2021年01月06日

正月休み、久しぶりに住宅温熱環境の本を読み直し


今年の正月はゆっくりさせて頂きました。

この休みにみ、東京大学の前先生の「エコハウスのウソ2」の本を久しぶりにもう一度読み直しました。

断熱、気密、換気、冷暖房の4大要素をバランスよく性能アップした高気密高断熱住宅にパッシブな自然エネルギーを取り入れる方法の一つとして冬場、暖房の補助としての太陽の恵みの温かさを取り入れには、窓の日射取得率の良い窓ガラスの選択が必要と知ってはいました。

私は外皮UA値計算の仕事もしているので、住宅延床面積に対しての窓面積割合の大小にもよりますが、窓の熱損失が家全体の30%以上も占めていることが多く、いかに窓の温熱性能を上がるかがポイントです。とても大事です。

樹脂ペア、樹脂トリプルガラスなど熱貫流率の小さく、太陽の日射熱の暑さ防ぐ対策としてLOW−Eガラスの採用などばかり考えてしまいますが、前先生は南窓は日射取得型を選ぶべしと書いておられます。

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YKKさんの自己適合宣言書の窓の性能データーの表を見ると、YKK APW430トリプル LOWガラス日射遮蔽型ブルーガラスですと、取得率は21%、日射取得型ニュートラルガラスだと40%です。

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又、前先生の本では窓のガラスと、フレーム枠の枠率が同じ窓面積で比較すると引き違窓の枠の割合が多く,FIX窓は枠率が小さいので冬場の太陽の暖かい恵みを取り入れるには有利と言われています。

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無暖房住宅など超高性能住宅では特にこの窓の選択が必要かがよくわかります。

日頃北陸3県仕事で飛んで回っている自分にとって、正月休みに、静かに本を読み直すと再度勉強になりました。



 
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posted by 山男のつぶやき at 06:00 | Comment(1) | TrackBack(0) | 温熱環境
この記事へのコメント
先日はありがとうございました。
拙宅は日射取得と断熱性能 窓辺のポカポカした心地良さを重視して、最終的にシャノンのトリプルサッシとパッシブガラスを入れましたが、秋は気持ち良かったです。南面に入れたESクリアはポカポカして心地よく、真冬でも日射取得型なのに断熱性能が良い。断熱と日射熱取得を両立しているガラスはシャノンだけです。YKKに同じガラスがあったら採用していたのに。
南面以外はESクリアスーパーで断熱性能は更に高いです。但し当初APW430より安かった見積もりが、ガラスを熱射遮蔽グリーンからESクリアに変更すると大差無くなりました。

枠の性能がボトルネックとなることは分かっていたのですが、真冬 外気温0℃だとガラスの性能が高い分、枠が熱橋となるのが目立ちます。ここまで拘ったならコスパ度外視で断熱材入りの枠にすれば良かった気もしますが、外気温5℃以上で室温24℃設定程度だとあまり気になりません、体感的には寒く無いので気持ちの問題です。

南面大きな吹き抜け窓には夏場の日射遮蔽対策のためにYKKリモコンスリットシャッターを入れましたが、もう少し工夫してヨシズを外部に付けられるようにすれば良かったのか、夏場のみ断熱ハニカムシェードでコスト抑えても良かったのかとも思います。北陸は日射が弱いので、コスパを求めるのも間違いでは無いですが、予算をどこまで割いて、何を重視するかで答えは変わります。

断熱材入りのAPW430+とパッシブガラスの組み合わせが可能となって安くなれば良いなと思います。
玄関引戸コンコードが最も断熱性能が悪くバランスが良く無いので、本来であればykkイノベスト 玄関ドアを入れないと駄目なのは、分かっていたのですが、デザインと使い勝手優先としたので仕方が無いです。せめて真空断熱材を使った薄くて軽い高性能な玄関ドアなら良かったですが、イノベストは重くて分厚くデザインが好みのものが無いのが残念です。
Posted by くろねこ at 2021年01月07日 23:13
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