2023年03月22日

石川県金沢市堅田町で気密測定


おはようございます
健太郎です。

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1月13日は 石川県金沢市堅田町で
Hamamoto建築研究室さまの
現場の気密測定を行いました。

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パネル工法の現場です。
断熱材は屋根・壁・床
共にネオマフォーム。

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屋根の断熱材は ネオマフォームの
上にグラスウールを付加断熱として
施行されています。

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パネルの取り合いは
気密テープとコーキングで
気密処理。

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屋根のネオマフォームは
コーキングにより気密処理。

木材の取り合いにも
しっかりコーキングが
入っていました。

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サッシはエクセルシャノンの
樹脂トリプルガラス。

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サッシ周りはコーキング。
ビス穴には気密テープが
貼られてました。

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気になる気密測定の
結果は ...。

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C値 = 0.16cm2/m2 の超高気密でした。

表示は四捨五入により0.2cm2/m2。
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それではC値改善(隙間埋め作業)を
開始します。

まずは玄関周り。
基礎と土台の
取り合いから漏気あり。
コーキングで埋めました。

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気密パッキンの上に
コーキングを打ってありましたが
怪しい箇所に増し打ち。

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これは給水管。

コーキングを打って
乾かないうちに動かすと
隙間ができます。

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大工さんに隙間の奥まで
充填してもらいました。

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ユニットバス下のネオマと
基礎の取り合いから漏気あり。

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見た目は完璧ですが
ピンホール(穴)があったので
埋めました。

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ここは1階の天井部分。

奥側が下屋(外扱い)なので
梁と2階床の取り合いから
伝い漏れする可能性があります。

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取り合いにコーキングを
入れました。

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最近、気になっている
2階の床の隙間。

ここは壁からの伝い漏れする
可能性があります。

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大工さんに手をかざして
もらったところ
「漏れとるね」とのこと。

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壁から伸びる床の隙間に
気密テープを貼りました。

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最後は天井まわり。
近づいてはじめてコーキングが
切れてるところを発見。

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切れてるところ
怪しいところに気密テープを
貼りました。(めちゃ時間がかかりました)

それでは再測定します。
C値改善後の測定結果は ...。

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C値 = 0.085cm2/m2 の超々高気密でした。

表示は四捨五入により0.1cm2/m2。
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C値改善をがんばった
M本代表と大工さんたちは
とても喜ばれていました。

今回のC値改善により
αA(家全体の隙間面積)は
17cm2 → 9cm2 と
8cm2 の隙間が埋まりました。

n値(隙間特性値 範囲1〜2)は
1.28 → 1.04 と隙間風が入り難い
特性に大きく改善。

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コーキング切れって
なかなか探しづらい。

見た目でわかる場所もあるけど
気密測定器で減圧し、手をかざして
はじめて漏気がわかる箇所もある。

やっぱり、良い気密を出すには
時間がかかるのですよ(^^♪


posted by 山男のつぶやき at 06:00 | Comment(0) | TrackBack(0) | 気密測定
2023年03月21日

岐阜県大垣市上石津町で気密測定(完成)


稜です。

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2月14日は岐阜県大垣市上石津町で
鞄n辺建設 プラスホームさまの
現場の気密測定(完成)を行いました。

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おおぉ...
玄関先から既に素敵な
雰囲気が漂っています。
梁見せとはイカしますね。

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中に上がります。
リビングは木の温かみを感じる
ゆったりとした空間と
なっていました。
掃き出し窓から差す光で
とっても明るい。

写真 2023-02-14 12 06 54.jpg

床材は香りと踏み心地が
良いのが特徴的な
パインウッドです。

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写真 2023-02-14 14 10 27.jpg

キッチンはリビングと
並んでいるので、
コミュニケーションが
取りやすい設計。
引き出しがとても多いので
たっぷり収納できますね。

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リビングの隣には...
共同スペースでしょうかね?
長いカウンターテーブルと
その後ろに並んだ本棚?が、
ここを快適でリラックス
の出来る空間であることを
物語っています。
コンセントもいっぱいありますね。
ここに集まって、
ゆったり読書などをしている
光景が目に浮かんできます。

写真 2023-02-14 12 04 06.jpg

リビングのテレビボードの端。
この格子状のフタの奥に
何かに見えますね。
フタを取ってみると...

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エアコンが現れました。
鞄n辺建設さまでは、
床下と小屋裏エアコンの
システムを採用しています。

写真 2023-02-14 12 07 01.jpg

床下の空気をエアコンで加温して、
リビングや個室等の床に
取り付けたこのガラリから
暖気として排出することで、
室内をバランスよく暖かくする
事のできる床下エアコンシステム。

エアコンを隠すフタが
格子状になっていたのは、
排出した空気をエアコンが
再び取り込むリターン環境を
作る必要があるからです。


写真 2023-02-14 11 47 41.jpg

先ほどお伝えしましたが、
小屋裏エアコンもあります。
床下エアコンの場合は、
室内を暖めることは出来ても
冷やすことは結露の問題で
出来ません。
そこでこの小屋裏エアコンが、
代わりに室内を涼しく
してくれるわけですね。

写真 2023-02-14 11 49 23.jpg

写真 2023-02-14 11 42 38.jpg

床下エアコンと同様に
リターン環境が必要なので、
排出口とは別に格子状の
通気口が施工されています。

写真 2023-02-14 12 25 50.jpg

こちらは寝室ですかね?
白とグレーを主体とした
シックな感じ溢れる
広々とした空間。
贅沢ですね〜。

写真 2023-02-14 14 12 20.jpg

そういえば、
玄関ドアの横にもう一つ
扉があったんですよ。
気になったので、
中を覗いてみると...

写真 2023-02-14 12 18 54.jpg

写真 2023-02-14 12 19 44.jpg

ワォ!
特大のモニターに広々空間。
これはゴルフシミュレーター
というやつですね。
TVとかで見たことはあるけど
実際に生で見たのは初めてです。

趣味にお金をかけた家って、
めちゃくちゃ羨ましいですね!
(私はゴルフしませんが。)

写真 2023-02-14 13 05 29.jpg

測定の前に色々と
チェックしていたところ、
外部のスポスポな状態の
CD管を発見。

写真 2023-02-14 13 05 44.jpg

このままではここから室内に
外気を取り入れることに
なってしまいますね。
コーキングで隙間を
埋めてしまいましょう。

写真 2023-02-14 12 35 42.jpg

ついでに玄関ドアの
パッキンの具合を調整。
指を使ってパッキンを
起こしたりしています。

建具はパッキン当たりだけでも
漏気量がかなり変化します。
玄関ドアやサッシの性能を
フルに引き出すためにも、
ちゃんとチェックしておきましょう。

写真 2023-02-14 12 31 51.jpg

さて、それでは測定を...
と思ったのですが

写真 2023-02-14 13 44 19.jpg

なんじゃこれは...。
αA (家全体の隙間面積)が
50cm2と表示されていますね。

悪い気密では無いのですが、
中間時点の気密が良かった
だけに...

流石におかしいという事で
調査開始!

写真 2023-02-14 13 41 17.jpg

しばらく原因を探しまして、
ようやく突き止める事が出来ました。
犯人はキッチン側の壁上部に
取り付けられたラッチタイプで
横長の横開き窓でした。

見てもらえれば分かると思いますが、
ちょっと開いてるんですよね...。

写真 2023-02-14 13 45 05.jpg

測定前にチェックした際には
レバーが閉まっている状態
となっていたので、
警戒していませんでした。

上の角度から覗いていれば
直ぐに気付けたかもしれませんが、
人間の目より上部にあるので
本当に閉まっているように
見えるんですよね。

写真 2023-02-14 13 45 51.jpg

どうやら何か引っかかっていて
閉まり切っていなかったようです。
ちゃんと閉まったのを確認して、
再度測定を始めます。
結果は如何に...

写真 2023-02-14 13 50 02 (1).jpg

C値=0.083cm2/m2の
ウルトラ気密です。
表示は四捨五入により0.1cm2/m2。

写真 2023-02-14 13 53 02.jpg

この結果に、
立ち合いされた社長は
とても満足されたご様子でした。

完成気密で、
C値=0.1cm2/m2 を
切ってしまうとは...

途轍もない気密スペックですね。
鞄n辺建設さまの新記録で
社長と社員の方々が
挙って喜んでいました。
いや〜原因を突き止める事が出来て
本当に良かった...。

趣味と気密。
どちらをとっても贅沢な
環境の素晴らしい家。
仕事などで溜まった疲れやストレスも、
家に帰れば何処か吹き飛ぶほどの
快適な生活を送ることが
出来るでしょうね。
posted by 山男のつぶやき at 06:00 | Comment(0) | TrackBack(0) | 気密測定
2023年03月20日

富山県氷見市で気密測定


稜です。

写真 2023-02-16 8 20 44.jpg

2月16日は富山県氷見市で
潟Wュープラスさまの現場の
気密測定を行いました。

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写真 2023-02-16 8 28 47.jpg

中に上がります。

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写真 2023-02-16 8 28 22.jpg

天井・壁の断熱材は、
セルロースファイバーと
なっています。

写真 2023-02-16 8 26 32.jpg

サッシはエクセルシャノンと
YKK APW330のようです。

写真 2023-02-16 8 25 34.jpg

チェックしていきます。
サッシ周りは、
コーキングで気密処理
されています。

写真 2023-02-16 8 29 30.jpg

天井の気密ライン。
こちらもコーキングで
処理されていますね。
ただコーキングを打つだけでなく、
上からヘラ等でなぞることで
隙間をミッチリと埋めることが出来ます。
丁寧な処理ですね。

写真 2023-02-16 10 04 48.jpg

壁の面材の取り合い。
こちらもコーキングを
上からなぞって隙間を
埋めてありますし、
土台と柱の取り合いまで
ちゃんと処理してあります。

写真 2023-02-16 8 33 20.jpg

現場は基礎断熱。
配管の貫通部がウレタンで
気密処理されています。
基礎内まで貫通している箇所は
絶対に気密処理しておきましょう。

写真 2023-02-16 8 27 04.jpg

ホールダウン金物です。
基礎断熱の現場であっても、
外周部に位置する箇所は
必ず気密処理をしましょう。
断熱の事も考えると、
ウレタンでの処理がおススメですね。

写真 2023-02-16 9 03 16.jpg

それでは測定を始めます。
気になる結果は...

