2019年07月12日

情報の力、日経ホームビルダーさんに感謝です。


今日のブログはすこし自分の宣伝をちょっぴりさせてください。
このところ自分の開発した屋根遮熱材「通気遮熱FOボード」の問い合わせが日経ホームビルダーさんの記事を見て問い合わせが良く来ます。

昨日は長崎県、今日は愛知県、いずれも建設会社の実務者さんからです。

開発してもう12年が経ちました。

建築実務者向け専門全国誌日経ホームビルダーさんとは7年ほど前に記者の東京の荒川尚美さんから取材を受け、私のところに来られてからの、お付き合いです。

エコキュート、エアコン室外機の防音クレーム対策、換気のダクトからの結露水、換気ダクトの施工不良のクレーム、気密断熱の施工不良の結露、気密が漏れやすい箇所を探す気密のポイント、屋根断熱の通気層などその他にも何度も記事として書いていただきました。

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最初は広告目的で来られたのかとお聞きすると、「純粋に取材です。広告目的ではありません」
と言われました。

どうして名もない田舎の私のところに来られたのかとお聞きすると、建築関係の実務者向けに役に立つ情報の取集で、全国に埋もれている建築に役立つ最新情報の記事を探しに全国を回って発信するためと言われました。

それ以来荒川様には大変お世話になっています。

広告も出さずに記事を書いていただいているので、一度でも広告を出させてほしいとお話したところ、「福田さん!お金がかかるし無理しなくてもよいですよ」と優しく言われたのですが、今年の5月号の後ろの見開きページに初めてFOボードの広告を出させてもらいました。

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広告をだしてから、5月中に日経広告社を通じて7件ほど問い合わせがありましたが、6月からはゼロでした。

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ところがここ最近記事をみて建設会社の監督さんや設計士さんの実務者の人から金額や、施工について具体的な問い合わせが来ています。

問い合わせの方に電話でお聞きすると、屋根の通気層確保の施工例など記事を読んでの問い合わせです。
軒先換気から屋根の通気層を通して棟換気に向け、いかに熱気や湿気を排出するには、どんな建材をどのような施工すればよいかを記事で知ったと言われました。

実は私は広告が終わればもう、問い合わせはないと思っていました。

まさか記事をよく読み今になって問い合わせが来るとは驚きました。

実務者だけにいろいろなクレームに対処されている立場ですから、真剣に記事を読まれた方々だと思います。

通気層の確保は絶対必要と考えている私のところに、真面目に記事を読んで、現場の実務者の人から問い合わせいただき共感を感じます。本当にうれしいです。

日経ホームビルダーの記事は建築関係の人には自分たちの気づかない宝物の情報がいっぱいあります。絶対に役に立ちます。ぜひよく読んでほしいですね。

日経ホームビルダーさんに感謝です。







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2019年02月06日

日経ホームビルダー記者が通気遮熱FOボードの現場に取材


4日は設計事務所、工務店、住宅会社向け専門の建築情報全国誌の日経ホームビルダー荒川尚美記者より私の屋根裏、通気遮熱FOボードの現場の取材を受けました。

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鰍さひホーム様(小松市)の金沢の工事中の現場です。

荒川さんとは過去何度も防音、換気、結露、気密など取材でこられ大変お世話になっております。

今回は住宅の天井断熱と屋根断熱のシリーズで3月20日発売の4月号に載せる記事の取材でした。

あさひホーム様の現場が丁度、大工さんが屋根下の通気遮熱FOボードを取り付けたところです。

あさひホームの営業の田中様が屋根断熱などあさひホームの会社として取り組んでいる断熱施工や温熱環境の話をされていました。

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又、中西大工さんにも取材,屋根断熱や天井断熱の施工のポイントや苦労話など聞かれていました。

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午前中いっぱい現場取材で、午後は私の事務所で取材でした。

荒川様からは遮熱と断熱、通気層のことでかなり細かい点まで質問攻めでした。

屋根の通気層については屋根タルキ間にはめる通気スペーサーなど各社あるが、屋根の野地板との間の通気層がせいぜいとれて25mm〜30mmmmしかとれないので排熱効果がそんなに期待できない。又、排熱側の棟換気が棟全面についている条件の想定なので、ところどころの棟換気の場合、棟換気がついていないところの屋根タルキ間の熱は排熱しない。

