2014年12月03日

外皮UA計算、窓サイズごとのU値入力に膨大な時間


低炭素認定住宅で外皮平均U計算でこれからは各メーカーの窓サイズごとの熱貫流率U値を入力しなければならない方向に進むようです。

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通常は国交省の(財)建築環境・省エネルギー機構(IBEC)の熱貫流率、日射取得率表から入力します。これはサッシの仕様によって最大公約数の熱貫流率を国が決めてこの数値の値であればOKという数値です。

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同じLOW−E複層ガラスの仕様でも窓枠とガラスの比率が違います。ガラスより窓枠フレームの方が熱の移動が大きいのです。

そうすると小さい窓の場合ガラスに対して窓枠フレーム率が大きく、どうしても窓全体の熱貫流率は数値が大きくなり、大きい窓より数値が少し悪くなります。

そこで窓サイズごとのU値を入れることで正確に窓の熱損失量の計算ができ、冷房季、暖房季の日射取得量が正確に反映、計算されますので、1次エネルギーの冷房、暖房消費量にも大きく影響します。

今回の住宅はYKK APW330 ガス入り、APW330真空トリプルガラスと一部他社の防火樹脂複層ガラス仕様のサッシでした。

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YKKAPが11月20日の公表した(社)リビングアメニティー協会の公的な試験機関の窓サイズごとのU値入力で計算しました。

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IBECのデーターでしたら、もう適合証明申請で100件近く計算してきましたので、簡単で時間がかかりません。

しかし各サイズごとのU値入力は大変でした。巾、高さ、品番など表から正確に読み取り入力するだけで1時間半もかかりました。

これから審査機関の役所がここまで要求してくると膨大な時間がかかります。

サッシメーカーが窓サイズごとのU値を自動リンクできる外皮U値計算ソフトを開発してほしいですね。あの時間を思うと、少し高くても買いたいです。

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posted by 山男のつぶやき at 10:19 | Comment(0) | TrackBack(0) | 温熱外皮UA値計算
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