写真 2023-02-16 9 26 13.jpg

C値=0.15cm2/m2の超高気密です。
表示は四捨五入により0.2cm2/m2

写真 2023-02-16 9 23 18.jpg

C値改善作業(隙間埋め)
をします。
玄関土間のコンクリと
断熱材との隙間から
漏気がありました。

写真 2023-02-16 9 34 08.jpg

この断熱材との隙間って
あんまり漏気するイメージ
が湧きませんよね。
でも実際は、
割と漏気を起こしやすい
要注意のポイントなんです。

写真 2023-02-16 9 38 01.jpg

隙間にコーキングを打ち込んで
気密処理して頂きました。

写真 2023-02-16 9 28 14.jpg

当日、現場には二人の大工さん
がいたのですが、
玄関土間の気密処理を
している一方で、
もう一人の大工さんは
基礎内に潜っていました。
なんでも気になる箇所が
あったとの事で...

率先して基礎内に潜ろうとする
その行動力と情熱。
素晴らしいですよね。

写真 2023-02-16 10 40 56.jpg

こちらでは、
サッシの固定ビスを一つずつ
コーキングで埋めていました。
目立つ漏気があったのかは
分かりませんでしたが、
少しでも気密を良くする為の
追及心と努力。
お二人とも素晴らしい
大工さんですね。

それでは再度測定を始めます。
結果はいかに...

写真 2023-02-16 9 52 09.jpg

C値=0.10cm2/m2の超高気密です。
表示は四捨五入により0.1cm2/m2。

αA (家全体の隙間面積)が
19cm2 → 13cm2

n値 (隙間特性値 範囲1〜2)が
1.35 → 1.14
となっています。

写真 2023-02-16 9 55 56.jpg

この結果に、
立ち合いされたお施主さまは
喜んでいるご様子でした。

αA (家全体の隙間面積)は
今回 6cm2の改善となりました。
気密が良いほど改善の幅は
狭くなってしまいがちですが、
数値を見るにとても良くなっていますね。

これだけ素晴らしい気密を
出すことが出来るのは、
偏に大工さんや監督さん方の
熱意があってこそなのでしょうね。
posted by 山男のつぶやき at 06:00 | Comment(0) | TrackBack(0) | 気密測定
2023年03月17日

福井県福井市川合鷲塚町で気密測定(完成)


稜です。

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2月15日は福井県福井市川合鷲塚町で
樺広地所さまの現場の
気密測定を行いました。

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シックでカッコいい玄関から
中に上がります。

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リビングは奥行きのある
梁見せの素敵な空間。
掃き出し窓からの光で
室内が明るくなっています。

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反対側には小上がりの
畳コーナーが。
カウンターテーブルや
下の収納スペースなど、
機能性もあって心の安らぐ
デザインとなっていました。

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二階に上がった先の廊下。
奥には横長のFIX窓と
カウンターテーブルが。
窓からはしっかりと光が差し込み、
廊下を明るく照らしてくれています。

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個室の収納が結構広々と
していました。
棚や奥行きもあるので、
色々と入りそうですね。

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一階にあるこの扉。
開いてみると...

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おぉ、中は防音室と
なっているようですね。
お施主様が音楽や楽器などを
嗜むのでしょうか。
家の中に防音室があるのって、
ちょっと憧れますよね。

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それでは測定を始めます。
気になる結果は...

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C値=0.24cm2/m2の超高気密です。
表示は四捨五入により0.2cm2/m2。

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この結果に、
立ち合いされた監督さんは
納得されたご様子でした。

防音室まである素敵なお家で、
とても良い気密で
暖かく快適な暮らしを。
これから幸せな生活を
送ることが出来ますね。
posted by 山男のつぶやき at 06:00 | Comment(0) | TrackBack(0) | 気密測定
2023年03月15日

石川県河北郡津幡町で気密測定


おはようございます
健太郎です。

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2月2日は石川県河北郡津幡町で
拠[工務店さまの現場の
気密測定を行いました。

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現場に入ると大工さんと
監督さんが気密処理を
されていました。

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2階に上がると吹き抜け
エリアに足場が組まれていました。
かなり大きい吹き抜けです。

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断熱材は屋根が
セルロースファイバー。

メッシュ状のシートに
セルロースを充填してから
室内側に気密シートを貼った仕様。

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壁の断熱材はグラスウール。

室内側には屋根と同じく
イゾベール・バリオの
調湿する気密シート(エクストラセーフ)を
貼られた仕様。

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サッシはYKKのAPW430。
樹脂トリプルガラス。

サッシ周りは気密テープで
気密処理されてました。

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気密シート貼りで難しいのは
間仕切り壁の処置。

柱、間柱、筋交いなど 厄介な
取り合いを漏気させることなく
気密処理する必要があります。

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電気配線は
まとめてではなく
1本1本 気密処理。

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おっと玄関まわりの
シートの下端が止まって
いませんでした。

シート下端にユラソール
(気密テープ)を貼って
押さえました。

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それでは測定します。
気になる気密測定の
結果は ...。


IMG_3474.jpg


C値 = 0.15cm2/m2 の超高気密でした。

表示は四捨五入により0.1cm2/m2。
IMG_3477.jpg

それではC値改善(隙間埋め作業)を
開始します。

まずは玄関周り。
玄関ドアは YKKのイノベストD50。

このドア。断熱性能はいいのだが
パッキンの当たりが少し悪い。

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ドア周りのパッキンを
起こしてやると気密が違ってきます。

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電気配管が通る
CD管の気密処理がされてない。
気密テープで処置しました。

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梁と2階の床の取り合いは
定番の気密処理です。
外からの伝い漏れを止めましょう。

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ウレタンをたっぷり吹いて
気密を取りました。

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ここも同様です。
気密シートの中は外扱いであります。
取り合いをしっかり攻めましょう。

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ここは2階の一室。
最後の気密処理になりますが
どこかわかりますか?

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正解は...
壁から伸びる床の
ジョイントの隙間です。

IMG_3492.jpg

今回は取り合いに
ウレタンを充填してから

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ジョイントに気密テープを
貼ってみました。

ちょっと手間ですが
壁から伝ってくる漏気を
しっかり押さえることが
出来る処置です。

それでは再測定します。
C値改善後の測定結果は...。

IMG_3494.jpg


C値 = 0.12cm2/m2 の超高気密でした。

表示は四捨五入により0.1cm2/m2。
IMG_3495.jpg

C値改善をがんばった監督さんは
0.1cm2/m2達成に喜ばれていました。

今回の改善作業により
αA(家全体の隙間面積)は
17cm2 → 13cm2 と
4cm2 の隙間が埋まりました。

隙間の質を表す n値は
1.37 → 1.17 と隙間風が
入り難い特性に改善。

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手作りで気密を取る
気密シート貼りの仕様。

C値 0.1を出すには
気密に対する熱い熱量が
必要だと感じます(^^♪

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2023年03月13日

石川県白山市中ノ郷町で気密測定


おはようございます
健太郎です。

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1月11日は 石川県白山市中ノ郷町で
活タ藤建築事務所さまの現場の
気密測定を行いました。

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現場は勾配天井で
吹き抜けがある設計。

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吹き抜け部分には木製の
足場が組まれていました。

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サッシはYKKのAPW430。
樹脂トリプルガラス。

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サッシ周りはユラソール
(気密テープ)により気密処理。

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断熱材は屋根、壁、床ともに
旭ファイバーグラスの
アクリアウールα(グラスウール)。

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断熱材の充填後、室内側に
気密シートを貼った仕様。

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剛床のジョイント、
配管周りは
ユラソールで気密処理。

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柱の立ち上がり部分
筋交い周りもユラソール。

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玄関周りは ...
基礎と基礎の立ち上がり、
基礎と土台、土台と床の取り合いを
ユラソールで気密処理。

施工箇所をきれいに清掃すれば
しっかり接着できるテープです。

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ユニットバスの下の
気密処理をやられてます。

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架台(ユニットバス)の脚下は
断熱材を抜いているため
その部分(基礎と断熱の取り合い)の
気密処理が必要です。

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めちゃくちゃ丁寧な
仕事されてます。

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それでは測定します。
気になる気密測定の
結果はいかに...。

IMG_3077.jpg


C値 = 0.20cm2/m2 の超高気密でした。

表示は四捨五入により0.2cm2/m2。
IMG_3078.jpg

それではC値改善(隙間埋め作業)を
開始します。

おっと ...
床下点検口が箱に隠れていたため
忘れられていました。
目貼り目貼り。

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玄関ドアは木製の
スニッカルペール。
パッキンの当たりが悪い。