私の通気遮熱FOボードは母屋の間にいれ、屋根タルキの下でステップルで止めるので屋根タルキ(45〜75mm)すべてが通気層になり排熱効果が高いと説明しました。

もし棟換気が全面についておらず、ところどころの場合でも、下母屋にFOボードを内折り目に取り付けるので,FOボードと屋根タルキと下母屋に三角の空間ができるので横方向(妻側方向)にも空気が流れ、棟換気に向けて排熱できるよう考え、各母屋にはすべて横方向に空気の流れをつくっているとお話しました。

この取り付け位置はたんなる思い付きではなくて、屋根の通気層と遮熱実験の九州の大学の研究データー論文から母屋間遮熱材施工を考えて作ったとお話しました。

荒川さんは建築関係取材の超ベテランの記者です。

防風層、通気層の厚み、軒先の給気入り口の通気開口率、棟換気の排気側出口の開口率、結露、通気遮熱FOボードの透湿比抵抗、通気遮熱FOボードの特許出願関係裏付け書類、自然対流の温度差換気など専門的な質問と検証データーを求められます。

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息子にも質問攻めです。

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非常に建築関係が詳しく必ず裏付けをもとめられるので、受ける側としても確たる証拠写真や、詳しいデーターを用意しなければなりません。正しい情報発信を記事にされるため頑張っておられました。

夕方5時近くまで取材でした。

全国の工務店、住宅会社、設計事務所さんや関連メーカーの天井、屋根断熱の記事の一部に私の記事も載せていただけるとうことで光栄です。





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2018年09月22日

秋田県、民謡の故郷、生保内に通気遮熱FOボード


メールと電話で秋田市のWhiteBox鰍フ花田社長様から私の屋根遮熱材「通気遮熱FOボード」の注文を頂きました。

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秋田県はまだ通気遮熱FOボードを納めたことがありません。

花田社長さんは建材検索サイトの「建材ナビ」で検索して私の屋根遮熱材を見つけたということでした。

このサイトから結構、全国の設計事務所、工務店、住宅会社さんから資料請求が多くあり、今年の夏は猛暑でとくに問い合わせが多く来ています。その都度カタログとサンプルを送ています。

花田社長さんからは事前にカタログ、サンプルの資料請求がないのに、いきなり今の建築現場に採用したいと注文を頂きました。

現場はどこですか?とお聞きすると田沢湖の生保内だとお聞きし、びっくりです。

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民謡が好きな私ですが、まさかあの生保内節の故郷なのです。青森、秋田の民謡は唄と三味線は
習っていますが、秋田の唄は好きなのですが、難しくなかなかうまく歌えません。

♪吹けや生保内東風 七日も八日も ハイハイ
 吹けば宝風 ノオ 稲みのる

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「豊作の稲の風はほんとに黄金波打つ宝風だよと」自然に感謝の心を唄った歌詞にどのようなところかなのか何時か行ってみたいと思っていました。

生保内節は昔からの正調生保内節と一般に歌われている生保内節とがあります。

正調生保内節は非常に難しく、秋田に行って習わないとほんとの正調生保内節の情緒、生保内の人の心を唄うことは無理だと思います。

花田社長さんに「吹くけや〜、おぼねだ〜しイ〜」とつい口ずさんで「あの生保内節の現場ですか?」と電話でついお聞きすると、

キョトンとし「そうですよ、どうしたんですか?」

「いやね、私が民謡が趣味で秋田の生保内節はよく唄うんですが、まさかこの生保内の現場とは驚きました。唄で知っているけど田沢湖も生保内も行ったことはないんです」

「へええそうなんですか」

この民謡の里に私の通気遮熱FOボードを使っていただけるって本当にうれしいです。

この屋根裏遮熱材を開発して11年目ですが、ここ近年やっと設計事務所、工務店、住宅会社

建材問屋、ウレタン吹き付け工事店、屋根工事屋、プレカットの木材屋さんなど認知されるようになり、北陸3県、長野、新潟、兵庫、栃木の会社から定期的に注文をいただくようになり感謝しています。

段ボールアルミ蒸着シートの遮熱材は他社にもあります。

他社は屋根垂木の間にはめ込むタイプで野地板と遮熱材との通気層が25〜30mmくらいしかとれません。

そして軒先の有孔の換気ガラリから給気して棟換気に拝熱する構造で棟換気瓦、棟の換気笠木が全面にあれば排熱しますが、棟のところどころに棟換気をつけるのが多く、屋根垂木の上にあたるところに棟換気がないとほどんど熱い空気を排熱できないのです。

