2021年12月16日

能登半島最北端の珠洲の現場と桜


12月10日は(有)加原工務店様(石川県能都町)の能登半島最北端の珠洲市宝立町鵜島の現場の気密処理と換気工事の打ち合わせでした。

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現場では加原社長さんと電気工事屋さん、設備工事屋さんと気密工事のチエックのポイント箇所の説明と、ジェイベック換気システム工事の配管経路、商品の説明、施工の注意点などを説明しました。

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外断熱工法で基礎も外断熱なので床下は断熱ライン内側になり、夏は床下の涼しい空気を室内に取り入れ、パッシブな自然に優しい住宅です。

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屋根は屋根タルキの上に断熱材を取り付け、その上にもう一度屋根タルキを取り付け野地板を打ち瓦を載せ、瓦下のこの屋根タルキが通気層となり、外壁の通気層とつながっており棟換気で排熱をするパッシブ換気工法でした。

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気になる箇所は後ろの蔵との取り合いから気密が漏れやすいので、ここの断熱と気密工事を加原社長さんは徹底的に細かく気密工事をするから、その工事が終わったら気密測定をすることになりました。

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車庫上の工事中のベランダからは能登の海が見えました。

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一通り打ち合わせが終わり車の戻ると、現場のすぐ後ろになんと桜の花が咲いているのにはびっくりです。この12月にまさか桜の花が見れるなんて、ラッキーです。

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現場のすぐ近くには郵便局があり、美しい素敵な建物の郵便局です。

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帰りはすぐ近くの珠洲の観光地の見附島に寄ってちょっと観光です。

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のんびりと珠洲の海を眺めると、心安らぎます。

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2021年09月27日

21年目に換気モーター取替


21年経ったガデリウス換気のお家のメンテナンスを以前しましたが、モーター音がキーンと喧しく新品のモーターに取り換えてほしいと依頼がありました。


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スウエーデンのガデリウス換気のモーターは21年前のモーターでも取替用のモーターがありますので助かります。


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国内産の換気メーカーはまず取替用のモーターだけというのはほとんどないので、モーターを含めた本体ごと買い、配管のつなぎのダクト工事もしなければならず大変です。

古いモーターを外し、ガデリウスのドイツ製のモーターを入れ替え、結線して新品にかえました。
キーンという音で換気を止めておられたお客さんもスイッチを入れて静かになり、安心されていました。

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排気口とモーターのシロッコファンの掃除を定期的にしているお家では、30年間換気を回しっぱなしでも、風量測定器で測ってみるとまったく新築時と風量が変わらず換気しているお家もあります。

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定期的なメンテをすればモーターも長持ちします。




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2021年09月16日

換気のメンテが多くなりました


この間から、築16年経ったお家と21年経ったお家の方から、ほぼ同じ日に換気のメンテの依頼がありました。

16年のお家はジェイベック、ダッチマン11です。21年のお家はガデリウスエクソネットでした。

まず16年のお家は本体の換気モーターのシロッコファンの掃除です。



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排気口は埃の山で完全に詰まっていました。

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給気口のフィルターはもう形をとどめていません。触ると粉になります。

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排気口の掃除と給気口のフィルター交換が終わり、各部屋の排気口の風量測定します。

掃除するだけがメンテはありませんので、LDK、トイレ、洗面所など水蒸気、臭いの多い部屋など換気風量を多く各部屋の流量調整をします。

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どちらのお家も換気ダクトの施工が基本通り、丁寧な配管工事で、良く空気が回っていましたので安心です。


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2021年09月09日

ローヤル電機換気の風量測定と流量調整


8月27日は鰍jASUMI様(石川県能美市)の熱交換1種ローヤル電機換気の風量測定と流量調整でした。

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住宅完成し翌28日に完成見学会をするので、その前に換気の風量と流量調整を27日にしました。

