jpg

今回は床下点検口の目貼り忘れが
大きかったと思いますが

時間をかけてテープを押さえた
効果もあったと思われます(^^♪

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2023年03月12日

河津桜 妻のつぶやき


「河津桜が咲いた」と旦那が言うので、

見に行ってきました。

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場所は美川のAコープの蝶屋店から

金沢寄りに100mほど歩いた川沿いです。

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こんな『のぼり』も立っています。

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ちらほらと花見の方が20人くらい来ていましたが、

花はまだ5分、木によっては3分咲き…といったところです。

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河津桜はソメイヨシノよりピンクが濃いので、

可愛さが増します。

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この暖かさなら

来週には満開になると思います。

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もう1度行かなければ…ね♪

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2023年03月11日

お買い物 妻のつぶやき


姉から「買い物に行きたい!」と電話がありました。

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もれなく『ゆず』も付いて来るとか、

いや〜な予感!

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予感はすぐに的中!

スーパーに入ってすぐの所に本のコーナーがあって、

ここで早速『ゆず』がひっかかってしまいました。

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ばーちゃんは「ダメ!」と言ってさっさと行ってしまいました。

『ゆず』は私に恨めしそうな目を…。

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5〜600円の物だろうから…とOKしたのですが

なんと900円もするのですョ!

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それから本来の目的である『飴ちゃん』選びです。

飴…と決めてはいるものの

見るもの全てが欲しくなりなかなか選べません。

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時間をかけてようやく選んで私たちの買い物が終わったのに

姉はゆったりとさも1人で来たかのように買い物を楽しんでいます。

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ゆずと姉、どっちも問題です!!

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2023年03月10日

石川県河北郡津幡町で気密測定


稜です。

写真 2023-02-13 8 26 21.jpg

2月13日は石川県河北郡津幡町で
褐囂さまの現場の
気密測定を行いました。

写真 2023-02-13 10 51 02.jpg

写真 2023-02-13 8 31 52.jpg

写真 2023-02-13 10 51 42.jpg

中に上がります。
土間の広いお家のようですね。

写真 2023-02-13 8 31 59.jpg

写真 2023-02-13 8 32 17.jpg

屋根・壁の断熱は、
ウレタン吹き付け断熱と
なっています。

写真 2023-02-13 8 33 23.jpg

サッシはサーモスUH。
アルミ樹脂複合の
ペアガラスです。

写真 2023-02-13 8 39 51.jpg

チェックしていきます。
サッシ周りは、
コーキングで気密処理
されています。

写真 2023-02-13 8 40 49.jpg

現場は床断熱。
床のジョイントは、
テープで気密処理されて
いるようですね。
画像では分かりませんが、
上(合板のジョイント)と
下(大引きと断熱材の取り合い)の
二重の気密処理をしてあるそうです。

上か下のどちらかだけとなると、
伝い漏れを起こしたりする事が
意外とあります。
二重になるとテープと手間が
かかってしまいますが、
その分気密性は更に向上
するはずです。
素晴らしい処理ですね。

写真 2023-02-13 9 14 21.jpg

勿論、柱の根元まで
しっかり処理してあります。

写真 2023-02-13 8 45 57.jpg

床を貫通している配管の
周りもコーキングで
気密処理されています。
床断熱の場合は、
基本的に床に生じる隙間は
全て塞ぐ必要があると
考えていただきたく思います。

写真 2023-02-13 8 53 24.jpg

二階の床(合板)と胴差し、
梁などとの取り合い部分です。
見づらいですが、
コーキングで気密処理
されています。

写真 2023-02-13 8 56 42.jpg

下側だけじゃなく、
上側からの処理も大切です。
二階の床と柱の取り合いも
気密処理してありますね。

伝い漏れを起こしやすい箇所ですが、
これだけ丁寧に処理してあれば
安心できますね。

写真 2023-02-13 9 11 55.jpg

CD管から出ている配線の
周りをコーキングで処理。
線が束になっていると
真ん中に隙間が出来ますので、
それを考慮した処理が大切です。

写真 2023-02-13 9 34 39.jpg

お風呂周りも丁寧な
気密処理が施されています。
その箇所によって、
適切にコーキングやテープなどを
使い分けて処理してあるので
素晴らしいと思います。

写真 2023-02-13 8 59 44.jpg

それでは測定を始めます。
気になる結果は...

