2014年03月12日

ウチダ建材蒲lの研修会の講師


昨日は福井市のウチダ建材蒲l主催の福井県長期優良住宅の会の勉強会の講師をしました。

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フェノバボードの積水化学工業の関係のフォワードハウジングソリュージョンズ鰍フ井上氏が「どう作る?ゼロエネルギー住宅」
をテーマに話をされました。

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次に私は「温熱環境の基本」という題でお話しさせていただきました。

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ウチダ建材様には日頃、私の小屋裏遮熱材「FOボード」を在庫販売しいただき、大変お世話になっております。

参加の皆様は真剣な顔で聞いておられました。

私の写真は、ウチダ様の方が撮られており提供していただき、ありがとうございました。

来月も勉強会があり、今度は私一人で講師です。テーマは「温熱Q値、外皮平均U値、1次エネルギー計算の実務」です。

地場の工務店さんに温熱環境の良い家を建てて、大手ハウスメーカーに負けない力をつけもらうための支援がしたくて私はこの仕事をしています。

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2014年02月17日

地下室の壁の温度分布と結露


去年の夏に東京の建材検索ナビの会社の人から「地下室の壁の温度計算をしてくれませんか」と依頼がありました。

建材の商品、メーカーなど知りたいとき、この建材検索ナビで私は調べています。ほとんどの建材はわかり助かっています。

この中に「建築・建材Q&A」のコーナーがありより詳しく知りたいときに質問すると、詳しい人から回答するシステムです。

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質問者はどこかの建築設計事務所の人でした。

地下室 土温度 18℃
RC壁t 250mm λ1.6w/m・k
ウレタン吹き付けt 40mm λ 0.03w/m・k
石膏ボードt 12.5mm λ0.16w/m・k

上記にて施工した場合、表面温度は、何℃になるか知りたいです。
室温27℃時に湿度が何%で表面結露が起こるかを求めたいと考えております。
大変申し訳ございません。 計算式も合わせて教えていただけますと幸いです。

ボランティアの私の回答は「地下室の壁表面温度は13.92℃、室温27℃のとき相対湿度47%以上で結露します」と書きました。

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この時は夏のときですから土の温度が18℃はわかりますが、今の冬でしたらおそらく10〜15℃くらいだと思いますので、室温をかなり高くしないと結露します。

かび臭い地下室にしないためには、地下室に除湿機を入れるか、ダクトを使い、中間ファンで上階の室内から暖かい空気を送り地下室の温度を上げ換気が必要ですね。

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2014年02月01日

気密性能が格段によくなったYKK APW330


このところ気密測定が連続してきました。1月は正月休みで実働20日ほどなのに13件の測定がありました。

その中で樹脂サッシの割合が北陸でも増えてきました。

特にYKKのAPW330は気密性能が格段に良くなりましたね。

YKKの以前のプラマートV、エクセルシャノンのトリプルシャノンより気密性能はアップしています。

大工さんや設備、電気屋さんの丁寧な仕事もありますが、富山のイザット富山店さんや金沢の潟Rンセプト建築設計さんの現場は気密性能が0.09w/m2など超高気密の数値も出ています。

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YKKがこの春にAPW430の新商品がでるということ、これからは樹脂アルミ複合窓から樹脂サッシに一気に変わると思います。

何しろ住宅は窓からの熱損失の割合が多いので、窓の断熱、気密性が良くなると、今以上に温熱環境が向上します。とても嬉しいですね。

日本の窓のトップリーダーのYKKさんの動きが他社メーカーも追従してきますので、ありがたいことです。

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2014年01月09日

サーモカメラ画像の報告書作り、やっと覚えた


住宅の温熱環境の仕事をしている私ですが、去年12月にサーモ赤外線カメラを買い画像をいろいろと撮りました。

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しかしパソコンに画像を取り込み、リーポート報告書の作り方がどうしてもわかりません。

メーカーの取り扱い説明書はカメラ自体の取り扱いしか説明文がなく、パソコンに取り入れるにはUSBにつなげばいいとだけ書いてあり、あとは画像とりこみリ、附属のリポート作成ソフトを使ってくださいだけ書いてありました。

