おはようございます
健太郎です。
６月８日は 石川県白山市北安田で
トラスト住建㈱さまの現場の
気密測定を行いました。
とてもきれいに清掃された
明るい室内。
天井は無垢の板張り仕様。
真ん中の隙間はＬＥＤ照明が
つくのかな。
大きな吹き抜けがあるようです。
２階の天井にはシナベニヤが
貼られていました。
サッシはＹＫＫのＡＰＷ３３０。
樹脂ペアガラス。
サッシ周りはコーキングにより
気密処理。
そのサッシから覗くと
トラストさまらしく
人目を気にしないでよい中庭が...。
家族でバーベキューができます。
断熱材は天井、壁、床ともに
アイシネンのウレタン吹付断熱。
さて、気になる気密測定の
結果はいかに．．．。
Ｃ値 ＝ ０.３２cm2/m2 の超高気密でした。
表示は四捨五入により0.3cm2/m2。
ん？悪くない気密ですが
いつものトラストさまの
数値ではないですね。
すでに排気フードが付いていたため
室内側のスリーブで目貼りしましたが
見逃している箇所があるのかも．．．。
30分後...。
おっと見つけました。
小屋裏の大屋根部分に
目貼りしていない換気ダクトを発見。
２階の天井も板張りされていたため
気づきませんでした。
さて、仕切り直し。
目貼り後の気密は．．．。
Ｃ値 ＝ ０.２０cm2/m2 の超高気密でした。
それではＣ値改善（隙間埋め作業）を
開始します。
まずは玄関周りをチェック。
気密パッキンのジョイント部から
何箇所か気密漏れがありました。
隙間にコーキングを充填。
玄関ドア周りはコーキングで
気密処理されていましたが
１部コーキング切れがありました。
切れた部分の上から
しっかりコーキングを打ちました。
測定時に
いつもサッシの漏気を
チェックしています。
一番大きい引き違いサッシから
そこそこ漏気がありました。
監督さんがサッシ調整を試みます。
通常のトライバーでは短すぎて
届かない調整箇所が．．．。
現場が家から近くてよかった。
車用の光軸調整ドライバーを
持ってきました。（私の趣味アイテム）
それ使って何とか調整
しました。
漏気もなくなり
監督さんは満足された様子。
さて、気になるＣ値改善後（隙間埋め後）の
測定結果は．．．。
Ｃ値 ＝ ０.１７cm2/m2 の超高気密でした。
表示は四捨五入により0.2cm2/m2。
測定結果に監督さんは
ほっとして結果を
撮影されていました。
今回のＣ値改善（隙間埋め作業）により
αＡ（家全体の隙間面積）は
２７cm2 → ２３cm2 と
４cm2 改善しました。
ｎ値（隙間特性値 範囲１～２）は
1.30 → 1.22と改善。
監督さんにサッシ調整して
頂いたのが効いたと思われます。
それにしても目貼りしていない
隠れたダクトに気が付いて良かった。
何かがおかしいと思ったら
チェック！チェック！！ですね(^^♪
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