ちょっと私の通気遮熱FOボードのPRをさせてください。

その点私の通気遮熱FOボードはタルキ間ではなく母屋間施工なので屋根だるきの厚さ45〜75mmくらいが全部通気層となります。アルミ蒸着面の通気層が厚いほど熱反射遮熱効果が高くなります。

そしてところどころに棟換気があっても、FOボードは室内側の段ボール面にミシン目をつけ、下母屋に対して内折り曲げて取り付けますので、下の母屋とFOボードに三角の空間ができるようになっております。

その三角の空間が妻側、横方向に空気は自由に流れるような構造にしていますので、ところどころの棟換気でも、熱い空気を排熱できる遮熱材となっています。一応特許を出願しております。

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サーモ赤外線画像で見ると遮熱材有り無しで小屋裏温度が10℃以上低くなっています。

ここが他社メーカーとのおおきな違いとなっています。

すみません!自分の商品のPRばっかりの記事でなってしまいました。

無事、生保内の現場に18日に納めることがきました。自分の商品が好きな民謡の里秋田、生保内で採用していただき、花田社長様ありがとうございました。






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2018年08月09日

金沢市涌波で気密測定とFOボード


こんにちは、健太郎です。

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8月4日は金沢市涌波でCONCEPT建築設計さまの現場の
気密測定を行いました。

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まずは、外回りの配管目張りが浮いていないかチェックしました。
(テープの浮きによる気密漏れ防止のため)

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いや〜 いつ見ても丁寧に目張りされています。
まったくテープは浮いていませんでした。

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この現場の断熱は内側(室内側) アイシネンのウレタン吹付、外側 フェノバボードの
ダブル断熱です。外側に断熱材があると配管の隙間が処理しにくいのですが
丁寧にコーキングされていました。

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室内の排水配管の隙間はコーキングとウレタンで気密処理され
目張りが丁寧に貼られていました。

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この現場は基礎断熱ですが柱周り、配線周りもしっかりウレタンで
気密処理されていました。

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大きな吹き抜けと勾配天井(2階)があるためか
とても明るい家でした。


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屋根に吹かれたアイシネンはもっこもこで、かなりの厚みがありました。

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サッシはリクシルのエルスターX。
サッシ周りはウレタンで気密処理されていました。

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この現場の大工さんの南さんです。気密断熱住宅に長きに渡り携わっておられる方で
いろいろ教えてくれる先生です。今回は福田温熱空調のFOボード(うちの屋根裏遮熱材)
の効能を教えて頂きました。


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南さん「福田さんのとこのFOボード。母屋施工で屋根タルキがまるまる通気層になるよね。
今日なんて暑いから棟換気部分からジェット気流のように熱風が出てるよ。
それと、それ以外にも通気層が出来ること知ってた?」

私 『いえ、他に通気層ができるなんて知りませんでした。』

南さん「実はさぁ、FOボードを施工すると母屋に三角の隙間ができるでしょ。
そこが横軸の通気層になるんだよ。触って来てごらん。」
と言われました。(図の赤い熱風が出ている下の部分)

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さっそく軒まで上がってみました。


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棟換気部分をのぞきます。 結構な大きさですね。

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おお〜〜出てる出てる手を入れると熱風が噴き出していました。
この排熱効果を体感すると 皆さん『大きな通気層を設けよう』と思うでしょう。
また棟換気の必要性を再確認しました。

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私自身、勉強不足で知らなかった。横軸の通気層。
母屋の上に三角の隙間がありますね。そこからは縦軸の棟換気ほどではありませんが
熱風が噴き出していました。
南さん、ほんとにいい勉強になりました。


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線しました、仕事に戻ります。
気になる気密測定の結果ですが...。



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C値 = 0.092cm2/m2 のウルトラ気密でした。(印字は四捨五入により0.1cm2/m2)


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この結果に立ち会われたお施主さま夫婦は大喜びされていました。
私もウルトラ気密(0.1cm2/m2以下)が出るとかなりテンションがあがりますし
こころの中でガッツポーズしています。

大工さん、監督さん、サッシ屋さん 暑い中 ほんとうにお疲れさまでした。
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2018年07月12日