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ソフトをインソールしてやろうとしましたが、表示が専門的な英語ばかりでなかなかうまくできませんでした。
正月の間、試してみたのですがダメで、昨日メーカーの人にFAXと電話で教えてもらいました。

デジカメの画像取り入れのように簡単ではなく、ソフトを使いこなせないと報告書は作れないとわかり、電話で20分くらいメーカーさんに教えてもらいやっと画像取り込み、報告書を作ることが出来ました。

メーカーさんはサーモカメラ実演研修というのをやっているので、どうしても難しかったら受講してみませんかと言われました。
しかし東京まではとても受講できません。

サーモカメラの操作方法、応用方法など多義わたっていろいろな使い方ができるそうです。私は基本的な使い方だけは何とか覚えました。

早速、自宅の温水暖房のホットマンのサーモ画像と可視画像を撮り、報告書を書くことが出来ました。

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住宅の暑さ、寒さ、結露の診断にこれから、サーモカメラを活用できそうです。

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2013年12月30日

私の教科書、日本建築学会環境系で正月休みは充電です



今年は消費税が上がる前ということで工務店、住宅会社の受注が多く、私みたいな自営業でもおかげて忙しい1年でした。
仕事と仕事と追っかけられ、勉強する時間があまりなかったですね。

温熱環境の仕事で独立して来年は9年目です。自分の開発した屋根裏アルミ蒸着遮熱材FOボードも今年はかなり多くの会社に使っていただき普及してきました。

この商品を開発したきっかけとなったのは日本建築学会研究報告九州支部環境系の2007年の鹿児島大学の研究論文でした。

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自分の仕事は住宅の暑さ、寒さ、結露、換気、暖冷房などです。寒さ対策は断熱材を厚くし、サッシの窓の性能をあげればできます。これは北海道、東北の工務店、住宅会社が先導的に進んでいます。

しかし暑さ対策、とくに住宅の2階の暑さをどうすればよいか考えたとき、やはり断熱材の厚みを厚くするだけでは解決できず、遮熱材と断熱材を併用しないと難しいです。

独立した当時、このことを考え悩み図書館通いをしていたとき、建築学会の鹿児島大学の研究論文を見つけ、全く目に鱗で感動しました。屋根の母屋の間に遮熱材を入れ、屋根垂木の高さを全部を通気層にし、棟換気、排熱量、遮熱材、断熱材のこの組み合わせがベストだとわかりました。

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遮熱材のメーカーの皆さんは屋根垂木の間に挿んでいるのがほとんどで、通気層が20mmから25mmしか取れない、そして大工さんの施工も手間がかかり、これを解決するには母屋の間に遮熱材を入れればいいということ研究論文で知りました。

それからというもの、これを商品化するためにダンボールメーカーに通い、ダンボール紙に両面アルミ蒸着シートをはり付けた熱反射、遮熱FOボードを開発しました。そして次に結露防止のために通気遮熱FOボードの商品を開発し、特許申請をしました。

これができたのも建築学会環境系の研究論文です。
建築環境工学の温熱と音が私の専門としていますが、大学の研究論文は計算式などとても難しく、半分くらいしかわかりまぜんが、実験データーの最後の考察、まとめにの答えがとても参考になります。これだけの研究をやはり世に知らしめ、住宅の性能向上をすべきだと思い、これが私の役目じゃないかと考えています。

このほかに熊本大学の先生に手紙を書き、住宅の断熱、結露の実際の住宅の実験データーもいただきました。

2006年から2013年の8年分をもう一度この正月に読み直し、自分なりに理解してまた工務店、住宅会社、設計事務所の方に提案していこうと思います。今読んでいるのは2013年の九州大学の通気工法住宅の温熱、省エネルギー性能の関する研究がとても参考になります。

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ただ研究論文は建築学会に著作権がありますので、詳しく論文をコピーはできませんので一部の概要のみを記事に書きました。
posted by 山男のつぶやき at 07:38 | Comment(2) | TrackBack(0) | 温熱環境
2013年12月21日

住宅の仕様書に設備性能表示一覧表を書きましょう!


