2016年02月02日

住宅温熱診断(3)マットレスに大量の結露の跡


結露調査で2階の寝室のマットレスに大量のシミ跡がありました。

「このシミは布団干しの時、雨にあたってしまったんですか?」

「違いますよ。床のフロアの結露がマットレスにしみ込んだ跡です」

施主様から思いもよらぬ言葉でした。

「ええ!ほんとに!これ結露のシミなんですか、ワアア!ひどい」


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それでスノコ板付きベットにしてマットレスを敷き、その上に乾燥シートを敷いてそして布団を敷いておられました。

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この大量の結露の為、工務店さんはフロアをはがしフロア裏に断熱材を施工して床を直したので少し結露が治まったということです。
ですがやはり心配で結露調査を頼んだということでした。

まず1階と2階の天井の懐に外気がはいり床の温度が低く飽和容積絶対湿度を超えて結露が発生したと考えられます。

断熱補強をした2階寝室の床の温度は少し低いくらいです。しかし玄関側の2階の部屋の床温度はかなり低い温度です。


 
気密測定をしたとき2階の間仕切り壁のコンセントからはそんなに外気の風は入っていません。

しかし1階の間仕切り壁のコンセント口からは冷たい外気の風が入っていました。

おそらく床下と間仕切り壁との取り合いから外気が侵入していると考えられます。

ひょつとすると床断熱材が外れかかっている可能性がありますので、工務店さんには床下を全部チエックして隙間があればウレタンかコーキングで穴埋めをしてくださいとアドバイスしました。


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住宅の気密断熱のマニュアル図の基本を勉強し施工すればこのようなひどい結露のクレームは少なくなります。




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posted by 山男のつぶやき at 05:00 | Comment(0) | TrackBack(0) | 温熱環境
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