2023年03月13日

石川県白山市中ノ郷町で気密測定


おはようございます
健太郎です。

IMG_3043.jpg

1月11日は 石川県白山市中ノ郷町で
活タ藤建築事務所さまの現場の
気密測定を行いました。

IMG_3046.jpg

現場は勾配天井で
吹き抜けがある設計。

IMG_3044.jpg

吹き抜け部分には木製の
足場が組まれていました。

IMG_3049.jpg

サッシはYKKのAPW430。
樹脂トリプルガラス。

IMG_3050.jpg

サッシ周りはユラソール
(気密テープ)により気密処理。

IMG_3061.jpg

断熱材は屋根、壁、床ともに
旭ファイバーグラスの
アクリアウールα(グラスウール)。

IMG_3051.jpg

断熱材の充填後、室内側に
気密シートを貼った仕様。

IMG_3052.jpg

剛床のジョイント、
配管周りは
ユラソールで気密処理。

IMG_3056.jpg

柱の立ち上がり部分
筋交い周りもユラソール。

IMG_3054.jpg

玄関周りは ...
基礎と基礎の立ち上がり、
基礎と土台、土台と床の取り合いを
ユラソールで気密処理。

施工箇所をきれいに清掃すれば
しっかり接着できるテープです。

IMG_3057.jpg

ユニットバスの下の
気密処理をやられてます。

IMG_3060.jpg

架台(ユニットバス)の脚下は
断熱材を抜いているため
その部分(基礎と断熱の取り合い)の
気密処理が必要です。

IMG_3071.jpg

めちゃくちゃ丁寧な
仕事されてます。

IMG_3069.jpg

それでは測定します。
気になる気密測定の
結果はいかに...。

IMG_3077.jpg


C値 = 0.20cm2/m2 の超高気密でした。

表示は四捨五入により0.2cm2/m2。
IMG_3078.jpg

それではC値改善(隙間埋め作業)を
開始します。

おっと ...
床下点検口が箱に隠れていたため
忘れられていました。
目貼り目貼り。

IMG_3055.jpg

玄関ドアは木製の
スニッカルペール。
パッキンの当たりが悪い。

IMG_3074.jpg

大工さんにドアラッチを
調整してもらいパッキンの
当たりを強くしてもらいました。

IMG_3064.jpg

あとはひたすらテープの
浮きを押さえる作業。

IMG_3083.jpg

特に勾配天井の部分が
作業し難いためか
浮きが多い感じ。

IMG_3067.jpg

気密シート貼りの要は
テープの接着なので
浮きを押さえて空気を抜き
漏気の侵入口をつぶしていきました。

IMG_3066.jpg

それでは再測定。
C値改善後の結果は...。

IMG_3086.jpg


C値 = 0.081cm2/m2 の超々高気密でした。

表示は四捨五入により0.1cm2/m2。
IMG_3084.jpg

測定に立ち合いされた
お施主さまはとても喜ばれていました。

今回のC値改善により
αA(家全体の隙間面積)は
20cm2 → 8cm2 と
12cm2 の隙間が埋まりました。

n値(隙間特性値 範囲1〜2)は
1.44 → 1.17 と隙間風が入り難い
特性に大きく改善。

IMG_3078.jpg

今回は床下点検口の目貼り忘れが
大きかったと思いますが

時間をかけてテープを押さえた
効果もあったと思われます(^^♪

posted by 山男のつぶやき at 06:00 | Comment(0) | TrackBack(0) | 気密測定
最近のトラックバック