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10月1日から住宅の省エネ基準が大巾改正され温熱性能も外皮平均U値計算となりました。

国の補助金やローン減税などの支援など受けるときは外皮U値計算と1次エネルギー消費量計算書を提出することが求められます。

私は工務店、住宅会社、設計事務からの依頼で温熱性能計算をしています。そして各公的審査機関の審査を通してきました。

これからの省エネ住宅は住宅の躯体の温熱性能を高めるだけでは充分ではありません。

たとえば照明器具に白熱灯など電気消費量の多いものを使うと不可となり、省エネにはなりません。

住宅に使用する設備機器のエネルギー消費が少ないものが必要です。

温熱計算で役所から指摘されるのは設計図面の仕様書に設備の省エネ率、APF、COPなどの数値が抜けているので書いてくださいと是正を受けることが多くなりました。

私は設計士さんには必ず指摘されるので表示するようその都度、うるさく言っています。

しかし現実には節湯機器を書き忘れていたなどが多く、役所の審査をやり直す手間と時間がかかります。

これからはこの設備機器仕様一覧表を仕様書に書きましょう!

審査官が見るのはここがちゃんと表示されているかまずここを見ています。
この一覧表があれば審査する側もいちいち指摘しなくても楽なのです。

この一覧表を書くとこの会社は省エネ住宅のことをよく知っているいると評価が高くなります。
posted by 山男のつぶやき at 07:21 | Comment(0) | TrackBack(0) | 温熱環境
2013年12月20日

念願のサーモ赤外線カメラ


住宅の温熱環境の仕事をするうえで、必要な赤外線サーモカメラをやっと買いました。

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安いものは9万円台からあり、高いものは何百万円もするのものがありますが、そんなお金もないので日本製でメンテナンスのできる信頼あるメーカーのものにしました。

工業用、電気設備用など測定範囲が500℃とか800℃まで測る機械もありますが、住宅は100℃を越えることはまずないので、測定部分がより鮮明な画像がとれる−20〜100℃までの範囲の測定機にしました。赤外線のサーモ画像と同じ場所をデジカメのような可視画像(目で見た普通の画像)の両方を写せるので測定レポートにもわかりやすく解説できます。

これから寒くなり窓際の結露や断熱欠損などの部分がサーモカメラで大工さんや、工務店、住宅会社、設計事務所の人に見てすぐ原因がわかってもらい、断熱施工のレベルアップにつなげたいと思います。
posted by 山男のつぶやき at 09:12 | Comment(0) | TrackBack(0) | 温熱環境
2013年12月16日

大気の水蒸気量は水全体のわずか0.001%なのか・・。


地球の海と陸の比率は7対3の割合いだと昔習いました。海の面積が絶対多いですね。

水の存在量は海が97%、雪氷(氷河、積雪、南極、北極の氷床など)が2.4%、地下水0.6%、河川や湖沼0.02%ということです。

我々の日常生活に影響する雨、風、雪などの気象現象を起こす原因となる大気の水蒸気量は全体の0.001%(質量比)ということです。

この水蒸気が水に戻りまた水蒸気となる降水サイクルは10日だそうです。

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地球全体の平均降水量は約1000mm、日本の平均降水量は1800mm、日本は水に恵まれた国ですね。

逆に水が多いということは住宅のクレームとなる結露がしやすい環境ということにもなります。

冬に向かってこれから住宅が寒い、結露した、カビが生えた、ダニがいるなどクレームが多くなります。わずか0.001%の大気の水蒸気の影響で日頃の天気が変わり、我々の日常生活に非常に大きな影響があるとはね、勉強になります。
posted by 山男のつぶやき at 07:45 | Comment(0) | TrackBack(0) | 温熱環境
2013年09月12日