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大工さんにドアラッチを
調整してもらいパッキンの
当たりを強くしてもらいました。

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あとはひたすらテープの
浮きを押さえる作業。

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特に勾配天井の部分が
作業し難いためか
浮きが多い感じ。

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気密シート貼りの要は
テープの接着なので
浮きを押さえて空気を抜き
漏気の侵入口をつぶしていきました。

IMG_3066.jpg

それでは再測定。
C値改善後の結果は...。

IMG_3086.jpg


C値 = 0.081cm2/m2 の超々高気密でした。

表示は四捨五入により0.1cm2/m2。
IMG_3084.jpg

測定に立ち合いされた
お施主さまはとても喜ばれていました。

今回のC値改善により
αA(家全体の隙間面積)は
20cm2 → 8cm2 と
12cm2 の隙間が埋まりました。

n値(隙間特性値 範囲1〜2)は
1.44 → 1.17 と隙間風が入り難い
特性に大きく改善。

IMG_3078.jpg

今回は床下点検口の目貼り忘れが
大きかったと思いますが

時間をかけてテープを押さえた
効果もあったと思われます(^^♪

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2023年03月10日

石川県河北郡津幡町で気密測定


稜です。

写真 2023-02-13 8 26 21.jpg

2月13日は石川県河北郡津幡町で
褐囂さまの現場の
気密測定を行いました。

写真 2023-02-13 10 51 02.jpg

写真 2023-02-13 8 31 52.jpg

写真 2023-02-13 10 51 42.jpg

中に上がります。
土間の広いお家のようですね。

写真 2023-02-13 8 31 59.jpg

写真 2023-02-13 8 32 17.jpg

屋根・壁の断熱は、
ウレタン吹き付け断熱と
なっています。

写真 2023-02-13 8 33 23.jpg

サッシはサーモスUH。
アルミ樹脂複合の
ペアガラスです。

写真 2023-02-13 8 39 51.jpg

チェックしていきます。
サッシ周りは、
コーキングで気密処理
されています。

写真 2023-02-13 8 40 49.jpg

現場は床断熱。
床のジョイントは、
テープで気密処理されて
いるようですね。
画像では分かりませんが、
上(合板のジョイント)と
下(大引きと断熱材の取り合い)の
二重の気密処理をしてあるそうです。

上か下のどちらかだけとなると、
伝い漏れを起こしたりする事が
意外とあります。
二重になるとテープと手間が
かかってしまいますが、
その分気密性は更に向上
するはずです。
素晴らしい処理ですね。

写真 2023-02-13 9 14 21.jpg

勿論、柱の根元まで
しっかり処理してあります。

写真 2023-02-13 8 45 57.jpg

床を貫通している配管の
周りもコーキングで
気密処理されています。
床断熱の場合は、
基本的に床に生じる隙間は
全て塞ぐ必要があると
考えていただきたく思います。

写真 2023-02-13 8 53 24.jpg

二階の床(合板)と胴差し、
梁などとの取り合い部分です。
見づらいですが、
コーキングで気密処理
されています。

写真 2023-02-13 8 56 42.jpg

下側だけじゃなく、
上側からの処理も大切です。
二階の床と柱の取り合いも
気密処理してありますね。

伝い漏れを起こしやすい箇所ですが、
これだけ丁寧に処理してあれば
安心できますね。

写真 2023-02-13 9 11 55.jpg

CD管から出ている配線の
周りをコーキングで処理。
線が束になっていると
真ん中に隙間が出来ますので、
それを考慮した処理が大切です。

写真 2023-02-13 9 34 39.jpg

お風呂周りも丁寧な
気密処理が施されています。
その箇所によって、
適切にコーキングやテープなどを
使い分けて処理してあるので
素晴らしいと思います。

写真 2023-02-13 8 59 44.jpg

それでは測定を始めます。
気になる結果は...

写真 2023-02-13 10 01 44.jpg

C値=0.24cm2/m2の超高気密です。
表示は四捨五入により0.2cm2/m2

写真 2023-02-13 9 42 12.jpg

チェックしていきます。
屋根のウレタンを見てみると、
配線の貫通部に隙間が
出来てしまっていました。

写真 2023-02-13 9 43 34.jpg

ウレタンで隙間を埋めて
気密処理しました。
配線が梁に接していたので、
ウレタンを吹き付けた際に
上手く埋まりきらなかったんですね。

写真 2023-02-13 9 45 58.jpg

他にも怪しい隙間を発見。
手を近づけて確認してみると
漏気していましたので、
こちらもウレタンで
気密処理をしたいと思います。

写真 2023-02-13 9 46 21.jpg

怪しそうな穴ぼこがあっても、
意外と漏気が無いことが多いです。
表面だけ見ると隙間が
出来ているように見えますが、
奥の方でしっかり埋まっている
からですね。

しかし、今回のように
漏気してしまうケースが
ありますので、
怪しい隙間があった場合は
とりあえず埋めておくことを
おススメします。

それでは再度測定を始めます。
結果は如何に...

写真 2023-02-13 10 28 36.jpg

C値=0.20cm2/m2の超高気密です。

αA (家全体の隙間面積)が
28cm2 → 23cm2

n値 (隙間特性値 範囲1〜2)が
1.47 → 1.37
となっています。

写真 2023-02-13 10 48 19.jpg

この結果に、
立ち合いされたお施主さまは
満足されたご様子でした。

丁寧な処理のおかげで
しっかりと良い気密と
なっていますね。

写真 2023-02-13 9 00 44.jpg

現場の中を観察していると、
こんなコーナーを発見。

どうやら缶コーヒーを
断熱材の切れ端で囲んだ状態で、
ヒーターで暖めているようですね。

熱を無駄に逃がすことなく
効率的に暖められますし、
とても便利そうですね。
こんな光景は今まで
見たことなかったので、
面白かったです。
posted by 山男のつぶやき at 06:00 | Comment(0) | TrackBack(0) | 気密測定
2023年03月08日

岐阜県岐阜市秋沢で気密測定


稜です。

写真 2023-02-14 7 56 59 (1).jpg

2月14日は岐阜県岐阜市秋沢で
鞄n辺建設 プラスホームさまの
現場の気密測定を行いました。

写真 2023-02-14 8 01 40.jpg

写真 2023-02-14 8 05 14.jpg

中に上がります。

写真 2023-02-14 8 05 02.jpg

写真 2023-02-14 8 03 47.jpg

屋根と壁の断熱は、
ウレタン吹き付け断熱と
なっています。

写真 2023-02-14 7 59 47.jpg

サッシはYKK APW330。
樹脂ペアガラスです。

写真 2023-02-14 8 05 54.jpg

チェックしていきます。
サッシ周りは、
ウレタンで気密処理
されています。

写真 2023-02-14 8 52 55.jpg

二階の床(合板)と胴差し、
梁との取り合い部分です。
ウレタンで気密処理
してありますね。
気密的にも断熱的にも
プラスに働くのでおススメです。

玄関土間の土台と基礎の
間のパッキンです。
コーキングで気密処理
されています。
たとえ気密仕様のパッキン
であろうと、
ジョイント箇所や基礎の
レベルなどによっては、
隙間が出来てしまいます。
特にジョイントからは
漏気を起こしやすいので、
前もって気密処理をしておきたいですね。

写真 2023-02-14 8 18 03.jpg

現場は基礎断熱仕様。
基礎に空いた穴や配管の
貫通部などは塞いでおく
必要があります。
こちらは水抜きの穴ですが
しっかりと埋めてありますね。

写真 2023-02-14 8 19 49.jpg

配管の貫通部です。
こちらは隙間がありますね。
室内側から気密処理しておけば
漏気はほぼ抑えられると思いますが...

写真 2023-02-14 8 44 52.jpg

ここは念には念をで、
外側からもしっかり
処理しておきます。

基礎の断熱材がボード状の
スタイロやカネライト
であった場合は、
室内側の配管貫通箇所以外にも
断熱材の裏側を伝って
漏気を起こしてしまう
ケースがありますので、
後から削る必要性を考慮しても
外側で気密処理しておくのが
一番確実だと思います。

写真 2023-02-14 8 09 09.jpg

気密測定の際には、
外に繋がっている配管は
目張りする必要があります。

テープを貼って目張りする
ケースというのがほとんど
だと思うのですが、
穴の大きなスリーブ管やダクトには
風船で目張りするのも効果的です。

スリーブの中で膨らむことで
ミッチリと密着してくれて
隙間がしっかり潰れますし、
すぐ外せるので簡単です。
ただし、空気が抜けたり
小さめのサイズで詰めると、
測定の最中に風船がスポッと
抜けてしまう可能性もありますので
管理はしっかりしておきましょう。

写真 2023-02-14 9 53 13.jpg

床断熱仕様の場合、
床や柱の取り合いを
気密処理しなければいけません。
先ほどお伝えした通り
現場は基礎断熱なんです。
でも、柱の下端の隙間には
ウレタンが詰まっていますよね。

これは、床下エアコンのシステムで
床下で暖めた空気をガラリから
居室内へ排出する際に、
ガラリ以外に隙間があると
その分暖気が違う所に
逃げてしまいますよね。

だから、その対策として
床に出来た余計な隙間を埋めて
効率的に室内に暖気を回す
目的があるんです。

写真 2023-02-14 8 16 33.jpg

それでは測定を...とその前に、
玄関ドアの下端に隙間が出来ていて
光が見えていますので、
先に埋めておきましょう。

写真 2023-02-14 8 48 37 (1).jpg

よし、これでバッチリですね。
土間の付近は後の工程で
埋まるケースが多いですが、
現時点での気密を正確に
測定するためにも、
しっかりと埋めておきましょう。

写真 2023-02-14 9 22 54.jpg

それでは測定を始めます。
気になる結果は...