換気の仕事は、換気計画、換気配管経路図、換気計算、換気ダクト工事施工、電気工事が完了すれば終わりではありません。

住宅完成時にほんとに計画通りの換気風量が回っているかの風量測定と、生活スタイルにあわせて各部屋の流量調整までするのがプロの換気の仕事です。

この住宅は換気の施工は電気工事屋さんではなく、換気に詳しい今川社長さん自ら工事をされています。

換気経路図を見てまず風量測定をします。


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とても良く換気風量がまわっており、排気口、給気口どちらも弁を絞ぼらないと空気が回りすぎで殆んどの口を絞り気味にしました。

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そのためコントローラースイッチの標準モードの設定は弱中運転モードで充分回ってました。

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弱中運転なのでモーターの負荷がすくなくモーターが長持ちします。

極端な曲げや無理した配管工事がなく、さすが換気に精通した今川社長さんのダクト配管施工の結果です。

社長も風量測定、流量調整に立会いし安心されていました。

LDKのキッチンや、さらし階段に取り付けアイアンの手すりが素敵でした。

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2021年03月16日

新入社員の孫と、換気風量測定と流量調整


3月11日は鰍bONCEPT建築設計様(金沢市)の富山県高岡市の完成引き渡し前のジェイベック、グリーンファン換気の風量測定と流量調整でした。

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3月に新入社員として入社した私の孫と測定です。孫に実際に数量測定を経験させました。

換気計画以上に換気風量が回りすぎるほどよく空気がまわってました。


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いかに丁寧に電気工事屋さんがしてるかがわかります。

LDK、トイレ、洗面所、サンルーム、脱衣室など水蒸気や臭いの多い部屋を多く換気風量を増やし、家全体の各部屋の風量の調整をします。

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給気口の開閉パネルがスムーズに動くか確認です。

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台所流し台のレンジファンとパナの電動給気シャッターが連動しているかも確認します。

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孫には換気風量測定と流量調整を指導し、測定数値も自分の目で確認させると換気の重要性を認識したようです。

孫には換気計画、配管経路図、換気計算、メーカー発注手配、風量測定、流量調整、換気取り扱い説明まで一連の換気の実務が出来るまでこれから教えるのが私の仕事となります。

風量測定、流量調整が終了し、これで安心していお施主様に引き渡しができます。


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2021年02月05日

住宅完成引き渡し前の換気風量測定、流量調整


2月3日は鰍bONCEPT建築設計様(金沢市)の金沢の完成引き渡し前の24時間換気システム、グリーンファンの換気風量測定と流量調整でした。

現場は完成していますが、まだクリーニング前です。

各部屋の排気口の風量測定をすると、換気計画通りよく空気が回っていました。

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このお家は建坪が大きいので通常のコントロールスイッチの運転モードは中運転に設定しました。

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納戸などは排気量を少なめに、LDKの家族が集まる部屋は換気量を多くします。

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給気口もシャッター弁が正常に動くか確認です。

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台所レンジフードと電動給気シャッターが連動するかも確認します。

台所のレンジファンはメーカーにもよりますが、弱運転で170〜210m3/h、中運転280〜310m3、強運転ではなんと600〜630m3/hも排気します。

同時給排のレンジフードファンを使用しても、給気量はその半分くらいしかありませんから、レンジフードファンを回したとき、サッシの窓の鴨居や敷居の隙から外気を無理やり引っ張りますので、給気不足をフード近くに設置したこの電動シャッターから給気量を確保しています。

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冬にレンジファンを回しても,LDKが寒くならないよう配慮した換気設計、計画が大事ですね。

それにしても吹き向け大空間で素敵なお家でした。

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2021年01月20日

ローヤル電機SE熱交換換気の風量測定と流量調整


15日は鰍jASUMI様の小松市の完成現場のローヤル電機SEシリーズ熱交換換気の換気風量測定と流量調整でした。

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鰍jASUMIの今川社長さんご自身の取り付け施工された現場です。

換気風量は大変よく空気が回っていました。さすが換気を知り尽くした社長の現場です。

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余りにもよく回っていましたので、コントローラースイッチのモードと各部屋の給気口と排気口の調整弁を絞り流量調整です。

