隣の撚糸工場の音が喧しく、夜耳栓しないと寝れないという人から騒音の相談がありました。
正月3日以外24時間稼働している工場でした。
何度も工場の経営者に夜は静かにしてほしい訴えているのに、直してくれないということで弁護士に相談しているということです。
弁護士からは裁判になると騒音の国家資格の人の騒音測定データーが必要と言われ私に電話をかけてきたのでした。
国の環境基準、都道府県、市町村にも騒音基準があります。
ここの場所の市の騒音基準はC地域、相当数の住居と併せて商業、工業等の用に供される地域隣地境界線上で夜間50㏈以下でした。
測定すると68.5㏈でした。周りの環境、暗騒音は45㏈でしたので18.5㏈もオーバーして喧しいはずです。
裁判になると時間がかかりますが、おそらく和解の方向で解決となる思うので頑張ってほしいと、過去の裁判事例をお話しました。
【騒音と防音の最新記事】
我が家も一昨年、「近隣のモーター音」で悩まされたときに、福田さまに救われました。
福田さまに送って頂いた資料等、参考にして「騒音の酷い部屋」への「窓枠」の増設をして、お陰様で現在は静かな部屋で快適です。
私の住まいの周辺、急速な都市化で住宅が密接し始めています。
この春、管理会社が、道路に面した窓側に、特別な防音と外部からの遮光を施した「二重窓?」を増設しました。
これから、この周辺ではこのような対応の窓の需要が増えてくれることと思います。
・・・我が家、ちょっと先駆け???です。
へええ!道路の面した窓側に2重窓が付けられたのですか。東京は大都会で騒音は我々の田舎より多くの問題を抱えておられる中で、一歩前進ですね。
騒音で眠れず、ヘッドホンに軽音楽を流し耳にはめて寝てる人、一晩中動く撚糸工場の音で今回のように耳栓までしなくてはならない人、騒音で物理的障害や、心的障害を受けている人を見ると心が痛みます。
一番腹立たしいのは国の騒音の環境基準が以前から比べるといつ間にか骨抜きにされ後退していることです。全く企業側に有利な基準となってしまいました。
社会正義は何処へ行ったのか、被害者に目を向けているのか、だれのための基準なのか、全く経済活動が優先されており残念で仕方がありません。
騒音問題で少しでも改善し良くするために、これからも微力ながら世間に発信し続けます。