写真 2023-02-13 10 01 44.jpg

C値=0.24cm2/m2の超高気密です。
表示は四捨五入により0.2cm2/m2

写真 2023-02-13 9 42 12.jpg

チェックしていきます。
屋根のウレタンを見てみると、
配線の貫通部に隙間が
出来てしまっていました。

写真 2023-02-13 9 43 34.jpg

ウレタンで隙間を埋めて
気密処理しました。
配線が梁に接していたので、
ウレタンを吹き付けた際に
上手く埋まりきらなかったんですね。

写真 2023-02-13 9 45 58.jpg

他にも怪しい隙間を発見。
手を近づけて確認してみると
漏気していましたので、
こちらもウレタンで
気密処理をしたいと思います。

写真 2023-02-13 9 46 21.jpg

怪しそうな穴ぼこがあっても、
意外と漏気が無いことが多いです。
表面だけ見ると隙間が
出来ているように見えますが、
奥の方でしっかり埋まっている
からですね。

しかし、今回のように
漏気してしまうケースが
ありますので、
怪しい隙間があった場合は
とりあえず埋めておくことを
おススメします。

それでは再度測定を始めます。
結果は如何に...

写真 2023-02-13 10 28 36.jpg

C値=0.20cm2/m2の超高気密です。

αA (家全体の隙間面積)が
28cm2 → 23cm2

n値 (隙間特性値 範囲1〜2)が
1.47 → 1.37
となっています。

写真 2023-02-13 10 48 19.jpg

この結果に、
立ち合いされたお施主さまは
満足されたご様子でした。

丁寧な処理のおかげで
しっかりと良い気密と
なっていますね。

写真 2023-02-13 9 00 44.jpg

現場の中を観察していると、
こんなコーナーを発見。

どうやら缶コーヒーを
断熱材の切れ端で囲んだ状態で、
ヒーターで暖めているようですね。

熱を無駄に逃がすことなく
効率的に暖められますし、
とても便利そうですね。
こんな光景は今まで
見たことなかったので、
面白かったです。
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2023年03月09日

桜と雪の白山の山並


石川県白山市美川町の川沿いの河津桜が咲いたと新聞の記事で読み読み、3月3日にさっそく出かけました。

春早く毎年行っている桜は早咲きの河津桜です。

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濃いピンクの可愛い花が咲き始めたところでした。

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この日は平日なので、人出はほとんどなく、じっくりと花を楽しむことができました。

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もう1週間もしたら満開で、人人で道はいっぱいになるでしょうね。

花見が終わり手取川を渡り、今度は根上町の田んぼ道歩きの散歩です。

根上の田んぼ道は初めて歩きです。

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この日は天気快晴、田んぼのはるか向こうに白い雪をかぶった白山の山並みの大パノラマが見え山好きな私はしばらくぼーっと眺めていました。

まだ真っ白な白山

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三角形の少しとんがった笈ケ岳(1841m)その右にが冬瓜山、そして左端の少し右下がりの台形の大笠山(1822m)の姿を見ると笈ケ岳のあのきつい登りがよみがえります。

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大笠山は登山道があり、何度も登っていますが、道のな い笈ケ岳は残雪時期しか登れません
しかも非常に長距離の登りです

冬瓜山の登山口のあの崖登りからスタートし、雪の中を、冬瓜山を経由して延々と7時間かかって憧れの笈ケ岳頂上にやっと着き、帰りは同じ道を5時間かかって下山した思い出の山です。