写真 2023-02-14 9 37 17.jpg

C値=0.18cm2/m2の超高気密です。
表示は四捨五入により0.2cm2/m2

写真 2023-02-14 8 57 52.jpg

写真 2023-02-14 8 58 05 (1).jpg

C値改善作業(隙間埋め)
をします。
屋根の勾配と梁の取り合い
に出来たこの隙間。
手を近づけて確認してみると、
漏気していました。

写真 2023-02-14 9 10 26.jpg

ウレタンを吹き付けて
気密処理をしました。
高所で狭く、ウレタンが
吹き付けづらいこともあって、
隙間が出来てしまいがちな箇所。
屋根の勾配が大きいほど
漏気を起こしやすいので、
注意しておきたいですね。

写真 2023-02-14 9 20 29.jpg

スリーブの貫通部の
上の方に隙間が出来て、
光が見えてしまっています。

写真 2023-02-14 9 20 59.jpg

こちらもウレタンで
気密処理を行いました。
ウレタンは吹いた後で
膨らんでくれるので、
隙間が埋まりやすい印象が
あるかもしれませんが、
狭い箇所はそんな都合よく
埋まってはくれません。

鞄n辺建設 プラスホームさまの現場は
断熱力の高い30倍発泡の
ウレタン吹き付けですので、
100倍発泡のようにモコモコと
膨らんでくれない事も
影響していますね。

それでは再度測定を始めます。
結果は...

写真 2023-02-14 10 13 31.jpg

C値=0.15cm2/m2の超高気密です。
表示は四捨五入により0.2cm2/m2。

αA (家全体の隙間面積)が
30cm2 → 25cm2

n値 (隙間特性値 範囲1〜2)が
1.52 → 1.44
となっています。

写真 2023-02-14 10 15 03.jpg

この結果に、
立ち合いされた社長は
納得されたご様子でした。

C値は少数第二を四捨五入
した表示になりますので、
ギリギリ 0.1cm2/m2 に
届きませんでした。

とはいえ、とても良い気密。
完成時の測定も楽しみです。
posted by 山男のつぶやき at 06:00 | Comment(0) | TrackBack(0) | 気密測定
2023年03月07日

福井県敦賀市昭和町で気密測定


おはようございます
健太郎です。

IMG_3721.jpg

2月17日は福井県敦賀市昭和町で
癌V村さまの現場の気密測定を
行いました。

IMG_3756.jpg

IMG_3755.jpg

現場は南面の大開口サッシから
光が差し込む明るい室内。

IMG_3760.jpg

サッシはYKKのAPW430。
樹脂トリプルガラス。

IMG_3738.jpg

測定前の漏気チェック。
窓まぐさまわりを
確認される監督さん。

IMG_3761.jpg

怪しい取り合いには
気密テープを貼りました。

IMG_3762.jpg

断熱材は屋根・壁ともに
ウレタン吹付断熱。

IMG_3766.jpg

玄関の基礎と土台の
取り合いにはきれいに
気密テープが貼られていました。

IMG_3764.jpg

ここは基礎断熱仕様(床下が室内扱い)。
写真は換気のダクト周り。
ウレタンで気密処理されていました。

IMG_3754.jpg


それでは測定します。
気になる気密測定の結果は...。


IMG_3722.jpg


C値 = 0.15cm2/m2 の超高気密でした。 

表示は四捨五入により0.2cm2/m2。
IMG_3723.jpg

それではC値改善(隙間埋め作業)を
開始します。

まずは玄関周り。
サッシ枠の下端から
なかなかの漏気あり。

IMG_3726.jpg

枠は 空洞になっていて
外と繋がっている模様。
気密テープで貼って
蓋をしました。

IMG_3763.jpg

換気システムは
ローヤル電機の第1種換気。
換気システムまわりが怪しい。

IMG_3729.jpg

「めちゃ風出てますわ。」と
 監督さん。

IMG_3732.jpg

漏気がなくなるまで
ウレタンをしっかり充填しました。

IMG_3735.jpg

換気の周りはウレタンを
吹きづらかったのか
漏気箇所はまだありました。

IMG_3736.jpg

丁寧に隙間にウレタンを
充填して漏気を止めました。

IMG_3733.jpg

天井で言うと...
気密漏れの定番である
梁と天井の隙間から
漏気あり。

IMG_3747.jpg

「まぁまぁ漏れてますね」と
 監督さんに体感してもらいました。

IMG_3743.jpg

ここは下屋を側面から見た構図。
ある場所からピューっと
勢いよく漏れてましたが
どこかわかりますか?

IMG_3744.jpg

正解は ...
金属火打ちの上の
1cm2くらいの穴。
しっかりウレタンを入れました。

IMG_3739.jpg

最後は 床と柱・間柱の
取り合い部分。

IMG_3751.jpg

ここは 床下からの漏気ではなく
柱と剛床の隙間を伝う
壁側からの漏気になります。

1階の取り合いのみならず
2階にも有効なのでお試しあれ。

それでは再測定。
C値改善後の結果は ...。

IMG_3765.jpg


C値 = 0.13cm2/m2 の超高気密でした。

表示は四捨五入により0.1cm2/m2。
IMG_3753.jpg

C値改善をがんばった監督さんは
とても喜ばれていました。

今回のC値改善により
αA(家全体の隙間面積)は
21cm2 → 18cm2 と
3cm2 の隙間が埋まりました。

n値(隙間特性値 範囲1〜2)は
1.22 → 1.06 と隙間風が入り難い
特性に大きく改善。

IMG_3755.jpg

第一種換気&床下エアコンの
仕様の現場でしたが
かなり暖かい家になりそうです(^^♪

posted by 山男のつぶやき at 06:00 | Comment(0) | TrackBack(0) | 気密測定
2023年03月06日

石川県白山市倉光で気密測定(完成)


稜です。

写真 2023-02-10 10 53 35 (1).jpg

2月10日は石川県白山市倉光で
潟Aントールさまの現場の
気密測定(完成)を行いました。

写真 2023-02-10 7 38 43.jpg

写真 2023-02-10 7 45 21.jpg

中に上がります。
LDKは開放的な間取りで
木の温もりを感じる
素敵な空間となっていました。

写真 2023-02-10 10 15 31.jpg

写真 2023-02-10 7 43 06.jpg

リビングの上部が高天井と
なっていますね。
掃き出し窓や高窓からは
明るい光が差し込んでいて、
採光バッチリです。

写真 2023-02-10 7 41 52.jpg

たまに現場で見るこのパネル。
ボタン毎に照明の点く箇所や
明るさのバランスなどが設定されています。

写真 2023-02-10 7 44 34.jpg

写真 2023-02-10 7 44 47.jpg

例えばこのテレビボード付近。
天井の照明が消えることで
全然違った雰囲気となっていますよね。
普段の明るさから、
少し暗めなバランスで
リラックスの出来そうな設定など、
その時々の気分に合わせて
照明のバランスを手軽に
変えることが出来るので
とっても便利ですよね。

写真 2023-02-10 8 02 07.jpg

二階に上がる階段の途中で
扉を発見。
中を覗いてみます。

写真 2023-02-10 10 13 24.jpg

写真 2023-02-10 8 03 03.jpg

おぉ...。扉の向こうは、
小さな書斎となっていました。
こういう隠れ家のような
空間ってワクワクしますよね。
しかも、畳で堀座卓。
ロマンがありますね〜。

写真 2023-02-10 10 10 36.jpg

階段を上がった先には
大きなFIX窓。
明るい光が差し込んで
室内を照らしてくれています。

というか...
中に上がった時から
思っていたのですが、
めちゃくちゃ室内が暖かい。
外では上着を着ていても
まだ寒いぐらいだったのに、
家の中では逆に暑くて上着を
脱いでしまうほどでした。

写真 2023-02-10 10 44 06.jpg

写真 2023-02-10 10 54 28.jpg

実はこのお家では、
『ローヤル電機さんの換気システム』と
『ダイキン工業さんのエアコン』を
組み合わせた全館空調の
システムを採用しています。

当日は結構寒い日だったので、
お施主さまの心遣いから
この全館空調のシステムを稼働して
室内を暖かくして下さっていたんですね。
ありがとうございました。

写真 2023-02-10 10 29 26.jpg

それでは測定を始めます。
気になる結果は...

