2017年03月01日

YKK前沢パッシブハウスの体感研修


28日は潟nザマ住建様(金沢市)の会社と協力業者の人とバスで富山県黒部市のYKK前沢パッシブハウスの体感研修でした。


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パッシブハウスジャパンの森みわさんの設計監理でYKKの高性能サッシ仕様のドイツの省エネ基準をクリヤーした超高断熱高気密住宅です。

全国から見学者が多く狭間社長さんはこの2月28日にやっと予約がとれたんだよとおっしゃっていました。

最初はYKKさんの黒部工場の一角にあるファスナーとサッシの製造工程など一部展示と写真の展示館を見学です。

樹脂サッシの製造工程原理や実物のサッシの展示を見学です。

そのあと目的のパッシブハウスに向かいます。

少し山手の前沢地区の住宅地内にモデルハウスがありました。

中では専門の人が説明してくれます。

断熱、気密、構造など説明してもらい、床下の10畳用のエアコン1台だけで全室暖房されて超高性能の住宅です。

そのエアコンなど床下も見学させていただきましたが、中の写真撮影はOKですが、写真はブログ、フェイスブック、ツイッターに書くことは禁止なので写真は載せれません。

1階フェノールフォーム80mm+付加断熱フェノールフォーム100mm、2階はフェノール80mm+セルロース北面240mm、東西200mm、屋根セルロースファイバー300mm、基礎断熱室内側押し出しポリスチレンフォームB−3種、50mm基礎外側同じく100mm、温熱Q値0.86w、外皮UA値0.188w、気密C値0.12cm2/m2と説明をされました。

窓の熱損失が多いので、できるだけ窓面積を小さくして性能を上げようとしているが、森みわさんは断熱性能と気密性能を上げれば南面に大きな開放的な窓をとっても、そんなに熱損失を心配せず冬は窓から太陽の輻射入熱がとれるので、暖房にもなり省エネ化をできる。

せっかくある太陽のパッシブな自然エネルギーを取りこむべきとうDVDでのお話でした。

これだけ性能を高めればリビングなど開放的な大きな窓をつけることができるんだとあらためて勉強になりました。

窓はYKK APW 430、2階の窓の一部にはAPW 330真空ガラス採用の窓でした。

やはり高性能樹脂サッシだからこそこれだけの温熱環境の優れた住宅性能がでるのですね。改めて実感です。

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posted by 山男のつぶやき at 06:00 | Comment(0) | TrackBack(0) | 高断熱高気密
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