途中休憩時間を入れると13時間もかかり、数多く登った 山の中で私には一番過酷な山です。

山仲間と3回挑戦し、途中時間切れで2回は途中で敗退、1回のみ、やっと頂上まで登れたときは感激でした。

今では体力的にとても登れない厳しい山です。

北アルプスの穂高、槍ヶ岳、後立山連峰、富士山、剣岳より私には一番きつい山です。笈ケ岳の懐かしく、楽しい想い出をかみしめながらの田んぼ歩きでした。





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2023年03月08日

岐阜県岐阜市秋沢で気密測定


稜です。

写真 2023-02-14 7 56 59 (1).jpg

2月14日は岐阜県岐阜市秋沢で
鞄n辺建設 プラスホームさまの
現場の気密測定を行いました。

写真 2023-02-14 8 01 40.jpg

写真 2023-02-14 8 05 14.jpg

中に上がります。

写真 2023-02-14 8 05 02.jpg

写真 2023-02-14 8 03 47.jpg

屋根と壁の断熱は、
ウレタン吹き付け断熱と
なっています。

写真 2023-02-14 7 59 47.jpg

サッシはYKK APW330。
樹脂ペアガラスです。

写真 2023-02-14 8 05 54.jpg

チェックしていきます。
サッシ周りは、
ウレタンで気密処理
されています。

写真 2023-02-14 8 52 55.jpg

二階の床(合板)と胴差し、
梁との取り合い部分です。
ウレタンで気密処理
してありますね。
気密的にも断熱的にも
プラスに働くのでおススメです。

玄関土間の土台と基礎の
間のパッキンです。
コーキングで気密処理
されています。
たとえ気密仕様のパッキン
であろうと、
ジョイント箇所や基礎の
レベルなどによっては、
隙間が出来てしまいます。
特にジョイントからは
漏気を起こしやすいので、
前もって気密処理をしておきたいですね。

写真 2023-02-14 8 18 03.jpg

現場は基礎断熱仕様。
基礎に空いた穴や配管の
貫通部などは塞いでおく
必要があります。
こちらは水抜きの穴ですが
しっかりと埋めてありますね。

写真 2023-02-14 8 19 49.jpg

配管の貫通部です。
こちらは隙間がありますね。
室内側から気密処理しておけば
漏気はほぼ抑えられると思いますが...

写真 2023-02-14 8 44 52.jpg

ここは念には念をで、
外側からもしっかり
処理しておきます。

基礎の断熱材がボード状の
スタイロやカネライト
であった場合は、
室内側の配管貫通箇所以外にも
断熱材の裏側を伝って
漏気を起こしてしまう
ケースがありますので、
後から削る必要性を考慮しても
外側で気密処理しておくのが
一番確実だと思います。

写真 2023-02-14 8 09 09.jpg

気密測定の際には、
外に繋がっている配管は
目張りする必要があります。

テープを貼って目張りする
ケースというのがほとんど
だと思うのですが、
穴の大きなスリーブ管やダクトには
風船で目張りするのも効果的です。

スリーブの中で膨らむことで
ミッチリと密着してくれて
隙間がしっかり潰れますし、
すぐ外せるので簡単です。
ただし、空気が抜けたり
小さめのサイズで詰めると、
測定の最中に風船がスポッと
抜けてしまう可能性もありますので
管理はしっかりしておきましょう。

写真 2023-02-14 9 53 13.jpg

床断熱仕様の場合、
床や柱の取り合いを
気密処理しなければいけません。
先ほどお伝えした通り
現場は基礎断熱なんです。
でも、柱の下端の隙間には
ウレタンが詰まっていますよね。

これは、床下エアコンのシステムで
床下で暖めた空気をガラリから
居室内へ排出する際に、
ガラリ以外に隙間があると
その分暖気が違う所に
逃げてしまいますよね。

だから、その対策として
床に出来た余計な隙間を埋めて
効率的に室内に暖気を回す
目的があるんです。

写真 2023-02-14 8 16 33.jpg

それでは測定を...とその前に、
玄関ドアの下端に隙間が出来ていて
光が見えていますので、
先に埋めておきましょう。

写真 2023-02-14 8 48 37 (1).jpg

よし、これでバッチリですね。
土間の付近は後の工程で
埋まるケースが多いですが、
現時点での気密を正確に
測定するためにも、
しっかりと埋めておきましょう。

写真 2023-02-14 9 22 54.jpg

それでは測定を始めます。
気になる結果は...