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これで安心してお施主様に引き渡しができます。
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2020年07月01日

築20年の家のガデリュウス換気のメンテ


24日は築20年経った高気密高断熱のお家の換気のメンテでした。

換気はスエーデンのガデリウス換気です。

20年前に私が納めた換気です。

天井裏に設置したモーター本体は埃で真っ黒。

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シロッコファンの羽根を外し、歯ブラシで水洗いすると新品ようになります。

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今度はモーターの入ったボックスの中を掃除機で掃除です。

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きれいに埃を取り除き、シロッコを取り付けます。

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次に給気口の(パッコン)をばらし掃除をして、新しいフィルターと交換です。

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そして排気口の掃除です。(掃除クリーニング中の写真を撮り忘れ、掃除した後の写真です)

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最後に排気がちゃんと回っているか風速計で流量確認です。

20年経ってもまだ正常に換気が動き、モーターにも異常がないのは、ガデリウスのドイツ製のモーターの性能もさることながら、このお家のダクト配管がダゴダゴのフレキではなく、すべすべのダクトであること。

そして配管施工に極端な曲がりなど無理な配管がなく、丁寧な配管工事なので配管内圧損が小さいのでモーターに負荷がかからず長持ちしていますね。

長持ちしている換気は、換気ダクトの基本的な正しい施工と丁寧な工事をしているか、いないか、そしてメンテをしているかどうかで、寿命が決まります。
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2020年04月06日

換気風量測定、流量調整


26日は石川県加賀市の(有)岡田工務店様の完成引き渡し前の換気の風量測定と流量調整でした。

岡田工務店さんに初めてジェイベックのグリーンファンを採用していただいたお家です。

換気計画以上に抜群に換気風量が回っていました。

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岡田工務店さんの電気職人さんに聞くと、いろいろな換気メーカーの施工をされているようで換気施工は超ベテランの人でした。

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換気風量測定と流量調整に岡田社長さんも立ち合い確認していただきました。

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レンジファンと電動給気シャッターが連動しているかも確認です。

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それにしてもすっきりシャープなキッチンが素敵ですね。

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アイアンの階段手摺

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吹き抜け大空間の無垢板の天井が良い感じで、趣がありました。

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2020年03月10日

三菱ロスナイセントラル換気、風量測定、流量調整


3月6日は今川建築様の完成引き渡し前の換気の風量測定と流量調整でした。

三菱1種換気ロスナイセントラル換気です。

まず最初に風量を測定します。

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風量の過不足をみて、換気本体についている運転の基本のモード数値を調整します。


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そうした後再度各部屋の風量と排気、給気口の風量調整板で換気風量の調整です。

施工が丁寧でよく空気が回っていました。

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LDKの黒のアイアンと木の手すりの階段が素敵ですね。

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明るい吹き抜けと和室のモダンな畳がいい感じでした。

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2020年01月27日

築21年目のお家の換気モーター取替工事


築21年の高気密高断熱住宅のお家の換気のモーター取替工事をしました。

こちらのお家は坪数が大きくジェイベックのダッチマン11が2台が入っていました。

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もうダッチマン11は生産終了しているので後継機種のグリーンファンのモーターに取り換えです。

スイッチの信号線の2本だったのがグリーンファンは4本になるので、いつもの山登り仲間の橘電気さんに取り換えと配線工事をお願いました。

給気口のフィルターはもうぼろぼろでフィルターの入れ替えです。

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排気口も埃だらけです。

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お施主様がきれい好きな方で、みずから水洗いしていただきピカピカになりました。

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橘さんがモーターの取替へとスイッチの配線工事し、最後に私が各排気口の風量と流量調整で完了です。

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お施主様には各部屋の排気量の確認をしていただき安心されていました。