基礎断熱のシロアリ対策


基礎断熱をしたいけど、シロアリに食べられるから怖いのでためらう工務店、設計士さんがおられます。

でもしっかり防蟻対策をすれば心配はいりません。

先ず、ホウ酸入りなどの断熱材を使うこと。これだけでは安心できません。

防蟻断熱材のつなぎ部分や基礎を貫く配管、基礎換気ダンパーとコンクリートの隙間からシロアリが入ります。

それを防ぐには防蟻コーキング、防蟻ウレタンのパイプレン防蟻フォームなどで継ぎ目や隙間を埋める必要があります。

私はDOーALL−PLYの防蟻コーキングを使っています。

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基礎断熱の外断熱は怖いから基礎内断熱にしている工務店さんがいますが、基礎を貫通する部分に防蟻材を使い穴埋めしないとシロアリが入りますので、きちっとシロアリ対策をしましょう。
posted by 山男のつぶやき at 06:32 | Comment(0) | TrackBack(0) | 温熱環境
2013年09月10日

中間より完成時の方がよい気密測定


昨日は富山県高岡市の潟tジ創ホーム様の完成した気密測定でした。

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工事中間で測定し、今度は完成で測定の2回目です。

普通中間測定より完成時は各種設備の器具付け等で中間より数値は悪くなるのですが、なんと今回は中間よりよくなっているのです。

木工事の大工さんが終わった後の行程の職人さんがいかに丁寧な仕事をしているかわかります。

立会いしたフジ創ホームの高藤さんもびっくりしていました。

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このお家はセルロースファイバーの気密シート貼りです。中間測定のときは気密シートが現し状態ですが、完成時は壁がすべて塗り壁でした。そのため気密が上がったのじゃないかと思います。

それにもっと驚くことに外気より室内の温度が4.7℃も低いことでした。

壁は200m(セルロース120mm内断熱、板状ロックウール80mm外断熱)、天井はセルロース400mm、それに基礎断熱、サッシは樹脂サッシトリプルガラスアルゴンガス入り、熱貫流率U値1.23W/m2k、換気は各部屋壁付けのドイツの画期的な熱交換換気の仕様です。

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換気は測定するまで回っていましたので、このところの夜間の涼しくなった冷気を室内の空気と熱交換して、壁、天井、床に蓄熱しているようです、それに基礎断熱ですから、床のガラリからも地熱の効果が出ているようです。

気密、断熱、換気の性能を高めれば蓄熱量を増やすことが出来る温熱環境になることを実証しています。いい体験をさせてもらいました。
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2013年07月31日

外気34.4℃室内26.9℃、エアコンかけず、すごいトリプルエコ住宅


昨日は石川県小松市の鰍さひホームさんのトリプルエコ住宅の完成時の気密測定でした。このお家は国交省に採択認定されたゼロエネルギー住宅です。

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屋根断熱、外壁、外断熱、基礎も防蟻外断熱で、床下に地熱回収の熱交換換気マーベックス「澄家エコ、ハイブリッド換気システム」の仕様です。

床下を室内空間とし、石川県のブランド制度に認定された温熱環境に非常に優れた住宅です。

外気34.4℃、室内26.9℃でした。なんと温度差が7.5度もありました。


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室内入るとエアコンをつけているのかなと思うほど冷んやりしていました。そしてあのむっとした蒸し暑さもなく空気がからっとしていました。

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やはり床下の地熱回収のマーベックスの熱交換換気の効果がでていますね。これは基礎を防蟻外断熱なので地熱が基礎コンクリートに蓄熱される熱量が多いので効果が出ています。

基礎の内断熱ではここまで効果はでないと思いますね。木造はマンションなどのRCと違い熱容量のすくない建物です。その少ない木造住宅で唯一、一番熱を貯めれるのは基礎のコックリートです。トリプルエコ住宅はこのコンクリートに夏は冷熱、冬は温熱を最大限に貯め活用し、温熱環境を高めた住宅です。

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気密測定結果も0.6cm2/m2と非常にいい数値でした。

私もこの工法の技術的なお手伝いをさせていただいたので、とても嬉しいです。
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2013年06月29日

室温と健康の関係


昨日は午前中、富山県の氷見市で住宅が完成し引き渡し前の気密測定があり、午後からは金沢でゼロエネ、省エネ基準改正、室温と健康の関係のセミナーに参加、忙しい1日でした。