写真 2023-02-14 9 37 17.jpg

C値=0.18cm2/m2の超高気密です。
表示は四捨五入により0.2cm2/m2

写真 2023-02-14 8 57 52.jpg

写真 2023-02-14 8 58 05 (1).jpg

C値改善作業(隙間埋め)
をします。
屋根の勾配と梁の取り合い
に出来たこの隙間。
手を近づけて確認してみると、
漏気していました。

写真 2023-02-14 9 10 26.jpg

ウレタンを吹き付けて
気密処理をしました。
高所で狭く、ウレタンが
吹き付けづらいこともあって、
隙間が出来てしまいがちな箇所。
屋根の勾配が大きいほど
漏気を起こしやすいので、
注意しておきたいですね。

写真 2023-02-14 9 20 29.jpg

スリーブの貫通部の
上の方に隙間が出来て、
光が見えてしまっています。

写真 2023-02-14 9 20 59.jpg

こちらもウレタンで
気密処理を行いました。
ウレタンは吹いた後で
膨らんでくれるので、
隙間が埋まりやすい印象が
あるかもしれませんが、
狭い箇所はそんな都合よく
埋まってはくれません。

鞄n辺建設 プラスホームさまの現場は
断熱力の高い30倍発泡の
ウレタン吹き付けですので、
100倍発泡のようにモコモコと
膨らんでくれない事も
影響していますね。

それでは再度測定を始めます。
結果は...

写真 2023-02-14 10 13 31.jpg

C値=0.15cm2/m2の超高気密です。
表示は四捨五入により0.2cm2/m2。

αA (家全体の隙間面積)が
30cm2 → 25cm2

n値 (隙間特性値 範囲1〜2)が
1.52 → 1.44
となっています。

写真 2023-02-14 10 15 03.jpg

この結果に、
立ち合いされた社長は
納得されたご様子でした。

C値は少数第二を四捨五入
した表示になりますので、
ギリギリ 0.1cm2/m2 に
届きませんでした。

とはいえ、とても良い気密。
完成時の測定も楽しみです。
posted by 山男のつぶやき at 06:00 | Comment(0) | TrackBack(0) | 気密測定
2023年03月07日

福井県敦賀市昭和町で気密測定


おはようございます
健太郎です。

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2月17日は福井県敦賀市昭和町で
癌V村さまの現場の気密測定を
行いました。

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現場は南面の大開口サッシから
光が差し込む明るい室内。

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サッシはYKKのAPW430。
樹脂トリプルガラス。

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測定前の漏気チェック。
窓まぐさまわりを
確認される監督さん。

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怪しい取り合いには
気密テープを貼りました。

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断熱材は屋根・壁ともに
ウレタン吹付断熱。

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玄関の基礎と土台の
取り合いにはきれいに
気密テープが貼られていました。

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ここは基礎断熱仕様(床下が室内扱い)。
写真は換気のダクト周り。
ウレタンで気密処理されていました。

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それでは測定します。
気になる気密測定の結果は...。


IMG_3722.jpg


C値 = 0.15cm2/m2 の超高気密でした。 

表示は四捨五入により0.2cm2/m2。
IMG_3723.jpg

それではC値改善(隙間埋め作業)を
開始します。

まずは玄関周り。
サッシ枠の下端から
なかなかの漏気あり。

IMG_3726.jpg

枠は 空洞になっていて
外と繋がっている模様。
気密テープで貼って
蓋をしました。

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換気システムは
ローヤル電機の第1種換気。
換気システムまわりが怪しい。

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「めちゃ風出てますわ。」と
 監督さん。

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漏気がなくなるまで
ウレタンをしっかり充填しました。

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換気の周りはウレタンを
吹きづらかったのか
漏気箇所はまだありました。

IMG_3736.jpg

丁寧に隙間にウレタンを
充填して漏気を止めました。

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天井で言うと...
気密漏れの定番である
梁と天井の隙間から
漏気あり。

IMG_3747.jpg

「まぁまぁ漏れてますね」と
 監督さんに体感してもらいました。

IMG_3743.jpg

ここは下屋を側面から見た構図。
ある場所からピューっと
勢いよく漏れてましたが
どこかわかりますか?

