2021年07月22日

富山県中新川郡上市町で気密測定


おはようございます
健太郎です。

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6月14日は 富山県中新川郡上市町で
潟Wュープラスさまの現場の
気密測定を行いました。

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現場はちょうど無垢の床板を
貼り終えたタイミング。

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当日は暑い日でしたが
スポットクーラーを効かせた
涼しい室内でした。

でも、これから室内を締め切り
暑い室内になります。(エアコン、扇風機NGなので...)

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断熱材は壁が
セルロースファイバー。

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メッシュ状のシート内に
セルロースを充填してから
気密シートを上から貼った仕様。

シートのジョイントは高性能気密テープの
ユラソールで貼り合わせていました。

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屋根の断熱材はEPS。
120mm+60mmの180mm仕様。
気密テープとコーキングにより
気密処理。

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サッシはYKKのAPW330。
樹脂ペアガラス。

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サッシ周りはユラソールと
コーキングにより気密処理。

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さて、気になる気密測定の
結果はいかに...。


IMG_1054.jpg


C値 = 0.15cm2/m2 の超高気密でした。

表示は四捨五入により0.2cm2/m2。
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それではC値改善(隙間埋め作業)を
開始します。

大工さんが玄関ドアをチェック。
木製なので心配でしたが
ほとんど漏気なしの模様。

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玄関ドアの下端はきれいに
コーキングが打たれていました。

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電気配線周りが浮き気味
だったため押さえました。

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EPSを止める気密テープに
浮きがありました。

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地味な作業ですが
テープの浮きが気密漏れに
繋がりますので押さえて回ります。

IMG_1052.jpg

おっと漏気しそうな
箇所を発見。わかりますか?

IMG_1053.jpg

ここです。
EPSのコーキングが切れてます。

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こんな箇所を1つ1つ潰して
気密を上げていきます。

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コーキングを打った当初は
切れてなかったと思われます。
数日後にコーキング切れがないか
確認することをお勧めします。

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あとはカズガイ周りをチェック。
気密テープに隙間を作ってます。
この隙間にコーキングを注入。
かなりの数があったので
汗だくだくになりました。

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気密コンセントボックスの
電線まわりを再度コーキングで処理。

さてさて、C値改善後の
測定結果はいかに...。

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C値 = 0.12cm2/m2 の超高気密でした。

表示は四捨五入により0.1cm2/m2。
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測定結果に立ち合いされた
お施主さまはとても喜ばれていました。

今回のC値改善により
αA(家全体の隙間面積)は
23cm2 → 19cm2 と
4cm2 の隙間が埋まりました。

n値(隙間特性値 範囲1〜2)は
1.31 → 1.16と大幅に改善。
隙間風が入りにくくなったと思います。

IMG_1087.jpg

締め切っていた玄関扉を
解放した大工さん。

熱気ムンムンで汗だくだくの
C値改善でしたが、良い結果が出たので
いい笑顔です(^^♪

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posted by 山男のつぶやき at 06:00 | Comment(0) | TrackBack(0) | 気密測定
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