2017年03月13日

ああ!やっと4物件の温熱外皮UA計算が終わったけど・・。これから審査官とやりとりか・・。

この間から忙しい合間を縫って設計事務所と住宅会社から依頼の4物件の住宅の温熱外皮UA計算が終わりました。

温熱計算は集中しないと間違いや計算ミスがおきます。

なんとか4件目もほわりホットしました。


計算結果

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熱貫流率計算書

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外皮平均熱貫流率計算書

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土間床熱貫流率計算の根拠を図面に明記

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平均日射熱取得計算書(冷房期)

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平均日射熱取得計算書(暖房期)

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平面図に各種床の面積根拠明記

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立面図の方位と外壁面積根拠明記

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階間部分の木材熱橋面積の明記

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屋根母屋部分の熱橋面積根拠の明記

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外皮UA値計算根拠のまとめ

外壁、木材熱橋、基礎断熱の周長、と外皮面積

床断熱各種仕様材料の面積

屋根断熱と木材熱橋の面積比

各部位断熱構造と熱伝導率

窓サッシ玄関ドアのU値


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その他全部で21ページの計算書となりました。

でも計算だけではお得様から、お金はいただけません。役所の審査機関の適合証明のハンコをもらうまでが、私の仕事です。

審査官からの図面と計算書の整合など細かくチエックがあり、図面の不備やそれに対しての計算根拠が不明など、是正処置が必ずきます。どこを突っ込んでくるだろうか。

これから審査官との計算根拠についてのやりとりが始まります。

何回でやりとりで通せるかなあ・・

温熱計算のプロとして腕の見せ所なんですが、どんな審査官とやりとになるんだろうか、やはり気がもめますね。


posted by 山男のつぶやき at 06:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 外皮平均U値計算

2015年10月27日

窓サイズごとU値入力の外皮UA計算とQ値計算


 
窓は寸法によって熱貫流率U値が違います。ガラスよりも枠の方の熱の移動が大きいからです。

サッシメーカーのカタログはガラス面積比の大きいU値の性能が良い数値をうたい文句にして強調しています。

外皮UA計算やQ値計算書の公的審査機関の審査官によっては、安全側計算としてU値一律計算では、同じサッシでも住宅の中の一番性能の劣るサイズのU値を入れないと認めない審査官もいます。

今回の住宅はリクシル樹脂サッシのエルスターX、トリプルアルゴンガス入りのサッシでしたので、窓サイズごとのそれぞれのU値で計算しました。

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リビングアメニティーのウインドアイの公的なデーターの各サイズを調べ入力し計算し、実際の温熱性能の計算をしてみました。

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しかしこれは大変な作業でとても時間がかかりました。

外皮UAの計算結果が0.34w/m2・Kでした。これを熱交換換気1種仕様でQ値計算すると1.3w/m2・Kとなります。

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外皮UAは換気の熱損失は入っておらず、1次エネルギー消費量計算ですることになっております。

 
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どうしても以前からの温熱Q値計算でどのくらいの数値かとう設計士さんも多く、私も長年Q値計算していると、外皮UAよりも馴染みのQ値の数値を性能判断としてしまいます。

窓サイズごと温熱計算は大変な手間ですが、勉強になります。

posted by 山男のつぶやき at 05:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 外皮平均U値計算

2015年09月19日

外皮UA計の算審査官から、細かく指摘

このところ住宅会社、工務店さんより外皮UA計算の依頼が集中してきました。

ありがたいのですが、JIOの審査官から外壁と屋根断熱の取り合いの木材熱橋の外壁面積算入計算で、軒桁部分の断熱部と熱橋部の明細を書き再計算を指摘されました。

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優秀な審査官ですね。うーむなるほどよくチェックしています。

指摘されたので手書きで詳細図を書きました。もう一度計算です。

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私は温熱Q値、外皮UA計算で過去100件以上公的審査機関を通して適合証明を貰ってきましたが、今回はなかなか手ごわい審査官です。

審査官によって基準マニュアルの解釈の違いがあり、最終的には審査官の考えに従って修正しないと合格がもらえません。

多種多様な審査官の指摘された考え方に従い、ハンコを貰うのが私の仕事です。
posted by 山男のつぶやき at 05:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 外皮平均U値計算

2015年05月15日

外皮UA計算依頼がぞくぞく

5月連休前に1件、連休中に1件、連休後今1件立て続けに設計事務所、工務店、建材問屋さんから外皮U値計算の依頼がありました。

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中には1次エネルギー消費量計算まで頼むと言われました。2件は計算し送付済みです。さあがんばって3件目です。
posted by 山男のつぶやき at 06:46| Comment(0) | TrackBack(0) | 外皮平均U値計算

2014年12月03日

外皮UA計算、窓サイズごとのU値入力に膨大な時間

低炭素認定住宅で外皮平均U計算でこれからは各メーカーの窓サイズごとの熱貫流率U値を入力しなければならない方向に進むようです。

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通常は国交省の(財)建築環境・省エネルギー機構(IBEC)の熱貫流率、日射取得率表から入力します。これはサッシの仕様によって最大公約数の熱貫流率を国が決めてこの数値の値であればOKという数値です。

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同じLOW−E複層ガラスの仕様でも窓枠とガラスの比率が違います。ガラスより窓枠フレームの方が熱の移動が大きいのです。

そうすると小さい窓の場合ガラスに対して窓枠フレーム率が大きく、どうしても窓全体の熱貫流率は数値が大きくなり、大きい窓より数値が少し悪くなります。

そこで窓サイズごとのU値を入れることで正確に窓の熱損失量の計算ができ、冷房季、暖房季の日射取得量が正確に反映、計算されますので、1次エネルギーの冷房、暖房消費量にも大きく影響します。

今回の住宅はYKK APW330 ガス入り、APW330真空トリプルガラスと一部他社の防火樹脂複層ガラス仕様のサッシでした。

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YKKAPが11月20日の公表した(社)リビングアメニティー協会の公的な試験機関の窓サイズごとのU値入力で計算しました。

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IBECのデーターでしたら、もう適合証明申請で100件近く計算してきましたので、簡単で時間がかかりません。

しかし各サイズごとのU値入力は大変でした。巾、高さ、品番など表から正確に読み取り入力するだけで1時間半もかかりました。

これから審査機関の役所がここまで要求してくると膨大な時間がかかります。

サッシメーカーが窓サイズごとのU値を自動リンクできる外皮U値計算ソフトを開発してほしいですね。あの時間を思うと、少し高くても買いたいです。

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posted by 山男のつぶやき at 10:19| Comment(0) | TrackBack(0) | 外皮平均U値計算
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