写真 2023-02-10 10 19 57.jpg

C値=0.13cm2/m2の超高気密です。
表示は四捨五入により0.1cm2/m2。

写真 2023-02-10 10 22 00.jpg

この結果に、
立会いされたアントールの方々は
喜んでいるご様子でした。

とっても良い気密!
残念ながらお施主さまは
都合で測定に立ち会うことが
出来なかったのですが、
後程結果を報告した際に
喜んで下さっていたそうです。

お施主さまの気密や断熱に
対しての強いこだわりから
生まれたとても素敵な家。
実際に暖かさを体感した上で、
どんなに寒い日であっても
ゆったりと快適な一日を
送ることが出来ると思います。
posted by 山男のつぶやき at 06:00 | Comment(0) | TrackBack(0) | 気密測定
2023年03月03日

石川県白山市湊町で気密測定(完成)


おはようございます
健太郎です。

IMG_3547.jpg

2月8日は石川県白山市湊町で
竃k製材所 ウィッシュホームさまの
現場の気密測定(完成)を行いました。

IMG_3550.jpg

IMG_3554.jpg

LDKは 梁や柱など
構造体を見せる仕様。

IMG_3562.jpg

リビングは勾配天井。
梁や柱は柿渋が
塗られていました。

IMG_3558.jpg

お施主さま曰く、少し前に行った
温泉旅館の雰囲気を出したいと
この仕様に決められたとか。
迫力があって素敵ですね ♪

IMG_3557.jpg

掃き出し窓の奥に
カウンターテーブルが
ある個室。

IMG_3564.jpg

玄関側にある寝室。
内見会が行わている模様。

IMG_3572.jpg
IMG_3573.jpg

トイレは広く、車イスでも
使用可能なサイズ。

IMG_3566.jpg

ファミリークローゼットは
大容量。

IMG_3568.jpg

サンルームは広かったです。

IMG_3559.jpg

階段を上がると
かなり大きな空間が
広がってました。

IMG_3561.jpg

奥には大きな
カウンターテーブル。

4人くらい使用できるサイズ。
旦那さんの仕事場でしょうか?

IMG_3575.jpg

IMG_3556.jpg

天井や床にあった
全館空調用のガラリ。

IMG_3571.jpg

気密測定器を見ると
外気温度 10.9度
室内温度 24.9度と
表示されていました。

IMG_3569.jpg


それでは測定します。
気になる完成気密の
結果はいかに...。


IMG_3577.jpg


C値 = 0.096cm2/m2 の超々高気密でした。

表示は四捨五入により0.1cm2/m2。
IMG_3576.jpg

測定に立ち合いされた
お施主さまはとても喜ばれていました。

中間気密が 0.090cm2/m2で
αA(家全体の隙間面積)= 15cm2。

完成気密が 0.096cm2/m2で
αA(家全体の隙間面積)= 16cm2。
1cm2 しか変化していません。

IMG_3551.jpg

実は測定の準備をしていて
暑くてすぐに上着を脱いでいました。

こんなに暖かいのなら すごく良い気密が
出るかも ... と思ってましたが
想像を超えた 超々高気密でした(^^♪


posted by 山男のつぶやき at 06:00 | Comment(0) | TrackBack(0) | 気密測定
2023年03月02日

岐阜県安八郡神戸町で気密測定


稜です。

写真 2023-02-08 7 53 52.jpg

2月8日は岐阜県安八郡神戸町で
鞄建ホームズさまの現場の
気密測定を行いました。

写真 2023-02-08 7 58 16.jpg

写真 2023-02-08 7 57 59.jpg

中に上がります。

写真 2023-02-08 7 58 50.jpg

天井・壁の断熱材は、
セルロースファイバーと
なっています。
気密シート貼りの施工で、
シートのジョイントは勿論
タッカーを打った場所まで
丁寧にテープが貼ってあります。

写真 2023-02-08 8 06 41.jpg

更に外壁側には付加断熱として
ネオマフォームが貼ってありました。
ジョイントにテープを貼って
こちら側でも気密を取った
仕様となっていますね。

写真 2023-02-08 7 57 34.jpg

サッシはYKK APW430。
樹脂トリプルガラスです。

写真 2023-02-08 7 59 32.jpg

チェックしていきます。
サッシ周りは、
ウレタンで気密処理
されています。

写真 2023-02-08 8 01 16.jpg

玄関土間の断熱材の取り合い。
ウレタンにテープにコーキングと、
適材適所で使い分けされた
気密処理が施されています。

写真 2023-02-08 8 33 23.jpg

現場は基礎断熱となっています。
基礎を貫通している配管周りは
防蟻ウレタンで処理したのち、
気になる箇所に上から
コーキング処理してあるようです。
ウレタンはコーキングと比べると
ミッチリビッチリと隙間が
埋まるわけではありませんので、
その対策として素晴らしい処理
だと思います。

写真 2023-02-08 8 44 18.jpg

他にも換気システム用の
貫通部がありましたが、
現状は処理が出来ない箇所なので
テープを貼って気密を
確保しています。

写真 2023-02-08 8 59 53.jpg

間仕切り壁の配線貫通部。
しっかりとコーキングで
気密処理されていますね。

写真 2023-02-08 8 31 11.jpg

それでは測定を始めます。
気になる結果は...

写真 2023-02-08 9 05 45.jpg

C値=0.29cm2/m2の超高気密です。
表示は四捨五入により0.3cm2/m2。

写真 2023-02-08 9 10 41.jpg

C値改善作業(隙間埋め)
をします。
天井の配管貫通部付近。
貫通部の処理として
コーキングを打っていますが、
その上からテープで気密シートの
気密処理がされている為、
テープが浮いて気密シートに
隙間が出来てしまっています。

写真 2023-02-08 9 14 39.jpg

コーキングの上から
テープを貼ったとしても、
間違いなく剥がれてしまいます。
ですので、この場合は
浮いたテープの上から更に
コーキングを打ち込むことで
隙間を埋めることにしました。

その後、改めて漏気チェックを
しましたが、
問題なく処理出来ていました。

写真 2023-02-08 9 16 18.jpg

玄関ドアの下端。
これだけ気密処理して
あるのも関わらず、
漏気を起こしているようです。

写真 2023-02-08 9 25 26.jpg

更にコーキングで気密処理
をしました。
玄関土間まわりは本当に
漏気を起こしやすいですね。

写真 2023-02-08 9 40 48.jpg

室内の耐力面材上部に
出来た小さな隙間。
気密シートはこの黒テープの
位置に来ている為、
このように隙間があれば
勿論漏気を起こします。

写真 2023-02-08 9 43 29.jpg

隙間にチュビチュビと
コーキングを流し込んで、
ピッチリと埋めてしまいます。
とても丁寧な処理が
施されているんですが、
こんな細かい箇所だと見逃して
しまいそうになりますよね。

写真 2023-02-08 8 55 24.jpg

小さな隙間は処理しましたが、
そうなるとこの耐力面材の反対側。
こちら側の取り合いも上部からの
伝い漏れを危惧しなくては
なりません。

写真 2023-02-08 9 31 09.jpg

写真 2023-02-08 9 32 55.jpg

他にも木と木のジョイント
などからも漏気がありましたので、
気密テープを貼って気密処理
をしていきました。

写真 2023-02-08 11 00 07.jpg

C値=0.25cm2/m2の超高気密です。
表示は四捨五入により0.3cm2/m2。

αA (家全体の隙間面積)が
33cm2 → 28cm2
となっています。

写真 2023-02-08 10 58 32.jpg

この結果に、
立ち合いされたお施主さまは
納得されたご様子でした。

正直、気密シート貼りって
かなり気密を取るのが
難しくて大変なので、
初めて測定させていただく
気密シート貼りの仕様の現場は、
毎度恐る恐るといった感じで
出向くのですが、
とても丁寧な施工が
されていましたので、
かなり驚いてしまいました。

しっかりとした処理は
その時点の気密だけでなく、
年数が経っても経年劣化に
強く快適な生活が保たれます。

完成の気密測定も
とても楽しみです。
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2023年03月01日

福井県鯖江市住吉町で気密測定


おはようございます
健太郎です。

IMG_3376.jpg

1月27日は福井県鯖江市住吉町で
活タ藤建設さま(福井県鯖江市)の
現場の気密測定を行いました。

IMG_3393.jpg

軒が深い設計です。
その軒を極太の梁が
支えていました。

IMG_3377.jpg

外壁側でテープが
貼られていました。
なんだろう... 面材かな?

