2009年01月26日

自然エネルギーを活用する住まいづくり


P1000163.JPG1月25日、潟Zイダイ様の主催の「自然エネルギーを活用する住まいづくり」の講演会を聞きに行きました。
講師は金沢工業大学の環境建築学部、垂水弘夫教授です。
これから住宅を計画している一般の人向けの勉強会です。
雪にもかかわらず沢山の人が受講していました。
私もいろんな勉強会に参加していますが、今回は写真やグラフなど多く、てもわかりやすい勉強会でした。
垂水先生は以前の会社の時、高気密高断熱ソーラーサーキット工法の勉強会に講演していただいたことがあります。もう14,5年前ですがまだ助教授の時だったと思います。
講演の後、先生にお聞きしたら「そういえばそんなことがありましたね」と言われました。
先生に温熱環境をもっと勉強したいので教えていただけませんかとお願いしたところ、快くいいですよと受けていただきました。
自分がまだまだ温熱の知らないことがあり基本を習おうと思います。
この機会をつくっていただいた主催の潟Zイダイ寺谷社長、また久岡氏には感謝致します。ありがとうございました。
posted by 山男のつぶやき at 10:28 | Comment(0) | TrackBack(0) | 温熱環境
2008年07月01日

屋根面の通気層を89mmにすると2階で3.3℃下がる。


IMG_2110.JPGIMG_2109.JPG鹿児島大学の赤坂裕先生の日本建築学会の研究報告の「遮熱外壁と屋根を有する試験家屋の温熱環境と省エネルギー性能の比較」
を紹介します。
屋根面の通気層を45mm通気層入口開口率14%、通気層出口開口率4%の建物をA棟。屋根面の通気層を89mm。通気層入口、出口開口率をそれぞれ30%の建物をB棟とします。
「流入熱、流出熱どちらもA棟に比べB棟の方で減少していることが確認できた。特に屋根面での流入熱の減少は大きく、梅雨季・夏季どちらにおいても一日当りで70%減少していた。・・・・・・・・特に2階の温度低下は顕著であり、室内表面温度では最大約3.0℃〜3.8℃、グローブ温度では最大約3.3℃の温度低下が確認できた。」
屋根面の通気層の厚みがいかに大事かわかりますね。
私の開発したFOボードは屋根垂木の下に止めるので(屋根垂木の高さ北陸の場合は60mmですが)45mmよりは効果がでるようです。
母屋の下端で下地をして断熱材を貼ればなんと160mmの通気層ができます。これに棟換気の換気量の多いものを取り付け、通気層入り口多くするとかなり遮熱効果ができると思います。
屋根の瓦桟を通気するのでなく母屋の間を通気層にして、有効換気面積の大きい棟換気を使いましょう!
あまりコストをかけずに夏涼しい温熱環境のいい家ができます。
posted by 山男のつぶやき at 06:39 | Comment(0) | TrackBack(0) | 温熱環境
2008年06月15日

床下の防湿あり、なしの温湿度の研究論文   


地盤蒸散、熱、湿気、床下温湿度、換気、防湿について北九州市立大学の長谷川先生と尾崎先生の日本建築学会研究報告を紹介します。
床下ALC敷き、コンクリー敷きの防湿あり、なしの実験です。
九州福岡のデーターです。「8月の相対湿度が概ね80%以下となるのはALC(防湿あり)、コンクリート(防湿あり、なし)であり、土壌、ALC(防湿なし)は相対湿度が85%以上となり、湿害の危険性が高い。・・・土壌地盤では常水面がGL−500mm以上では高湿となること、強制換気をすると相対湿度が10〜20%低下すること、べた基礎にコンクリートを防湿の効果が大きいが、ALCによる防湿は不十分なこと、防湿層を併用したALCは夏季の相対湿度が最も低下する。」
コンクリートのべた基礎と防湿シートをした上にALCを敷いた床下がかなり効果が高いことがわかりました。
木材の腐れ、カビ、シロアリを防いで家を長持ちさせるためにも
床下の温熱環境は大変重要ですね。
posted by 山男のつぶやき at 23:16 | Comment(0) | TrackBack(0) | 温熱環境
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