こんにちは、健太郎です。
12月11日は、金沢市笠舞本町で (有)嶋田工建さまの現場の
気密測定を行いました。
リビングにある引き違い窓と
大きな吹き抜けから光が入る、とても明るい現場でした。
いつものように外回りの配管目張りをチェックします。
配管は室内側で目張りされていると言うことでしたが
外側でも目張りした方が良い気密が出ます。
(有)嶋田工建さまは、超絶な気密を求められておりましたので
内外両方でしっかり目張りしました。
室内の排水配管はしっかり気密テープで
目張りされていました。
サッシはYKKのAPW330。
気密シートはもちろん、
サッシ周りはコーキングとブチルテープで気密施工されていました。
断熱材は壁が高密度グラスウール、
天井がセルロースファイバー。
両面テープを使って気密シートをしっかりと施工されていました。
ぱっと見、気密テープが貼られていないように見えますが
透明の両面テープ(50mm)を使われていました。
とてもスマートに見えますね。
金物部分はヒートブリッジを嫌って
ウレタン施工されていました。
玄関ドアはYKKのヴェナート。
養生が隙間を生んで気密測定の邪魔をします。
取り外してから測定しました。
さて、気になる気密測定の結果ですが...。
C値 = 0.086cm2/m2のウルトラ気密でした。(表示は四捨五入により、0.1cm2/m2)
監督さんは結果を喜んで撮影されていました。
いや〜 気密シート貼りで 0.086cm2/m2は
とんでもない気密です。
ウレタン吹付でも C値=0.1cm2/m2を出すのには
大工さんの技術が相当要りますが、
気密シート貼りは更に気密漏れ箇所を熟知して
丁寧に丁寧に施工しないと、まずC値=0.1cm2/m2が出ません。
このウルトラ気密には、すこし震えました (>_<)
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