話を聞いたところ
サーマックスという断熱材で
付加断熱として貼られている模様。

IMG_3378.jpg

桁周りもきれいにテープが
貼られていました。
外側で気密を取った形です。

IMG_3380.jpg
IMG_3379.jpg

室内に入ると大工さんが
現場を清掃されていました。

IMG_3397.jpg

断熱材は屋根・壁ともに
セルロースファイバー。

IMG_3385.jpg

メッシュ状のシート内に
セルロースファイバーを充填。

さらにその上から
調湿すかっとシートが
貼られていました。

IMG_3382.jpg

サッシはYKKのAPW330。
樹脂ペアガラス。

IMG_3383.jpg

サッシ周りはコーキングにより
気密処理されていました。

IMG_3413.jpg

この現場は基礎断熱仕様。
断熱材はカネライトフォーム。

IMG_3412.jpg

厚みはなんと100ミリ。
超極太仕様です。

IMG_3386.jpg

換気システムは
ローヤル電機の第1種換気。

IMG_3388.jpg

おっと、そー言えば
外をチェックしたときに
基礎に水抜き穴がありました。

ここは基礎断熱の現場なので
水抜き穴は気密漏れに直結します。

IMG_3390.jpg

安藤社長にコーキングを
入れてもらい

IMG_3392.jpg

指で押さえて隙間を
潰してもらいました。

IMG_3394.jpg

給湯給水の配管まわりにも
たっぷりコーキングを充填。

IMG_3381.jpg


さて、気になる気密測定の
結果はいかに...。


IMG_3403.jpg


C値 = 0.36cm2/m2 の高気密でした。

表示は四捨五入により0.4cm2/m2。
IMG_3405.jpg

それではC値改善(隙間埋め作業)を
開始します。

まずは玄関ドアの電子錠の
配線穴が開いていました。
早速、コーキングを充填。

IMG_3395.jpg

あとは天井まわりの
改善です。

IMG_3407.jpg

吊り木まわりから
漏気あり。

気密テープで取り合いを
しっかり押さえました。

IMG_3406.jpg

下屋部分の電気配線周りから
大きく漏気あり。

配線が邪魔して
気密処理がやりづらい。
そのための漏れです。

IMG_34061.jpg

配線をかき分けて
気密シートと梁の取り合いに
丁寧にテープを貼っていきました。

気密漏れは作業がやりにくい
ところほど発生しやすいです。

さて、気になるC値改善後の
測定結果はいかに...。

IMG_3409.jpg


C値 = 0.31cm2/m2 の超高気密でした。

表示は四捨五入により0.3cm2/m2。
IMG_3411.jpg

改善をがんばられた安藤社長は
詳細結果を確認されていました。

今回のC値改善により
αA(家全体の隙間面積)は
56cm2 → 49cm2 と
7cm2 の隙間が埋まりました。

n値(隙間特性値 範囲1〜2)は
1.16 → 1.15 と微量ですが
良い方に改善しました。

IMG_3402.jpg

約1時間半のC値改善。
7cm2 はなかなかの改善量。

どんな断熱材でも 良い気密が
あってはじめて発揮します。

そんなんで 改善作業は
がんばり甲斐がありますよ。(^^♪

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2023年02月28日

福井県福井市渡町で気密測定


稜です。

写真 2023-02-04 8 07 04.jpg

2月4日は福井県福井市渡町で
潟cWュールホームさまの現場の
気密測定を行いました。

写真 2023-02-04 8 16 22.jpg

写真 2023-02-04 8 15 40.jpg

中に上がります。

写真 2023-02-04 8 12 31.jpg

写真 2023-02-04 8 24 29.jpg

屋根・壁の断熱は、
ウレタン吹き付け断熱と
なっています。

写真 2023-02-04 8 12 07.jpg

サッシはYKK APW430。
樹脂トリプルガラスです。

写真 2023-02-04 8 24 00.jpg

チェックしていきます。
サッシ周りは、
ウレタンで気密処理
されています。

写真 2023-02-04 8 24 10.jpg

二階床の合板と胴差しと梁
の取り合い部分です。
ウレタンが吹きつけられていますね。
気密は勿論、断熱的にも
プラスに働いてくれます。

写真 2023-02-04 12 58 35.jpg

木と木のジョイントに
テープが貼ってありますね。
木と木の間に出来た隙間から
漏気を起こすケースは
割とありますので、
気になる箇所だけでも
こんな風に気密処理してみると
意外と気密が良くなると思います。
入隅部分とかも漏れやすいです。

写真 2023-02-04 8 40 21.jpg

現場は基礎断熱。
基礎を貫通している配管などの
周りは気密処理する必要があります。
バッチリ処理されていますね。

写真 2023-02-04 8 28 18.jpg

おっと、こちらは...。
裏側を確認しましたが、
気密処理されていない様子。

写真 2023-02-04 9 02 36.jpg

隙間にウレタンを詰めて
気密処理をしました。

ちなみに上の画像の通り
当日は雨で配管が濡れていた為、
テープでの目張りが難しい状態。
そんな時には中に風船を入れて
目張りの代用をしたりしています。

ビッチリと隙間が埋まるので
意外と使い勝手は良いのですが、
割れてしまった際に配管の
奥に飛んでいかないように
対策をする必要がありますので
真似してみたい方はご注意下さい。

写真 2023-02-04 9 15 44.jpg

玄関ドアの下端。
ウレタンで気密処理して
あるようですが、
どうやら少し隙間が出来て
しまっているようです。

写真 2023-02-04 9 15 59.jpg

隙間が残らないように
チョビチョビとウレタンを
吹きつけます。
玄関周りは特に漏気を
起こしやすいので、
要注意ポイントです。

写真 2023-02-04 9 18 20.jpg

それでは測定を始めます。
気になる結果は...

写真 2023-02-04 10 09 16.jpg

C値=0.098cm2/m2の
ウルトラ気密です。
表示は四捨五入により0.1cm2/m2。

写真 2023-02-04 9 21 44.jpg

既にとても良い気密ですが、
ここから更にC値改善作業
(隙間埋め)をします。

先ほど玄関土間周りを
チェックしましたが、
今度は勝手口の下端から
漏気していたようです。
こちらもウレタンで
気密処理をします。

写真 2023-02-04 10 09 52.jpg

一階の下屋部分です。
え?こんな所から漏気する
わけないでしょ。と、
思う方もいると思います。

実はこのラインが
下屋部分の断熱(気密)層の
最高地点より上に存在する場合、
理論的にこのラインは
外気に接する事となります。
今回は少し漏気がありましたので
ウレタンで気密処理をしました。

ウレタン吹き付けの現場では、
基本屋根断熱な上に厚みがある分
漏気を起こしにくいですが、
パネルや気密シート張りなどの
天井断熱の場合は、
かなり漏気しやすいと思うので
気を付けたい所ですね。

それでは再度測定を始めます。
結果は...

写真 2023-02-04 11 14 16.jpg

C値=0.084cm2/m2の
ウルトラ気密です。
表示は四捨五入により0.1cm2/m2。

αA (家全体の隙間面積)が
21cm2 → 18cm2

n値 (隙間特性値 範囲1〜2)が
1.40 → 1.29
となっています。

写真 2023-02-04 11 15 52.jpg

この結果に、
立ち合いされたお施主さまは
満足されたご様子でした。

当日も雪が降り積もった
寒い日でしたが、
密閉された室内に入ると
やっぱり断熱効いてるなぁ...
と実感します。

ここから完成する頃には
更に快適で暖かい空間と
なっていることでしょうね。
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2023年02月24日

石川県小松市三谷町で気密測定


おはようございます
健太郎です。

IMG_2768.jpg

少し前のことですが...
12月25日は 石川県小松市三谷町で
潟Rンセプト建築設計さまの
現場の気密測定を行いました。

IMG_2769.jpg

面材は吉野石膏の
EXハイパー。

大工さんに聞いたところ
ジョイントすべてに
気密テープを貼られたとのこと。

IMG_2751.jpg

IMG_2752.jpg

現場に入ると ...
大開口スライディングから
光が差し込む 明るい室内。

IMG_2790.jpg

その窓から見た風景が
幻想的でした。

IMG_2758.jpg

サッシはYKKのAPW430。
樹脂トリプルガラス。

サッシの性能を引き出すために
サッシ屋さんが調整してくれてます。

IMG_2754.jpg

サッシ周りは
コーキングを入れてから
気密テープを貼られて
ダブルの気密処理。

IMG_2774.jpg

断熱材は屋根・壁ともに
アイシネンのウレタン吹付断熱。

IMG_2755.jpg

写真はピンボケですが
壁と床の取り合いに
ウレタンが吹かれていました。

IMG_2771.jpg

構造用合板の取り合い、
壁の入隅は ... 

IMG_2772.jpg

気密テープで気密処理
されていました。

IMG_2756.jpg

床は 大引きと断熱材の
取り合いに 気密テープを貼り ...

その上の剛床の取り合いでも
気密テープを貼った
ダブルの気密処理。

IMG_2786.jpg
IMG_2788.jpg

玄関周りを見ると ...
基礎と土台の取り合いは ブチルテープ。
土台と柱・間柱の取り合いは 気密テープ。
玄関框と剛床の取り合いには コーキング。

要所要所に気密材を
使い分けて施工されてました。

IMG_2766.jpg


それでは測定します。
気になる気密測定の
結果はいかに ...。


IMG_2779.jpg

でました。
C値 = 0.0cm2/m2 !!! (0.05cm2/m2未満)

正確には...
C値 = 0.048cm2/m2 の超々高気密でした。

IMG_2778.jpg

C値 = 0.0cm2/m2 表示ですが
C値改善(隙間埋め作業)を
開始します。

まずは玄関ドアの
下端に漏気あり。

土台と柱の取り合いに
気密テープを追加。
その下端にウレタンを
充填しました。

IMG_2762.jpg

玄関ドアのパッキンの
当たりが少し悪く
漏気を感じたため、玄関ドアを
内側に寄せてもらいました。

IMG_2764.jpg

最後はユニットバスまわり。

IMG_2791.jpg

断熱材を貫く
給湯給水の配管周りから
漏気あり。

ウレタンを充填して
漏気を止めました。

それでは再測定。
C値改善後の測定結果は ...。

IMG_2785.jpg

でました。
C値 = 0.0cm2/m2 !!! (0.05cm2/m2未満)

正確には...
C値 = 0.034cm2/m2 の超々高気密でした。

IMG_2780.jpg

改善処理をがんばった
大工さんとサッシ屋さんは
詳細結果を確認されてました。

今回のC値改善により
αA(家全体の隙間面積)は
7cm2 → 5cm2 と
2cm2 の隙間が埋まりました。

n値(隙間特性値 範囲1〜2)は
1.30 → 1.01 と 超大幅に改善。
隙間風が入り難い特性になりました。

IMG_2795.jpg

とても良い気密が出て
気持ちよく帰ろうと
バックした時 ...

IMG_2796.jpg
IMG_2805.jpg

クルマが 雪でスタック。
クルマはFFのNV200(日産)。
この段差で OUTでした。

IMG_2804.jpg

大工さんと私でタイヤ周りを
掘り起こしましたが → ぜんぜんダメ。

最終的に 通りがかったお隣さんと大工さんに
クルマを押して 助けて頂きました。
その節は本当にご迷惑をお掛けしました。

NV200のFFはマジ弱すぎです!!