IMG_3744.jpg

正解は ...
金属火打ちの上の
1cm2くらいの穴。
しっかりウレタンを入れました。

IMG_3739.jpg

最後は 床と柱・間柱の
取り合い部分。

IMG_3751.jpg

ここは 床下からの漏気ではなく
柱と剛床の隙間を伝う
壁側からの漏気になります。

1階の取り合いのみならず
2階にも有効なのでお試しあれ。

それでは再測定。
C値改善後の結果は ...。

IMG_3765.jpg


C値 = 0.13cm2/m2 の超高気密でした。

表示は四捨五入により0.1cm2/m2。
IMG_3753.jpg

C値改善をがんばった監督さんは
とても喜ばれていました。

今回のC値改善により
αA(家全体の隙間面積)は
21cm2 → 18cm2 と
3cm2 の隙間が埋まりました。

n値(隙間特性値 範囲1〜2)は
1.22 → 1.06 と隙間風が入り難い
特性に大きく改善。

IMG_3755.jpg

第一種換気&床下エアコンの
仕様の現場でしたが
かなり暖かい家になりそうです(^^♪

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2023年03月06日

石川県白山市倉光で気密測定(完成)


稜です。

写真 2023-02-10 10 53 35 (1).jpg

2月10日は石川県白山市倉光で
潟Aントールさまの現場の
気密測定(完成)を行いました。

写真 2023-02-10 7 38 43.jpg

写真 2023-02-10 7 45 21.jpg

中に上がります。
LDKは開放的な間取りで
木の温もりを感じる
素敵な空間となっていました。

写真 2023-02-10 10 15 31.jpg

写真 2023-02-10 7 43 06.jpg

リビングの上部が高天井と
なっていますね。
掃き出し窓や高窓からは
明るい光が差し込んでいて、
採光バッチリです。

写真 2023-02-10 7 41 52.jpg

たまに現場で見るこのパネル。
ボタン毎に照明の点く箇所や
明るさのバランスなどが設定されています。

写真 2023-02-10 7 44 34.jpg

写真 2023-02-10 7 44 47.jpg

例えばこのテレビボード付近。
天井の照明が消えることで
全然違った雰囲気となっていますよね。
普段の明るさから、
少し暗めなバランスで
リラックスの出来そうな設定など、
その時々の気分に合わせて
照明のバランスを手軽に
変えることが出来るので
とっても便利ですよね。

写真 2023-02-10 8 02 07.jpg

二階に上がる階段の途中で
扉を発見。
中を覗いてみます。

写真 2023-02-10 10 13 24.jpg

写真 2023-02-10 8 03 03.jpg

おぉ...。扉の向こうは、
小さな書斎となっていました。
こういう隠れ家のような
空間ってワクワクしますよね。
しかも、畳で堀座卓。
ロマンがありますね〜。

写真 2023-02-10 10 10 36.jpg

階段を上がった先には
大きなFIX窓。
明るい光が差し込んで
室内を照らしてくれています。

というか...
中に上がった時から
思っていたのですが、
めちゃくちゃ室内が暖かい。
外では上着を着ていても
まだ寒いぐらいだったのに、
家の中では逆に暑くて上着を
脱いでしまうほどでした。

写真 2023-02-10 10 44 06.jpg

写真 2023-02-10 10 54 28.jpg

実はこのお家では、
『ローヤル電機さんの換気システム』と
『ダイキン工業さんのエアコン』を
組み合わせた全館空調の
システムを採用しています。

当日は結構寒い日だったので、
お施主さまの心遣いから
この全館空調のシステムを稼働して
室内を暖かくして下さっていたんですね。
ありがとうございました。

写真 2023-02-10 10 29 26.jpg

それでは測定を始めます。
気になる結果は...

