工務店、住宅会社、設計事務所向けの住宅情報専門誌、日経ホームビルダー4月号に私の温熱環境測定の記事が載りました。
以前何度も東京から取材を受け記事を載せていただきました。日経ホームビルダーの荒川尚美記者からの取材です。
今回は換気、結露の特集シリーズの中の記事です。
岩手県の住まいの環境プラニングの昆 寛さんから紹介され私が測定した結露のクレーム調査です。
気密測定C値は1.9cm2/m2とまあまあでしたが、2階の床がひどく結露していました。測定してみると、1階の壁の電気コンセントやインターネットの配線口など全く外と同じで冷たい外気が入っていました。
隙間があるために温度差換気が働き、冷たい重い外気は隙間から1階近くに降り、暖房した暖かい軽い空気は2階の給気口から外へ出てしまっています。
2階の寝室の換気の給気口を赤外線サーモカメラで見ると本来給気して、冷たい外気でサーモの色が青くならければならないのに、真っ赤で室内の暖気が外へ出ていることがわかります。給気口の風量測定してみると、0です。全く給気していません。
それに現場はダクトレス換気でしたので、ダクトがないため静圧がとれず風の影響をまともに受けてしまします。
定量換気ができません。
換気を計画通りにするには気密C値は最低でも1.0cm2/m2以下、できれば0.5cm2以下が必要です。
大学の温熱環境専門の先生などは0.3以下必要という方もおられます。
私以外に広島の衣川さん、宮城学院女子大学の本間先生、岩手県の昆 寛さん、北海道札幌の川本さんの調査記事がとても参考になります。
全国を飛び回ってこの取材、編集をされている荒川尚美さんありがとうございました。
詳しい記事内容は著作権の関係で書けませんので、ぜひ日経ホームビルダー誌を読んでクレームのない住宅にしてほしく思います。
【結露の最新記事】
私の住む集合住宅の大改装の時に「一部二重窓」にすることで、遠く離れた我が家の改修にとても誠実に助けて頂いて現在、さらに周囲が過密になりつつありとても我が屋の「静謐」が保たれています。
熊本⇒鳥取⇒東京、と子供の頃から移動が多く、「海辺」で過ごした鳥取の日本海の風景と福田さまの海の風景が時々重なり懐かしく拝見しています。
・・・すみません、コメントの場所がずれますが・・・
コメントありがとうございます。鳥取の海辺とこちら石川の海辺の風景が重なって思い出になる、いいですね。同じ日本海の海ですからね。
大自然に人は心を癒されます。イライラも悩みも自然に触れているとその時忘れさせてくれますね。
金沢も新幹線で東京から2時間半できますよ。
石川県は能登がまだ昔の自然のたたずまいが残っているいいところです。
来られることがあれば案内いたしますよ。
鳥取は私の母の郷里で、実は母が趣味で三味線を楽しんでいました。・・・名取さんでもありました。
福田さまがどこかで三味線を弾かれる機会がありましたら、旅の合間に聞かせて頂きたいな…とも
思っていました。
夏以降??
旅の+楽しみ、に出来れば嬉しいです。
夏以降ですか。お待ちしています。
初代の師匠に初めて習い、その2代目の三味線の師匠も亡くなられ、しばらくブランクがありました。
一般民謡三味線は結構長いのですが、今、私は津軽三味線に転向して津軽三味線の師匠に師事して習っています。
一般の民謡三味線とは全く別物の三味線の弾き方でとても難しいです。
いつか津軽三味線の曲引きを舞台で発表できるのが夢です。
来られるときまでに弾けるようにがんばりますね。