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厚生労働省とNPO法人が、人間の健康に関して高気密高断熱住宅と一般住宅とどう違うか、何年もわたり調査した結果を見てとても勉強になりました。

先ず室温が10℃の温度差があると、血圧が10mmhg差がでるということです。

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これは部屋と部屋の温度差のある家です。

健康的な住まいの室温は21℃、許容温度18℃、16℃未満は呼吸器系疾患に影響あり、9〜12℃血圧上昇、心臓血管疾患のリスク、5℃で低体温症を起こすリスク

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年寄りで心筋梗塞や、脳梗塞などでなくなる月の多いのはやはり寒い10月から3月でした。

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心臓性突然死の時間帯は朝6時から8時と夜18時から20時ですね。

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18時から20時は浴室でなくなる人が多いということ。

低い室内温度や居間と浴室の大きな温度差が原因ということでした。

やはり住宅の温度差が、人間の健康に大きな影響を及ぼすことがわかり勉強になりました。

どこの部屋に行っても温度が変わらない高気密高断熱の健康な住まいを造ることが大事ですね。
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2013年06月21日

住宅技術専門全国誌日経ホームビルダーに福田温熱の記事が・・


住宅の技術と情報の全国誌の記者に4月24日に取材を受け、昨日6月20日発売の日経ホームビルダー7月号に私の福田温熱空調の記事が載りました。

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「高断熱住宅の危ない隙間」という15ページにわたる特集記事の中です。

間違った断熱施工や気密シートの貼り方で隙間が開き、結露やカビが発生した内容です。

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私の記事は気密測定と、ユニットバスの床下の気密を考えず施工している写真記事と、ユニットバスの底の断熱張を頼るがあまり、気密がとれていない床下のユニットバスと、外壁、間仕切り壁との隙間があり、気流止をまったく考えず施工している写真の記事です。

その他は岩手県、秋田県、新潟県、東京、広島県の断熱気密施工のプロの専門家の記事です。

温熱環境を専門としている私にもとても参考になりました。

残念ながら著作権の問題で記事の内容と写真をコピーしてブログに書くことができません。

3年前に「換気工事のクレーム」、去年は「エコキュートとエアコンの室外機の騒音」、そしてこの7月号の「高断熱住宅の隙間」と、3回も記事として載せて頂きありがたいです。

 
posted by 山男のつぶやき at 07:11 | Comment(0) | TrackBack(0) | 温熱環境
2013年04月25日

日経ホームビルダー記者さんから取材訪問


昨日は住宅最新情報などの専門全国誌の東京の日経ホームビルダーの記者が私のところに取材に来られました。

日経ホームビルダーは工務店、住宅会社、設計事務所への専門情報誌です。

昨日で3度目の取材でした。

2010年3月に突然メールで「住宅の換気について施工上の問題点など知りたい」と記者の荒川尚美様から依頼があり、当時の副編集長(現編集長)さんが来られ取材を受けました。

そして去年秋には、また荒川様からメールでエコキュート、エアコンなどの室外機の騒音問題取材のメールをいただき男の記者が来られ取材を受けました。

そして今度も荒川様からメールで気密断熱工事について取材を受け、今回はそのご本人の荒川様が来られました。

いろいろメールや電話でお話をしていましたので、とても研究熱心な方と思い、昨日初めてお会いしてなおさら、その博学なのにはびっくり、素晴らしい人です。

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さすがプロの専門記者だけあり、気密、断熱工事の施工上の問題点など深く掘りさけての質問攻めで、これを専門としている私も回答するのにたじたじでした。