通気遮熱FOボード、温度サーモ画像撮影、温度差18.5℃


10日は暑い日でした。

私の屋根裏遮熱材、通気遮熱FOボードの施工現場で屋根裏の遮熱材なしの野地板温度と、通気遮熱FOボードを施工の温度測定をしました。


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通気遮熱FOボードは屋根面にアルミ蒸着シート、室内側は段ボール紙現しの屋根裏遮熱材です。

1枚955×1060mmの寸法でS字型の通気切り目を640か所つけ、通気できる遮熱材です。

私が商品開発してから12年、ここ近年住宅会社、工務店、設計事務所、建材問屋さんからの引き合いが多くなりました。



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測定結果は屋根瓦下の野地板温度52.1℃通気遮熱FOボード温度は33.6℃でした。

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FOボードの温度が低く、なんと18.5℃も温度差がありました。

屋根垂木間に埋め込みの一般的な遮熱材(通気層25mm〜30mm)と違い、通気遮熱FOボードは母屋の間に取り付けます。

屋根垂木(通常60mm〜75mm)の厚さがすべて通気層となりますので、熱反射率が高く排熱と遮熱効果が大となります。


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2018年05月18日

通気遮熱FOボードとユラソール


こんにちは、健太郎です。

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15日は、潟Zブンワークスさまの津幡の現場で
通気遮熱FOボードの施工写真を撮らせて頂きました。

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2階に上がらせて頂くと、天井にびっちりと通気遮熱FOボードが
きれいに施工されてました。大工さんの丁寧な仕事に感謝感謝です(^^♪


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施工された大工さんに話を聞いたところ
『今日なんて最高気温が27度以上と暑いでしょ。FOボードを施工すると
2階の暑さが全然違うよ。あとFOボードと母屋の間の通気層なんて
めちゃ熱風が流れてて廃熱効果に驚いたよ。』と言ってました。

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            通気遮熱FOボード(室内側)

宣伝になってしまいますが、FOボードは母屋施工の通気する屋根裏遮熱材です。
母屋間施工により屋根タルキが約60mmの通気層となり、排熱効果で4、5度の
室内温度軽減を見込めます

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            通気遮熱FOボード(瓦側)

瓦側はアルミ蒸着させて熱反射遮熱効果を得ています。
また、通気用のS字の切り目を約640ケ所入れてあります。
これにより水蒸気を排湿させます。(透湿比抵抗 0.43478 [m・s・Pa/ng])


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おっと話を戻しまして...。
1階に降りると合板の繋ぎ、柱の立ち上げにユラソール(気密テープ)が
とてもきれいに施工されてました。

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大工さんの話を聞くと、とても粘着質が高くやわらかい気密テープなので、
少し伸びることにより施工性が高いようです。

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施工して6時間後に強力な接着効果が認められるユラソール
経年劣化に対し、追従する柔軟さと粘着力を併せ持ちます。

今回、お世話になりました潟Zブンワークスの七山社長から
この現場の気密測定のご依頼を受けました。

毎回、気密測定で超気密の結果を出される潟Zブンワークスさま。
この現場の気密測定がとても楽しみです。


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2018年04月23日

屋根遮熱と2階床防音と換気


嵐建築様(能美市)の高気密高断熱HP住宅建築現場に、私の屋根裏遮熱材「熱反射遮熱FOボード」がきれいに施工されていました。

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寄棟屋根なので登り棟近くは台形や三角部分になりますね。

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嵐さんは「この部分は寸法合わせが少し手間だけど、段ボール板の遮熱材なのでタイベックより施工は楽だった」と言われました。

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またこのお家は2階の床の音の遮音を高めるため、2階剛床合板の下に板状グラスウール密度32kgを施工していました。

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これに防振吊木をすればかなり2階の床衝撃音を軽減できますね。

そして換気はドイツのガデリュウス、スウエフロー換気システムのモーター本体と配管工事が終っていました。

嵐さんはアルミジャバラなどフレキダクトは配管内圧損が高いので使いません。パイプ内部がすべすべの塩ビ配管の施工を基本としています。

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ジャバラ管は曲がり部分に埃がたまりやすく、フレキの凹凸の空気抵抗が高くなり、同じ量の空気を回すためにはどうしてもモーターの回転数を上げることになります。

塩ビ管やスパイラル管よりモーターに負荷がかかります。

少し専門的になりますが、ダクトの圧損計算するとき摩擦抵抗係数の数値を入れ計算します。

塩ビ管の摩擦抵抗係数は0.01〜0.02、亜鉛メッキスパイラル鋼管は0.016〜0.025、アルミジャバラ管は0.03〜0.04です。(一般参考値)