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2019年12月04日

換気風量測定、流量調整と福井大野の城と山


0日(土)は潟cWュールホーム様の福井市の完成住宅の換気の風量測定と流量調整でした。

通常は天井裏に換気モーター本体を置くのですが、メンテしやすい壁付けを私から提案し採用していただいたお家です。

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クロゼットや押入れには枕棚が付いているので風量測定器が高さ関係で使用できないので、マノスターゲージで測定します。

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棚のない部屋は風量測定器で測ります。

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いずれも換気計画以上にとても良く空気が回っていました。

換気配管工事の職人さんがいかに丁寧な工事をされたかよくわかります。

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台所のレンジファンとパナの電動給気シャッターが連動しているかチエック,OKです。

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このお家の場所は福井市ですが、もう大野市のすぐ近くで自然豊かなところで、真向いの山はきれいに紅葉していました。

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帰りは峠越えして、大野経由で帰りました。

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大野盆地からは日本百名山の荒島岳、そして経ヶ岳、勝山の法恩寺山、何度も登った山々の頂には新雪に染まっていました。

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ぽつんと小高い山の上にはアマチアカメラマン仲間で知られている天空の城、大野城がくっきり見えています。

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大野の山とお城を見ていると仕事も忘れ大自然に癒されます。




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2019年09月27日

スティーベルLWZ換気風量測定、流量調整


17日は潟^ケウチ工務店様(福井県坂井市)の福井市の完成の換気風量測定と流量調整でした。

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ドイツのスティーベルLWZ換気は顕熱型の1種熱交換換気です。

このお家の換気施工は竹内社長さんが自分で施工されています。

壁付け換気本体の下にはトラップのついた結露排水管がきれいに施工されていました。

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全熱回収はOAからSAの熱交換素子のところに結露しますが、顕熱型は潜熱を回収しないために戻りのRAの熱交換素子に結露します。

その為、結露水がちゃんと排水されているか、確認しメンテがしやすくしなければなりません。

施主さんが排水トラップ配管が一目ですぐ分かり、メンテができる位置にきれいな施工をされていました。
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さすが換気に熟知されている竹内社長さんです。

換気の風量測定と流量調整は竹内社長自身がされています。

私は当初の換気設計、換気計画の各部屋の風量を書きこむお手伝いです。

測定結果は換気計画通りの風量でした。これで施主様に安心して引き渡しができます。

床、階段など黒と白を基調とした素敵なお家でした。

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2019年09月04日

換気風量測定と、流量調整


住宅が完成し、換気の風量測定と流量調整をしました。

まず本体のモーターの位置、この現場はユニットバス天井裏でした。その配管周りを確認します。

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何処か1ケ所の排口を測定し、風量を確認して全体量を考え、コントローラスイッチのモードを決めます。

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このお家はよく空気が回っていました。

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トイレの排気口はすぐ下に棚があり風量測定器がつかえないので圧力計のマノスターゲージで測り排気口の流量調整をしました。

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次に台所のレンジファンと電動給気シャッターがちゃんと連動しているか確認です。

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これで安心してお施主様に引き渡しができます。
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2019年06月18日

換気風量測定、流量調整、よく空気が回ていました


金沢のアイフルホーム(潟Gスアイユー常陽)様のジェイベックグリーンファン換気の風量測定と、流量調整をさせていただきました。

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今回も抜群に良く空気が回って、職人さんの丁寧な仕事ぶりがよくわかります。
LDK、トイレ、洗面所、サンルームなどは換気量を多くします。

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空気が回りすぎくらい回っているので、全体に排気口を絞り気味の調整です。

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流し台のレンジファンとすぐ近くの天井に設置しているパナソニックの電動給気シャッターとレンジファンが連動してランプがつくかなどもチエックです。

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給気口の開度シャッターがスムーズか、チエックです。

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よく換気が回っていたので流量調整をする私も樂で助かりました。
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2019年06月13日

ガデリウス換気10年ぶりのメンテ


築20年以上のお家でガデリウスの換気のメンテしたお家から10年ぶりにメンテの依頼がありさせていただきました。

まず換気本体のシロッコファンの掃除です。

10年経っているとやはり汚れがひどいですね。

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シロッコを外し水洗いできれいにします。

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次に給気口を外してみると、フィルターが見えないくらい埃の幕で詰まっていました。