1時半から夕方6時近くの4時間半の取材時間で、いろんな自分の温熱環境の思いを聞いていただき大変感謝しています。

7月号に「気密断熱」の特集記事として何社かの取材記事を編集して載せるそうです。

私のブログに写真つきで書いてもよいですか?にOKの許可を得ました。

荒川様ありがとうございました。




posted by 山男のつぶやき at 08:43 | Comment(0) | TrackBack(0) | 温熱環境
2013年03月11日

透湿抵抗、Q値、熱抵抗、問い合わせが続々


このところいろんな方から温熱環境の専門的な問い合わせがいっぺんに来ています。
福井の建材店の社長さんから  

「次世代省エネ基準の熱抵抗だけど壁は2.2で屋根を2.8にしたいと設計士さん言われているけどちょっと屋根が断熱が足りないように思うけど福田さんどうですか?」
から問い合わせがありました。

私は

「国の仕様規定でいくと4.6にしないとダメなのでサッシの窓のグレードを上げればトレードオフが使え2.8でもOKです。しかしサッシだけの性能に頼らず、断熱材の厚みが大事でできれば4.6以上が望ましいですよ」

と答えました。

次に山形市の設計事務所さんよりメールで

「あなたの通気遮熱FOボードは透湿抵抗値が書いてありますが、熱反射遮熱FOボードには書いてないのは何故ですか?結露させないためには遮熱材の透湿抵抗のデーターが必要でデーターのある通気FOを検討しておりますので・・。」
と問い合わせがありました。

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こちらの設計事務所の方には内部結露計算シートの計算ソフトと計算の基本要綱を送り電話で説明しました。


次に福井の取引先の住宅会社の方から
「今年国のゼロエネルギー住宅に挑戦したいけど、石川県ですでに建てている住宅会社のゼロエネ住宅の内見会があれば紹介してくれないか、是非見に行きたいので・・・。」

次に金沢の住宅会社より

「老人施設で木造の建物を計画しているのだけど、役所から、述べ床300m2を超えているので省エネ対策が必要、温熱Q値計算書を提出
求めてきた、どうすればよいか教えてくれんか?」

まあこんな具合で省エネに関する温熱環境の問い合わせが続々来ています。

やっと私の地味な仕事も関心がもたれ、少し浮かばれてきました。嬉しいことです。








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2013年03月07日

温熱環境をめちゃくちゃ勉強しているお施主さん


潟Aントール、羽咋営業所のMさんからで高気密高断熱住宅を計画しておられるお施主様が大変な勉強家で施主様の相談に乗ってくれないかと言われ、昨日10時に羽咋営業所でお施主様にお会いしました。

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Mさん同席で相談を受けましたが、なんとA4の紙2枚にびっしりと高気密高断熱関連の質問事項が書いてあるのにはびっくりです。

事前にMさんから住宅のプラン図面をいただいていましたので具体的な話ができました。

質問内容にはかなり高度な専門的なことがありました。たとえば換気計画をするとき気密測定C値は1.0cm2/m2以下でないといけないと聞きましたが、何故ですか?


このプランの住宅図面で温熱Q値計算するとどのくらいの数値になりますか?


熱交換換気第1種と排気型換気第3種ではどのくらい熱損失が違いますか?福田さんはどちらがいいと思いますか?


などなど30以上項目もありました。

まるで若い頃の大学受験の試験を受けている自分を思い出しました。

一つ一つの答え終わって時計を見るとなんと12時半です。2時間半もお話をしていました。

何か本から勉強されたのですかと聞くとインターネットで勉強したということ、すごいですね。

私の福田温熱のHPのブログ「山男のつぶやきの」記事も参考に読んでいたとうことで私のブログの読者でもありました。

21年間この仕事をしてますが、医者や大学教授、コンピューター技術者など高度な知識の人に相談、質問を受けてきましたがここまで詳しく知っている人はおられませんでした。

地味な温熱環境のことを知りたいという理解者が現れてとても嬉しい時間を過ごしました。

大いに励まれ、まだまだこの仕事でがんばらなくちゃと思います。











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2012年11月01日

ウイッシュホーム様の勉強会


10月26日(金)にウイッシュホーム様(石川県小松市津波倉町 竃k製材所様)の温熱環境の勉強会をさせていただきました。

しばらく前にウイッシュホーム様のモデル住宅の気密測定をさせていた関係で研修会のお話がありました。

金曜日の大変御忙しい中、朝9時30分から11時30分の2時間余り時間をいただき、高気密高断熱住宅の基本から始まり、断熱、気密、換気、冷暖房、カビ、ダニの温熱環境、次世代省エネ基準、つい最近の国のゼロエネルギー住宅の話などパソコンとプロジェクター、スクリーンで説明です。