写真 2023-02-10 10 19 57.jpg

C値=0.13cm2/m2の超高気密です。
表示は四捨五入により0.1cm2/m2。

写真 2023-02-10 10 22 00.jpg

この結果に、
立会いされたアントールの方々は
喜んでいるご様子でした。

とっても良い気密!
残念ながらお施主さまは
都合で測定に立ち会うことが
出来なかったのですが、
後程結果を報告した際に
喜んで下さっていたそうです。

お施主さまの気密や断熱に
対しての強いこだわりから
生まれたとても素敵な家。
実際に暖かさを体感した上で、
どんなに寒い日であっても
ゆったりと快適な一日を
送ることが出来ると思います。
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2023年03月05日

くすりのアオキ 妻のつぶやき


近くの『くすりのアオキ』が

今まであったお店の向かいに場所を移して開店しました。

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2月の初めにオープンしたのですが、

いつも駐車場が満杯なので行くのを躊躇していました。

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この場所は以前『Aコープ』のスーパーがあったので、

スーパー形式のお店にしたのでしょうか、

丸っきりスーパーです。

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2月10日に初めて行ったのですが感動するくらい安いのです!!

どうしてもっと早く行かなかったのか、

これでは買うつもりがない物でも買ってしまいます。

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『ブナシメジ』はよく使うのですが、

久々にでこんな値段を見ました。

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お肉もお魚もあります。

もちろんお菓子だってあります。

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今、何回目かの値上げしているポテトチップが

この値段です!!

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1回目は旦那と行ってきたですが、

午後からもう1度一人で行きゆっくりと廻ってきました。

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たくさん買ってきたので、

せっせと消化いたします。

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2023年03月04日

マイナンバーカード(2) 妻のつぶやき


20,000円のポイントが付くマイナンバーカードの申請が

2月28日で終了しました。

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私たちは2月の初めに申請し、

先日、出来た…とのはがきが来たのでカードを貰ってきました。

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ポイントの申請は稜にお願いして、

『アルビスとイオン』のカードに入れてもらいました。

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ポイントは2〜3日で入るというのに、

1週間たっても入らないのでアルビスで聞いてみると…、

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ポイントの方ではなく、

現金チャージの方に15,000円入っていました。

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でも、残りの5,000円は

カードに20,000円チャージしないと入らない…と言います。

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これっておかしくないですか?

お店は日本中の人から40,000円分

(ポイント20,000円+チャージ20,000円)の売り上げを

確保したことになるんですよ!!

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2023年03月03日

石川県白山市湊町で気密測定(完成)


おはようございます
健太郎です。

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2月8日は石川県白山市湊町で
竃k製材所 ウィッシュホームさまの
現場の気密測定(完成)を行いました。

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LDKは 梁や柱など
構造体を見せる仕様。

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リビングは勾配天井。
梁や柱は柿渋が
塗られていました。

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お施主さま曰く、少し前に行った
温泉旅館の雰囲気を出したいと
この仕様に決められたとか。
迫力があって素敵ですね ♪

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掃き出し窓の奥に
カウンターテーブルが
ある個室。

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玄関側にある寝室。
内見会が行わている模様。

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トイレは広く、車イスでも
使用可能なサイズ。

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ファミリークローゼットは
大容量。

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サンルームは広かったです。

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階段を上がると
かなり大きな空間が
広がってました。

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奥には大きな
カウンターテーブル。

4人くらい使用できるサイズ。
旦那さんの仕事場でしょうか?

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天井や床にあった
全館空調用のガラリ。

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気密測定器を見ると
外気温度 10.9度
室内温度 24.9度と
表示されていました。

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それでは測定します。
気になる完成気密の
結果はいかに...。


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C値 = 0.096cm2/m2 の超々高気密でした。

表示は四捨五入により0.1cm2/m2。
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測定に立ち合いされた
お施主さまはとても喜ばれていました。

中間気密が 0.090cm2/m2で
αA(家全体の隙間面積)= 15cm2。

完成気密が 0.096cm2/m2で
αA(家全体の隙間面積)= 16cm2。
1cm2 しか変化していません。

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実は測定の準備をしていて
暑くてすぐに上着を脱いでいました。

こんなに暖かいのなら すごく良い気密が
出るかも ... と思ってましたが
想像を超えた 超々高気密でした(^^♪


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