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新しいフィルターと取替です。

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今度は排気口のクリーニングです。

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排気口の裏も埃がいっぱい、排気口も水洗いです。

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10年経つと汚れがひどく、やはり5年くらいでメンテした方がよいと思います。
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2019年04月19日

福井県福井市灯明寺で流量調整


おはようございます。
健太郎です。

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4月15日は、福井県福井市灯明寺にて 潟^ケウチ工務店さまの
現場の流量調整(24時間換気システムの調整)を行いました。

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玄関にアルフィンの庇が付いていました。
デザイン性が良い上、サポートポール(引っ張り棒)が不要であるため
個人的にほしかった庇です。

竹内社長に取り付けは大変でしたか?と伺ったところ
『庇に人が乗っても大丈夫な強度があるが、
強度を出すためかなりの数のボルト止めが必要。
またその部分を補強しなくてはいけない。』と言われました。
やはりDIYで庇の後付けはムリでした。

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現場に入ると引渡し前だったため、
多くの業者さんが作業をされてました。

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ちょうど、畳屋さんがLDKに隣接する和室に
桜色の畳を敷かれていました。
とてもきれいないい色でした。

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1階LDKのエアコンを付けたところ、

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暖気が吹き抜けから上がって


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アッと言う間に2階の各部屋に行き渡りました。
よく 「 エアコン1台で家中を暖める 」と言いますが
ここは暖気が回るスピードが速過ぎます。('◇')ゞ

これも社長に聞いたところ『これが売りだから』と言われました。
設計と気密性(超高気密)ですね。


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うちから納めさせて頂いたスティーベルの
第1種換気システム(LWZ)。

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よく見ると本体の下にドレン配管が見える上、
配管がくるんと1周していました。(トラップ)

なんでも熱交換時に発生する結露水のドレンは
長年経過するとドロドロの不純物が溜まり、詰まる可能性があるため
メンテナンスし易いように見える化しているようです。
これなら汚れが溜まっているか1目瞭然ですね。

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洗面室の床面になにやら
洗濯機の受け台が見えます。

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その手前には変わった形のモノが...。
これは洗濯機の排水溝カバーのようです。

通常は排水溝は洗濯機の奥にあることが多いのですが
ここも掃除しないと詰まる可能性があるため
メンテナンスし易いように手前に設置しているとのこと。
エアロ形状のカバーにより引っかかり防止。

竹内社長は常に先のメンテナンス性を
考えているようです。

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換気システムの流量調整の方ですが
各部屋バッチリ回っていました。

ダクティング(配管)は極力短く、曲げが必要なときは
ゆるく曲げるのが鉄則です。
基本に忠実な施工をすると無理なく
LOW電力で回ります。

作業はほとんど社長にして頂きました。
竹内社長ありがとうございました。(^^♪


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2019年03月22日

スティーベル換気の風量測定、流量調整と排水ドレン配管



3月18日は潟^ケウチ工務店様(福井県坂井市)の完成引き渡し前住宅のドイツの顕熱1種熱交換換気システムLWZの風量測定と流量調整でした。

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竹内社長さんはメーカーにお任せではなくご自分で換気計画、換気配管経路を考えた換気設計をされています。

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LDK、トイレ、洗面所などやはり給排気量を多くしなければなりません。ご自身で風量測定と流量調整をし、確認されました。