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2023年02月21日

福井県三方上中郡若狭町で気密測定


稜です。

写真 2023-01-30 10 45 49.jpg

1月30日は福井県三方上中郡若狭町で
兜衰}さまの現場の
気密測定を行いました。

写真 2023-01-30 9 13 46.jpg

写真 2023-01-30 9 17 26.jpg

中に上がります。

写真 2023-01-30 9 12 32.jpg

写真 2023-01-30 9 13 31.jpg

屋根・壁の断熱材は、
グラスウールとなっています。

写真 2023-01-30 9 09 07.jpg

サッシはYKK APW330。
樹脂ペアガラスです。

写真 2023-01-30 9 12 00.jpg

チェックしていきます。
サッシ周りは、
テープで気密処理されています。
隅にピッチリとL字に食い込んだ
丁寧な貼り方ですね。

写真 2023-01-30 9 12 53.jpg

気密シートのジョイントが
処理されているのは勿論のこと、
タッカーを打った箇所にも
テープが貼ってありますね。
一つ一つの隙間は少ないものの、
全体的に見れば結構な数ですので
間違いなく効果はあるはずです。

写真 2023-01-30 9 09 47.jpg

二階の床(合板)と胴差し、
一階の梁との取り合い部分です。
伝い漏れを起こしやすい箇所ですので、
このようにウレタンなどで
気密処理する事をおススメします。

その場合、一階の天井側だけでなく、
二階の床と柱などの取り合いも
処理する必要がありますので、
お気を付け下さい。

写真 2023-01-30 9 11 36.jpg

写真 2023-01-30 9 36 51.jpg

配線や配管の貫通部。
気密テープで気密処理をしたのち、
さらに上からブチル系の
テープを貼って浮き防止の
処理が施されています。

写真 2023-01-30 9 15 06.jpg

写真 2023-01-30 9 15 16.jpg

火打ち梁の取り合いの
気密処理です。
化粧現しで見えるのでベッタリと
テープを貼ったり事が出来ません。
ですので、邪魔にならない範疇で
端にうっすらと貼ってあります。

写真 2023-01-30 9 30 40.jpg

測定の前に、
減圧した状態でちょっとだけ
C値改善作業(隙間埋め)
をします。

玄関ドア下端付近。
土台とドア枠の隙間から
少し漏気がありました。

写真 2023-01-30 9 31 39.jpg

コーキングで隙間を埋めて
気密処理をしました。
玄関や土間の付近は
本当に漏気しやすいです。
後でモルタルで埋まる箇所もあれば
そうでない箇所もあるので
気を付けましょう。

写真 2023-01-30 9 10 46.jpg

それでは測定を始めます。
気になる結果は...

写真 2023-01-30 9 43 34.jpg

C値=0.28cm2/m2の超高気密です。
表示は四捨五入により0.3cm2/m2。

写真 2023-01-30 9 41 54.jpg

C値改善作業(隙間埋め)
をします。
屋根の気密シート。
梁の付近に小さな切れ目が
出来ていました。

写真 2023-01-30 9 45 41.jpg

破れている箇所にテープを
貼って気密処理をします。
気密シートが破れていたり
貼り忘れがあったとしても、
至近距離で見ないと
意外と気づけないんですよね。

気密の測定や改善だけで無く、
現場の施工を再確認する機会が
生まれる気密測定って、
良い家を建てる上で
必要なんじゃないかって思います。

写真 2023-01-30 10 03 10.jpg

こちらはテープの浮きですね。
隅の部分とかって、
本当に貼りづらい上に
浮きやすいんですよね。

写真 2023-01-30 10 03 26.jpg

追加で上からテープを貼って
気密処理をしました。

それでは再度測定を始めます。
結果は...

写真 2023-01-30 10 25 35.jpg

C値=0.25cm2/m2の超高気密です。
表示は四捨五入により0.3cm2/m2。

αA (家全体の隙間面積)が
35cm2 → 31cm2
と改善しています。

写真 2023-01-30 10 33 06.jpg

この結果に、
立ち合いされたお施主さまは
喜んでいるご様子でした。

気密シート貼りの現場では、
シートの取り合い(ジョイント)等
テープが丁寧に貼られているか否かが、
かなり重要になっています。

中間気密測定時点の気密だけでなく、
完成した後や住み始めてから
何年経ってもテープが剥がれたり
浮いてしまわないように、
経年劣化に強い家を建てる上でも
大切な事です。

細かな所まで一つ一つ
丁寧な処理をする事で、
本当に良い家が生まれるのだと
思います。
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2023年02月17日

石川県野々市市押野で気密測定(完成)


おはようございます
健太郎です。

IMG_3423.jpg

1月31日は石川県野々市市押野で
拠[工務店さまの現場の
気密測定(完成)を行いました。

IMG_3450.jpg

1階の正面の外壁は
板張り仕様。

IMG_3442.jpg

玄関ポーチまわりも
板張りでした。

IMG_3427.jpg

IMG_3425.jpg

LDKは温かみの
ある色合い。

IMG_3426.jpg

正面のサッシのみの
引き違い窓で ...

IMG_3446.jpg

その他のサッシはすべて
ドレーキップ窓(内開き)を含む
すべり出し窓でした。

IMG_3430.jpg

キッチンに隣接する
カウンターテーブル。

大きなサイズなので
休憩にも仕事にも使えます。

IMG_3432.jpg

洗面室は大きい鏡に
かわいいタイル張り。
とても使いやすそうです。

IMG_3445.jpg

ここは2階の一室。
お子さんたちの部屋でしょうか。

将来、間仕切り壁を作り
2部屋に出来る仕様。

面白いのが部屋の中に
2枚の扉がある設計。

IMG_3443.jpg

おっとそう言えば
玄関ドアが木製でしたね。
チェックしなければ...。

IMG_3436.jpg

写真では分かりずらいですが
扉の下端に隙間がありました。

少しパッキンの当たりが
悪い模様。

IMG_3438.jpg

監督さんにパッキンを
少し起こし、扉に当たるよう
気密性を上げてもらいました。

IMG_3435.jpg


さて、気になる完成気密の
結果はいかに...。


IMG_3439.jpg


C値 = 0.11cm2/m2 の超高気密でした。

表示は四捨五入により0.1cm2/m2。
IMG_3441.jpg

立ち合いされたお施主さまは
とても喜び、測定結果の詳細を
確認されていました。

αA(家全体の隙間面積)= 11cm2。
n値(隙間特性値 範囲1〜2)= 1.13。

両方とも完成気密で言うと
かなりレベルが高い値。

n値 は 隙間の質を表し
1に近いことから
隙間風が入り難いことを
表しています。
完成で 1.13は なかなか無いです。

IMG_3425.jpg

グラスウール&気密シート貼りの
仕様で 完成 0.11cm2/m2は
驚異的な気密スペック。

外には 雪が積もってましたが
とても暖かい室内空間でした(^^♪


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2023年02月16日

岐阜県大垣市草道島町で気密測定


稜です。

写真 2023-01-26 7 59 20.jpg

1月26日は岐阜県大垣市草道島町で
鞄n邊建設 プラスホームさまの
現場の気密測定を行いました。

写真 2023-01-26 8 09 01.jpg

写真 2023-01-26 8 09 22.jpg

中に上がります。
現場は平屋ですね。

写真 2023-01-26 8 09 41.jpg

写真 2023-01-26 8 09 49.jpg

屋根・壁の断熱は、
ウレタン吹き付け断熱と
なっています。

写真 2023-01-26 8 06 47.jpg

サッシはYKK APW330。
樹脂ペアガラスです。

写真 2023-01-26 8 27 30.jpg

チェックしていきます。
サッシ周りは、
ウレタンで気密処理
されていますね。

写真 2023-01-26 8 17 08.jpg

現場は基礎断熱。
水抜き穴がウレタンで
埋まっていますね。
基礎断熱の場合、
基礎の貫通部はちゃんと
塞いでおかないと、
気密が悪くなるので要注意です。

写真 2023-01-26 8 37 51.jpg

お風呂の配管貫通部と
その付近。
貫通部は内外で気密処理
してあるのですが、
少し気になる箇所があったようで
念を入れて処理していました。

写真 2023-01-26 8 45 03.jpg

梁と屋根の勾配がかかる箇所。
隙間に暗がりが出来ていて
なんか怪しいですね。

写真 2023-01-26 8 59 10.jpg

実際に手を近づけてみると、
漏気が確認出来ました。
ウレタンで隙間を埋めて
気密処理をします。

写真 2023-01-26 9 34 10.jpg

よし、しっかり埋まりましたね。

隙間が出来ているように見えても
漏気していないこともあります。
が、漏気しているケースが多いので
注意したいポイントですね。

天井にボードを貼ってしまうと
確認するのが難しくなってしまいますので、
早めのチェックをおススメします。

写真 2023-01-26 8 36 00.jpg

それでは測定を始めます。
気になる結果は...