アルミジャバラ管は塩ビ管の2倍から3倍も摩擦抵抗が高く、同じ換気流量の空気を回すとき塩ビ管の2倍から3倍近くモーターファンの回転を上げなければなりませんね。

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20〜25年ほど前の塩ビ管やスパイラル管のお家の換気メンテを何軒もしていますが、新築時と同じで弱運転でも充分空気が回っています。

ジャバラ管だと配管経路、施工技術にもよりますが、新築時より一般的に引っ張りが弱くなっているのが多いですね。

中運転や強運転しないと定量換気ができないことがあります。

HP住宅で冬暖かく、夏は涼しく、2階の音も静かで、きれいな空気の24時間長寿命の定量換気システムの温熱環境と音環境の高性能住宅を考えている嵐さんは、よく勉強し研究されていました。

私から提案した屋根遮熱、2階床防音、換気システムを納めさせていただき、完成後にお施主様が住まいしてみてのお話しが聞きたいですね。








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2017年05月01日

ウレタン吹き付け前に屋根裏遮熱材FOボードを確認


28日は私の屋根裏遮熱材、通気遮熱FOボードがきちんと施工されているかウレタン断熱吹き付け前に確認です。

きれいに母屋間の取り付けされていたので安心しました。

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吹き付けの職人さんも確認して吹き付けOKです。

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ここでちょっと私のFOボードのPRをさせてください。

屋根垂木にはめ込む遮熱材は通気層があまりとれません。せいぜい30o程度。その点FOボードは母屋間の簡単施工なので屋根垂木の高さがすべて通気層になり遮熱効果が高くなります。

小屋裏温度が3〜4℃低くなり夏の2階の暑さ対策の効果があります。
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2016年11月06日

屋根裏遮熱材、通気遮熱FOボードとアイシネン断熱工事


鰍さひホーム様(小松市)の小松の新築住宅で私の屋根裏遮熱材、通気遮熱FOボードとアイシネンウレタン吹き付け断熱工事中の現場に寄りました。

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この日は1階車庫上の2階床下のウレタン吹き付け工事から始まっていましたので、2階大屋根の遮熱材、通気遮熱FOボードの施工が見れました。

丁寧に大工さんが貼っておられました。あさひホーム様には商品開発した当初から採用していただき、ありがとうございます。

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母屋の間に遮熱材を取り付けるので、屋根垂木がすべて通気層になります。

垂木間に入れる遮熱材メーカーもありますが、屋根野地板との間の空間が25〜30mm程度しか取れません。

通気遮熱FOボードは垂木の厚みすべてが通気層となりますので、排熱効果と遮熱効果が高くなります。

この通気遮熱FOボードにウレタン断熱吹き付けで、冬は断熱、夏は暑さ効果を高めた遮熱断熱となり温熱環境的にも良くなります。

この商品を開発してもう9年が経ちます。

ここ数年前から、夏の遮熱対策が必要だとやっと理解されるよになり、設計事務所、工務店、住宅会社様から結構問い合わせが多くなりました。


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2016年10月05日

換気システムの施工説明と通気遮熱FOボード


潟zリケン様(石川県津幡町)の現場でジェイベックのDCエンジェルの商品と施工の説明をしました。


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初めてDCエンジェル換気を採用していただいたのでホリケンの堀専務さんと電気工事屋さんに説明です。

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このお家には私の屋根裏遮熱材通気遮熱FOボードも採用していただき、ありがたいです。

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FOボードがすでにきれいに施工されていました。断熱工事が終われば気密測定です。
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2015年07月10日

通気遮熱FOボードの現場ウレタン吹き付け工事


昨日はみづほ設計様(福井県あわら市)の福井の現場のウレタン吹き付け断熱工事でした。

朝一番に行き、みづほ設計の社長さんとウレタン工事の職人さんと私と吹き付け箇所の確認と工事注意事項の打ち合わせです。

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私の屋根裏遮熱材「通気遮熱FOボード」はきれいに大工さんが貼ってくれて吹き付けしても安心です。

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この現場の横のお家がお施主様の実家でした。

実家の施主様のおばあちゃんが

「私の家は25年経っているのよ。その当時の断熱材はぺらべらの黄色いグラスウールやった。この孫の家はウレタンとやらでばあっと膨らむ断熱材を吹き付けするんよ。今の家の建て方は昔と違う。びっくりや。今日の吹き付けするところが見たいワ。孫の家のこれから完成するまで楽しみよね。私がもう少し若いかったら、孫の家みたいに建て替えたいね」

なかなか勉強熱心な元気なおばあちゃんでした。

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2014年10月09日

通気遮熱FOボードの配達


昨日はオクエ工務店さん(加賀市)の山代温泉の現場に、私の屋根裏遮熱材、通気遮熱FOボードを配達しました。

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現場は大きな平屋建てで伝統的な太い梁、桁、現しで素敵なお家でした。このようなお家に私の遮熱材を使っていただき嬉しいです。

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2014年03月16日

FOボード、図面指定、うれしいね!