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結果はよく空気が回っていました。

全熱交換型は外気(O)は紙製の交換素子で熱交換され、給気(SA)を取り入れます。

水蒸気の潜熱も回収しますが、この熱交換素子のOA側に結露やカビの発生があります。

カビがひどくなると、カビの胞子が給気SA側に入り部屋がカビだらけのお家を何度も私は見てきました。

ですからフィルターの掃除、熱交換素子のメンテがとても大事です。

一方顕熱型は水蒸気を通さないポリエチレンフィルムやアルミ製で出来ています。

水蒸気の潜熱は回収せず、室温の顕熱のみです。なのでカビの心配は少ないのが顕熱型です。

顕熱型は戻り空気(RA)が熱交換素子を通るとき熱交換素子のRA側で結露します。

その為結露水を排水するドレン配管の施工が正しくしないと排水せず、水がオーバーフローをして本体の下からもれたり、壁を伝って水漏れが起きることがあります。

竹内様の現場はメーカーのマニュアル通りの正しくきれいに施工をされていました。

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まず排水管を円状に一回転させてドレン機能をつくり排水管につなぎ、もし排水が汚れてもトラップを外し掃除できるようにしています。


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お施主様が排水状態が一目でわかるようにしてあります。

ここまでしてあると安心ですね。


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2019年02月12日

換気配管保温不備のため大量の結露水


築20年の高気密高断熱住宅の家で天井の換気配管から雨漏りがするので見てほしいと連絡があり見に行きましした。

1階のローカの天井の点検口からポツリ、ポツリと水がしたたれて下にバケツが置いてあり結構な水です。

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このお家の人は雨漏りと言っていまいしたが、点検口をあけるとガデリュウスの換気本体が見えます。

この本体の扉を開けるとかなりの水が落ちてきました。

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早速、2階の天井裏を点検するとなんと換気の塩ビ管のグラスウールが脱落しています。

よく見るとグラスウールをガムテープを貼っただけでした。

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このガムテープが夏の小屋裏の暑さの熱で接着が弱くなり塩ビ配管がむき出しになったものです。

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このお家は3年前からこのような水か落ちできたので換気の配線を電気屋さんに頼んで外していました。

保温のグラスウールは強いテープで配管を一周してはりその上に結束バンドで締め付けなればななりません。

配管の保温の施工ミスです。

このお家の換気本体の中に水がたまっており本体の内部がサビサビで使い物にはならない状態でした。

その為モーター取替えだけでは収まらず、本体ごと取替になります。

メーカーにお聞きすると20年前の物はもうなく後継機種の換気本体は旧型の物より寸法が大きく、給気と排気管の取り付け位置が逆になりこのまま配管を利用して取り付けできません。

この旧型の本体の真上の2階の床に床用点検口を設けて、後継機種を裏返しにして取り付けすれは給気と排気口の位置が合うので今の配管を少し切りつなげば取り付け可能ということでした。

いずれにしても大工事です。

この旧の本体が使えればモーターは今でもメーカーにあるのでモーターの取替は簡単です。

とりあえず、応急処置として、天井のつている排気口をテープでふさいで室内の生暖かい空気を配管に入れないようアドバイスをしました。

もしこの工事をする時は配管の結露がしない時季4月半ば過ぎとなりますとお話をしました。

ちよっとしたミスが大きなクレームとなります。

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2019年02月05日

耐震金物、サイクロンフードと気密測定


2月2日は潟^ケウチ工務店様(福井県坂井市)の福井市の中間工事中の気密測定でした。

現場に入る前に外観をよく見ると、外部給気フードがサイクロンフードでした。

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このお家はドイツのスティーベルのLWZの顕熱熱交換換気システムを採用され、給気フードに虫などが入りにくいサイクロンフードが使われています。

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メーカーの通常のフードだと給気口から虫が入り、給気フィルターの手前や、フィルターにびっしり虫がつきます。お施主様が住んでからあとの掃除が大変で手間がかかります。

このことをよく知っておられ、さすが換気を熟知されている竹内社長です。

現場の中に入ると今度は耐震建築金物が目に入りました。耐震性をもっと強化されてすごいですね。

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サッシは樹脂窓YKK APW330でした。

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気密C値は0.11cm2/m2とこれまた超高気密でした。隙間特性n値が1.09なのでこれまた素晴らしいですね。

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竹内社長と、測定に立会いされたお施主様は喜んでおられました。






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