8日は今年初めの気密測定でした。
現場は大工さん1人と電気工事屋さん1人と私です。
外気4.2℃。室内7.6℃でした。
窓の室内側はが樹脂ですが、サッシを柱、マグサに止める部分はアルミ枠だけです。
この部分に結露しています。アルミ部分は2〜3秒で外気と同じ温度になります。
4.2℃の飽和容積絶対湿度6.398g、7.6℃では8.052gです。
8.052×0.75=6.39
湿度が75%を超えると結露してまいます。
内装をしてしまうとこのアルミ枠は見えない部分です。アルミ枠の結露がやはり心配です。
やはりオール樹脂サッシにしたいもんです。
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それでも結露は防げない・・・・よってより高性能なサッシとなるのでしょう。
高断熱・高気密住宅となればなおさらですね。
予算との兼ね合いもありますが、結露しますと
お施主さんに伝えているのかが問題ですね。
何も教えてなければ10年たてばお施主さんも
なんでこんなサッシをと思うでしょう。
住まいは一生もの、どれだけ施工者はお施主様の立場に立てるのか・・・・・ではないでしょうか。
このアルミ複合サッシの結露ですが、ちゃんとこのアルミ部分をきちっと断熱すれば結露しません。
わずか約15mmの幅の間を断熱材を入れて内装材を貼って施工しているかの問題です。わずかだから大した事ではないと思うのか、それとも温熱環境の基本を学んで仕事をしているかですね。