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社長様以下、営業、工事、設計の方の全員が参加して、2時間の間、熱心に聴いていただき大変うれしく思います。

研修が終わり元気な若いフレシュな社員様からいろな質問がありかなり勉強されています。

来年からは省エネ新基準の温熱計算が従来の熱損失係数Q値計算から、外皮平均熱還流率のU値計算に計算方法が変わることや、高効率の設備機器や太陽光発電で、1次エルギー消費量の計算を求められることなど国の住宅施策の動きなどもお話しました。

又もっと進んで国交省、経済産業省、環境省、3省の低炭素社会に向けた低炭素建物認定基準が設けられたことなど説明させていただきました。

大変充実した勉強会になりありがとうございました。





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2012年08月28日

地熱回収のトリプルエコ住宅


石川県小松市の鰍さひホームさんのトリプルエコ住宅の床下の地熱回収マーベックス換気システムがきれいに施工されていました。
トリプルエコ住宅は石川県の優良ブランドに認定された住宅です。

床下は埃が舞い散らないよう掃除機で掃除され土間コンクリートを触っても白い粉がまったく手につきません。

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さすが現場監督さんですね。

マーベックス換気は床下の地熱を回収し室内とするという考え方なので非常に大事なことです。

この小松の現場はこれから屋根裏に私の開発した通気遮熱FOボードを取り付けそれにアイシネン断熱材を吹きつけ遮熱断熱をします。

非常に温熱環境の優れた住宅です。完成が楽しみですね。
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2012年07月31日

久しぶりに温熱環境の温度分布計算


東京の建材検索ナビの方から温熱計算の依頼がありました。

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地下室土温度18℃ RC壁250mm、熱伝導率λ1.6w/mk ウレタン吹きつけ40mm (λ 0.03) 石膏ボード12.5mm (λ 0.16)

地下室の石膏ボードの表面温度は何度になるか? そのとき室内温度27℃とすれば相対湿度何%で結露するかという設計事務所からの質問です。

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いやあ久しぶりに温熱環境の基本にもどって計算しました。

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答えは室内側石膏ボードの表面温度は13.92℃、地下室室温27℃のとき47%以上で結露します。

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いいボケ防止になりました。
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2012年03月15日

温熱環境のプロの設計士さん


昨日は富山県高岡市のabs一級建築事務所のK様に午後からお伺いしました。

2月18日の潟tジ創ホーム様の温熱環境の研修で、私の講演の質疑応答のときかなり専門的な質問をされた女性の1級建築士さんがおられました。

その方の設計事務所です。質問させた方が奥様でご主人様も1級建築士です。

前もってホームページを拝見すると、斬新でモダンなデザインの素敵なお家ばかりです。

奥様からご主人様が温熱環境に詳しく、いろいろ研究されているとお聞きしていました。

お会いしてびっくり私の思っていた以上にに研究されている方でした。

暑さ、寒さ、空気質、湿度、温度、気密、断熱、透湿抵抗、空調などの造詣が深く、ついつい私ものめりこむようにお話をお聞きししました。

住宅の換気で我々の通常の考え方の視点をいろんな角度から変えて見ると、従来の発想では思いつかない換気経路があると図面に描いて説明されました。、

我々は換気メーカーのシステム取り入れるのがほとんどなので、大変驚きました。なるほど、そうなんだ、こんな方法があるんだ、もっともっと頭をやわらかく、視点を変え、いろんな発想ができる頭にしなければならないと痛感しました。

これ特許申請されたらと言うと、そんなこと考えていないと言われその図面をいただきました。
もらっていいのですか?と言うと、ええ持っていってといただきました。

大変お忙しい中、私のために2時間あまりの貴重なお時間をいただきありがとうございました。
posted by 山男のつぶやき at 08:35 | Comment(0) | TrackBack(0) | 温熱環境
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