私の屋根裏遮熱材FOボードが図面指定されていました。

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嬉しいですね。つい最近、四国の徳島市の工務店さんから200枚の大量注文があり出荷したところです。北陸3県でもかなり住宅会社、工務店さんに使っていただきありがたいです。
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2013年12月27日

大断面トラスの教会に遮熱材FOボード


「福田さん!うちの金沢の聖書教会の現場にあんたのFOボード80枚入れてくれんか」

「え!聖書教会?キリスト教の教会にですか?教会の屋根裏に私のFOボード使ってくれるんですか。ありがとうございます。」

「そう、もう上棟したので悪いけど大至急たのむよ!」

現場は東金沢インターの近くの国道8号線沿いに建っていました。

外回りはダイライト張りで樹脂サッシが付いた段階でした。

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中にはいってびっくり、小屋組がなんと大断面集成のトラス工法です。

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FOボード80枚ということは屋根面積で40坪、総2階の建物ですから延床約80坪の教会です。

やはり人が沢山集まるところなので大空間の部屋が必要なので屋根にトラストを組んだのです。

普通の家は小屋束と母屋と屋根垂木の組み合わせですが、トラス工法は屋根荷重を室内の柱にかかるのを少なくして、外壁全体に荷重を分散するので室内に大空間が取れ、構造的に非常に強い建物となります。

大断面集成と、幾何学的な美しさの見事なトラスにしばらく見とれていました。

この教会に私のFOボードを採用していただき光栄です。
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2013年12月14日

屋根裏遮熱材FOボードの配達、石川、福井


私の開発した屋根裏熱反射遮熱FOボード、と通気遮熱FOボードの配達で昨日は1日配達日でした。

金沢に熱反射遮熱FOボードを配達、福井県坂井市の現場に同じく配達、それに福井県鯖江市の現場分としてあわら市の設計事務所さんの倉庫入れで通気遮熱FOボードの配達でした。

設計士さんより鯖江の現場は遠いのでうちの事務所倉庫でいいよと言われ助かりました。

設計士さんとは事務所で低炭素認定住宅の計算の仕方かなどもアドバイスしました。

坂井市の現場は301m2(91.2坪)の住宅で私が温熱Q値計算のお手伝いをし、福井県の土木建築住宅課の審査を通した住宅です。


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工務店の専務さんより、「FOボード使うので現場に配達して」と注文をいただき本当にうれしいです。
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2013年11月28日

屋根裏遮熱材FOボード施工説明


昨日は私の開発した屋根裏の遮熱材FOボードを大工さんに施工説明しました。

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すでに1枚大工さんは取り付けしており、この張り方でいいかと言われ、OKだよと、説明するほどでもありませんでした。

私の遮熱材は両面アルミ蒸着のダンボール紙を母屋の間に入れ、下の母屋側に内折り目のついた方を曲げて施工します。

大工さんからは「こりゃ軽いし、板状なので施工が早く、楽だわ」と言われました。

こう言われるとありがたいですね。
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2013年08月30日

屋根裏遮熱材FOボードの施工指導


私の開発した屋根裏遮熱材FOボードの施工指導をしてきました。

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今回初めて使う現場の大工さんに説明し、仕上がりはカタログ通りきれいでした。

これで夏、小屋裏温度が3℃〜4℃低くなります。こんなにきれいに施工してもらうと嬉しいです。
posted by 山男のつぶやき at 05:54 | Comment(0) | TrackBack(0) | 遮熱材FOボード
2013年08月13日

アイシネンと屋根裏遮熱材FOボード


私の開発した屋根裏遮熱材、「通気遮熱FOボード」にお施主様から指定のアイシネンウレタン吹きつけ断熱工事をしました。

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お施主様が立会いです。アイシネンの吹きつけ工事の様子をさかんにカメラに収めておられました。