写真 2023-01-26 9 31 35.jpg

C値=0.13cm2/m2の超高気密です。
表示は四捨五入により0.1cm2/m2。

写真 2023-01-26 8 57 14.jpg

C値改善作業(隙間埋め)
をします。
玄関ドアの右下端から
漏気があったようですね。
ウレタンを吹き付けて
気密処理をしました。

写真 2023-01-26 9 47 44.jpg

サッシ周りの気密処理です。
上でご紹介している通り、
既にウレタンで気密処理
してある状態ですが、
枠が入っているので
奥まで手を入れて漏気の
チェックするのが難しい。

そこで怪しそうな箇所は、
追加でウレタンを吹きつける事に
なりました。
ただし、枠が入っている状態で
ウレタンを吹き付ける際は、
後からウレタンが膨張して
枠が歪んでしまう可能性がありますので、
しっかりとビスで枠を固定したのち
吹き付ける量に注意して処理をします。

写真 2023-01-26 9 39 54.jpg

玄関ドアです。
工事途中の仮ドアとは違い、
本ドアを目張りした状態では
正式な測定結果とはなりません。

ですので、ドアラッチの調整や
パッキンの当たり具合などによって、
気密が大きく変化します。

今回はドア自体に問題は
ありませんでしたが、
傷防止の養生(ダンボール)が
ドアの下部に挟まって、
隙間が出来てしまっているようです。

写真 2023-01-26 9 38 17.jpg

中間気密測定の際に
本ドアが入っている場合は、
ほぼ間違いなく養生された
状態となっています。
その為、今回のようなケースは
珍しくもないのですが、
このままでは正確な気密を
測定する事が出来ません。

ですので、一時的に養生を
外して測定しています。
その間は本ドアに傷が付かないよう
慎重に扱うことも大切です。

写真 2023-01-26 10 46 46.jpg

写真 2023-01-26 10 46 34.jpg

玄関ドアは改善しましたが、
サッシからの漏気も
見過ごせません。
サッシの中でも採用率が高く、
注意しておきたいのが
引き違い窓(掃き出し窓を含む)と、
オペレータータイプの滑り出し窓。

特に掃き出し窓はパッキンの
当たり具合などによって、
大きく気密が変化しますので
ちゃんとパッキンが機能するように
閉め直したりしたいですね。

測定時だけの話では無くて、
日常生活をする上でも
サッシのパフォーマンスを
最大限引き出すために、
しっかりとパッキンが当たるように
意識して閉め直しするのが
良いと思います。

オペレータータイプのサッシに
つきましては、
単に見た感じ閉まっているように見えても
閉まり切っていない事があるので、
ハンドルを回して確認するなどして
用心したいという事ですね。

それでは再度測定を始めます。
結果は...

写真 2023-01-26 10 44 23.jpg

C値=0.078cm2/m2の
ウルトラ気密です。
表示は四捨五入により0.1cm2/m2。

αA (家全体の隙間面積)が
21cm2 → 12cm2

n値 (隙間特性値 範囲1〜2)が
1.39 → 1.14
となっています。

写真 2023-01-26 10 45 42.jpg

この結果に、
立ち合いされた社長は
満足されたご様子でした。

C値改善作業(隙間埋め)前の時点で
既にとても良い気密でしたが、
比較して見ると、
αA (家全体の隙間面積)が
9cm2 も埋まっていますね。

ウレタンで気密処理した箇所は勿論の事、
玄関ドアやサッシの閉め直しでも
改善しているようですね。

素晴らしい気密。
完成状態での測定も
とても楽しみです。
posted by 山男のつぶやき at 06:00 | Comment(0) | TrackBack(0) | 気密測定
2023年02月15日

石川県白山市徳丸町で気密測定


おはようございます
健太郎です。

IMG_2976.jpg

1月10日は 石川県白山市徳丸町で
Hamamoto建築研究室さまの
現場の気密測定を行いました。

IMG_2978.jpg
IMG_2981.jpg

パネル工法の現場です。
大型サッシから光が差し込む
明るい室内でした。

断熱材は屋根・壁・床
共にネオマフォーム。

IMG_2994.jpg

屋根の断熱材はネオマフォームの
上にグラスウール105mmを
追加(付加断熱)で施行されています。

IMG_2990.jpg

パネルの取り合いは
気密テープによる気密処理。

IMG_2991.jpg

パネルと床の取り合いは
コーキングまたは気密テープで
気密処理されていました。

IMG_2996.jpg

屋根のネオマフォームは
コーキングにより気密処理。

極太コーキングが
しっかり入っていました。

IMG_2988.jpg

サッシはエクセルシャノンの
樹脂トリプルガラス。

IMG_2989.jpg

サッシ周りもコーキング
による気密処理。

サッシを固定するビス穴の上には
気密テープが貼られていました。

IMG_3005.jpg

間仕切り壁の中には
吸音用のグラスウールが充填済み。

IMG_2987.jpg


さて、気になる気密測定の
結果はいかに...。


IMG_3009.jpg


C値 = 0.13cm2/m2 の超高気密でした。

表示は四捨五入により0.1cm2/m2。
IMG_2977.jpg

それではC値改善(隙間埋め作業)を
開始します。

玄関ドア下端から
電源を入れており
その部分から漏気あり。
ウレタンを充填しました。

IMG_3011.jpg

玄関ドア枠のパーツが
付いていない箇所から
漏気あり。

今後、モノが付く部分
なので目貼りしました。

IMG_3008.jpg

お風呂の排水管まわりに
コーキングを追加。

IMG_2979.jpg

梁の下端に
コーキングを入れてから ...

IMG_2983.jpg

ヘラで押さえて
隙間に充填。

IMG_3018.jpg

おっと、このパターンは
奥側(ネオマフォーム側)が
下屋になる状態。

IMG_3021.jpg

ネオマの上は外扱いになるため
梁と2階の床の取り合いから
伝い漏れしやすい。

IMG_3023.jpg

コーキングを入れて
ヘラで押さえました。

IMG_3001.jpg

ここは収納スペース。

IMG_3026.jpg
IMG_3027.jpg

2階の床の隙間が
壁から伸びている状態。

う〜ん、漏気ありますね。
これはパネル下端の隙間を
伝って漏気するパターン。

IMG_3030.jpg

この場合は2階の床の
ジョイント部分に気密テープを
貼りましょう。

IMG_3035.jpg

ここは貼り過ぎなくらいに
攻めました。

IMG_3034.jpg

構造用合板の取り合いも
伝い漏れを誘発し易いので
気密テープを貼りました。

IMG_3037.jpg

最後は勝手口の
パッキンの当たり。

漏気があったため
ドアラッチを寄せて
パッキンの当たりを改善。

さて、C値改善後の
測定結果はいかに...。

IMG_3041.jpg


C値 = 0.086cm2/m2 の超々高気密でした。

表示は四捨五入により0.1cm2/m2。
IMG_3038.jpg

測定に立ち合いされた
お施主さまはとても喜び
結果を撮影されていました。

今回のC値改善により
αA(家全体の隙間面積)は
27cm2 → 17cm2 と
10cm2 の隙間が埋まりました。

n値(隙間特性値 範囲1〜2)は
1.36 → 1.11 と隙間風が入り難い
特性に大きく改善。

IMG_3017.jpg

そもそも、0.13cm2/m2 と
高い気密レベルから
隙間を埋めるのは至難の業。

改善に2時間強かかりましたが
結果、10cm2 も改善して
私も驚いています(^^♪


posted by 山男のつぶやき at 06:00 | Comment(0) | TrackBack(0) | 気密測定
2023年02月13日

石川県能美市佐野町で気密測定(完成)


おはようございます
健太郎です。

IMG_3213.jpg

1月18日は 石川県能美市佐野町で
ハンズスタイル鰍ウまの現場の
気密測定(完成)を行いました。

IMG_3221.jpg

玄関に入ると
シューズクローゼットに
手洗いが隣接。

IMG_3222.jpg

コロナ禍もあって
玄関近くに手洗いが
設置されることが増えました。

IMG_3214.jpg
IMG_3216.jpg

LDKには土間エリアが
ある設計。

IMG_3215.jpg

その土間には
薪ストーブが鎮座。

ヨツール
JØTUL F400 ECO。

IMG_3217.jpg

炉内でオーブン料理が
出来る仕様で
ストーブトップでは
料理の保温が可能。

それにしてもごっつい
耐熱ブロックで覆われていますね。

IMG_3218.jpg

キッチンはモールテックスが
施行されており

食器棚、レンジフード周りは
タイルが貼られていました。
※青ラインはコーキングの養生です。

IMG_3247.jpg

ペンダントライトは
シェードが可愛いい
電球タイプのモノ。

IMG_3225.jpg

キッチンの奥は
全面鏡張りの使いやすそうな
大きな洗面室。

IMG_3239.jpg

リビングの奥は
旦那さんの書庫でしょうか?

IMG_3241.jpg

のちに畳が敷かれる
予定です。

IMG_3244.jpg

階段はワイドで
蹴上が低くて上り易い。

IMG_3228.jpg

2階からの眺め。

吹き抜けに上空にある
コーナーのサッシから
光が差し込む明るい空間。

IMG_3242.jpg

階段に取り付けられる
アイアンの手すり。
ブラックに塗装される模様。

IMG_3230.jpg

さて、気になる完成気密の
測定結果はいかに...。

IMG_3233.jpg


C値 = 0.40cm2/m2 の超高気密でした。


IMG_3234.jpg

調査した結果、
薪ストーブの空気調整用レバー
辺りから漏気あり。

IMG_3215.jpg

煙突のジョイント部分も
若干怪しい感じ。

IMG_3232.jpg

立ち合いされた監督さんは
薪ストーブがある割に良い結果だと
満足されていました。

IMG_3216.jpg

この気密なら薪ストーブを
稼働しなくても暖かいと思いますが

薪ストーブに火を入れると
吹き抜けから暖気が上がり
家中暖かくなると思われます(^^♪


posted by 山男のつぶやき at 06:00 | Comment(0) | TrackBack(0) | 気密測定
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