2021年12月14日

石川県金沢市増泉で気密測定


おはようございます
健太郎です。

IMG_3960.jpg

10月15日は 石川県金沢市増泉で
クラード建築設計事務所さまの
現場の気密測定を行いました。

IMG_3963.jpg

採光がバッチリの
明るい室内。

IMG_3968.jpg

断熱材は屋根・壁ともに
アイシネンのウレタン吹付断熱。

IMG_3966.jpg

サッシは リクシルのサーモスX。
アルミ複合トリプルガラス。

サッシ周り、間柱、柱の
取り合い部分はコーキングで
気密処理。

IMG_3966.jpg

コーキングで隠れていますが
サッシ枠のサービスホールまで
コーキングが入っていました。

IMG_3997.jpg

剛床のジョイント、柱周りは
気密テープで気密処理。

IMG_3975.jpg

気密測定に合わせて
サッシ屋さんがサッシ調整を
してくれています。

サッシ調整は 引渡し時に
することが多いです。
でも、気密測定時に調整すると
C値に反映される可能性があります。
あと漏気の多い箇所を確認しながら
調整できるのも魅力です。

IMG_3977.jpg

この現場の外部収納扉は
少し漏気が多かったため

IMG_3978.jpg

しっかり密閉できるように
がっちり調整してもらいました。

IMG_3972.jpg


さて、気になる気密測定の
結果はいかに...。


IMG_3981.jpg


C値 = 0.17cm2/m2 の超高気密でした。

表示は四捨五入により0.2cm2/m2。
IMG_3979.jpg

それではC値改善(隙間埋め作業)を
開始します。

梁を固定するピンの
上から気密テープ。
コレやった方がいいです。

IMG_3987.jpg

いつもお勧めしている
柱・間柱と床の取り合いに
気密テープ。効きます!

IMG_3990.jpg

1段下がった床と梁の
取り合い部分にも気密テープ。

IMG_3993.jpg

天井と梁の取り合い部分を
これまた気密テープ。

IMG_3996.jpg

これらは木材の取り合いによる
伝い漏れを防ぐための処置です。

IMG_3994.jpg

屋根の入隅の隙間に
ウレタンを注入。
少し漏気ありでした。

IMG_3984.jpg

2階の床の下がった部分。
ウレタンで気密を取っているのだが
こういう取り合いは難しい。

IMG_4001.jpg

このような天井下地との
取り合いから軽微な漏気あり。

IMG_3999.jpg

漏気確認しながらウレタンを
注入しました。

さてさて、C値改善後の
測定結果はいかに...。

IMG_4004.jpg


C値 = 0.15cm2/m2 の超高気密でした。

表示は四捨五入により0.2cm2/m2。
IMG_4006.jpg

C値改善を頑張られた
山口代表はとても喜び
測定結果を撮影されていました。

今回のC値改善により
αA(家全体の隙間面積)は
26cm2 → 23cm2と
3cm2の隙間が埋まりました。

IMG_3968.jpg

結構がんばった割に
3cm2の改善か...。

いえいえ、
高い気密レベルからの改善は
難しいもの。
今回の3cm2の改善は
なかなかモノです(^^♪

【気密測定の最新記事】
posted by 山男のつぶやき at 06:00 | Comment(2) | TrackBack(0) | 気密測定
この記事へのコメント
この家の施主です。
機密測定の結果は伺っていましたが
見えないところでこんなに皆さんの努力があったんですね!
感謝しています。
超高機密、とても嬉しいです。
ありがとうございました^ ^
Posted by at 2021年12月14日 18:57
凄くいい気密でした。
もともと丁寧な施工をされていましたので
こちらも安心して測定&改善していました。
超々高気密で良かったです(^^♪
Posted by 健太郎 at 2021年12月17日 11:38
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

この記事へのトラックバックURL
http://blog.sakura.ne.jp/tb/189185736

この記事へのトラックバック
最近のトラックバック