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ご自分のマイホームの出来上がりの工事過程を楽しみにしているのがよくわかります。

お施主様を見るとこの仕事をさせてもらい、やり甲斐があります。
posted by 山男のつぶやき at 09:21 | Comment(0) | TrackBack(0) | 遮熱材FOボード
2013年07月21日

徳島のケントホームズさんにFOボード配達と商品説明


昨日は徳島県徳島市の潟Pントホームズさんの現場に、私の屋根裏遮熱材、「通気遮熱FOボード」の配達と商品説明と施工説明に行きまた。

潟Pントホームズさんは以前メールで私の屋根裏遮熱材の通気遮熱FOボードの問い合わせをいただき、何軒もFOボードを使っていただきました。メールとFAXと電話だけで一度もお会いしたことがなく、こんど注文をいただいたときは、挨拶にお伺いしたいと思っていました

ちょうど、徳島の北島町と徳島市の2つの新築現場の注文をいただき、北島町の現場は上棟して進んでいるので急ぐということで、挨拶と配達を兼ねて現場に走りました。

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昨日は土曜日で会社は休みなのですがこちらからお願いして、現場で工務の西野現場監督さんに挨拶と施工説明をさせていただきました。


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お休みにもかかわらず、中井社長様も来られ挨拶させていただき、何軒も使っていただいたお礼と、商品の開発から現在に至るまでのお話をいたしました。

初めてお会いした中井社長さんは大変な勉強家で高気密高断熱住宅のことはよく研究しておられました。

「福田さん、徳島はね、まだ高気密高断熱住宅はあまり建っていないんですよ。そんなことをしなくてもという建築屋が多くて、普及が遅れていますよ。しかし今になってやらなくちゃという気運が出てきています。私は絶対こうなるといち早く徳島に取り入れきたんです。」

「そうですか。住宅エコポイント、長期優良住宅、フラット35S、ゼロエネルギー住宅、最近の低炭素住宅は次世代省エネ住宅、温熱等級4、つまり高気密高断熱住宅ですから、今ではこれが当たり前ですね。断熱はどうしとられます?」

「ごらんの通り外壁はダイライトで先ず耐震をとり、室内側にウレタン吹きつけ断熱をしています。屋根は遮熱材のFOボードにウレタン吹きつけです。床は大引き間に板状断熱材をい入れ、その上に剛床合板の仕様です。」

「社長、どうして私のFOボードを知ったのですか?」

「自分の家を高気密高断熱住宅したいと考えていたとき、家内がいろいろとNETで気密断熱、、遮熱材を調べていたんです。そのとき、福田温熱空調のホームページと「山男のつぶやき」のブログを見てFOボードがあると知ったのですよ。家内はいまでも山男のつぶやきの記事をみていますよ。」

「ええそうなんですか。ありがとうございます。奥様のお礼を言わなくちゃ・・。奥様に、たまにはコメントくださいと言ってほしいです。必ずコメントの返事はしますので・・・。」

「そんなことでケントホームズとしての自社の住宅に使ってみようかと、福田さんにメールをしたのです。」

「そうだったのですか。ありがとうございます。」

こんな話をして気密工事の具体的なこともお話してくれました。

気密にこだわり、柱と耐力面材のダイライトの間に両面気密テープを挟み気密をとっておられました。

中井社長様は大工は嫌がるけど、ダイライトの上に気密テープを貼っても夏の熱などで緩み気密が維持できないので、あえて面倒だけど柱とダイライトの間に、両面気密テープを挟んで施工することにしたと言われました。さすが良く研究されています。

まあいろんな話が尽きず2時間ほどあっという間に時間がすぎてしました。

徳島まで来た甲斐がありました。こんなに気密断熱にこだわり勉強している社長様にお会い出るとは私も勉強になりました。

中井社長様、西野様、ありがとうございました。これからもよろしくお願いいたします。


posted by 山男のつぶやき at 22:10 | Comment(0) | TrackBack(0) | 遮熱材FOボード
2013年07月04日

屋根裏遮熱材FOボード


昨日は福井県坂井市丸岡町の現場で私の屋根裏の遮熱材FOボードの現場に寄りました。

大工さんは丁寧に施工してくれていました。

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これで夏、小屋裏温度が3℃〜4℃低くなります。
posted by 山男のつぶやき at 05:47 | Comment(0) | TrackBack(0) | 遮熱材FOボード
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