「よわった、お客さんから玄関ドアや、階段の踏み板まで結露でしている、どうなってるの?と言われた。福田さんどうすれば良いか何か教えてもらえんか。」
「社長、この間、完成したばかりのあの御家ですか?」
「そう1月20日に引越しされたんだけど、ひどい結露でクレームがついてしまった。よわったよ」
「暖房は何ですか?」
「蓄暖とエアコンでやっている」
「室温どのくらいありましたか?」
「16℃だった。」
「それは温度が低いですね。もっと室温を上げなくちゃ。」
「いやね。お客さんには言っているのだけど、電気代が高くつくといって約半分ぐらいしか蓄熱させていなかった。」
「まず結露を止めるには室温を上げることと、室内だけでなく、ローカ、クロゼット、トイレ、洗面所など、扉を開放し家全体を暖めることですよ。非暖房室をつくらないことです。それだけひどい結露しているのなら洗濯物が干してあったでしょ?」
「洗濯物が山のように干してあったよ。1階も2階のホールにも。」
「やっぱりね」
「小さい子供さんがいるので、洗濯物の量がはんぱでなかったよ。」
「社長、洗濯物が1日どのくらい水を含んでいるかわかります?」
「わからんなあ」
「1日10kgから20kgですよ。つまり量が多いときは20Lです。」
「へええ、そんなに出るんか、知らんかった。」

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今のお宅と同様に玄関ドアーにびっしりと露
【結露】が付いていました。
福田様の本分ですから何も言う事は有りませんが・・・・・・・今時の新築ですから困った事ですね。
いま一番寒い厳冬期なので外と室内の温度差が大きく、引越したばかりで、土間コンクリートやPB、クロスの糊、柱、構造材などまだ水分が多く結露しやすい悪条件が揃っており、元請けの工務店さんもお気の毒な面があります。
しかし事実、結露のクレームが起きたのですから、元請けとしてこれを解決しなければなりません。