
久ぶりに室蘭工業大学の鎌田紀彦先生のセミナーに参加しました。


北陸で高気密高断熱住宅がわずか一部の工務店さんが始めたころ、私は北海道の札幌に行き、鎌田先生の高気密高断熱住宅の研修を泊り掛けで受けて以来です。もう20年も前です。
めったに北陸で先生の講演はありません。それが9月13日に金沢でありました。
さすが、日本の高気密高断熱の先駆者のセミナーだけあつて会場は満員の人でした。
不燃のグラスウール、ロックウールの断熱材を使い、先行先張り気密シート工法の高気密高断熱住宅を開発されました。
今では全国、九州までこの工法が普及しています。
今回、驚いたのは燃え広がらないと言われたフェノール樹脂の断熱材が火事で燃え、秋田県の新築3年の住宅が全焼、家族全員の4人の人が亡くなられたニュースのビデオを見て愕然となりました。
先生は不燃の断熱材を使うべきだ、そして先張りシートを使い断熱、気密をとりどこの部屋に行っても温度差のない、結露しない、冷暖房費のあまりかからない住宅を提案されています。
そして熱損失係数Q値を1.0まで高める住宅まですれば、住宅の電気代や灯油代がいくらになるかの温熱ソフト計算を見せていただきました。
北陸は国の基準Q値2.7w以下であればよいとの考えはもう遅れている、せめて住宅の燃費を3分の1まで下げるべきで、そうしないとCO2削減にはならない、今提案しているのは4分の1のQ1.0のレベルまで上げことでした。そうすいれば太陽光の枚数を増やさなくてもゼロエネルギーになるということです。

それには断熱材の厚さ、密度、窓サッシの性能、使用ガラスの物性、性能など知らないと出来ません。
Q1.0にするには従来の高密高断熱住宅に坪2〜3万かければ出来るといわれました。
やはり断熱材は柱内断熱と柱外断熱のダブル断熱で断熱力をあげ、天井は500mm、床断熱の場合はウレタン100mm、サッシは樹脂サッシトリプルガラスまですれば何とか1.0近くまで可能ですね。

北陸の住宅の温熱性能をレベルを上げるために頑張らないととあらためて思いました。
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