2023年03月02日

岐阜県安八郡神戸町で気密測定


稜です。

写真 2023-02-08 7 53 52.jpg

2月8日は岐阜県安八郡神戸町で
鞄建ホームズさまの現場の
気密測定を行いました。

写真 2023-02-08 7 58 16.jpg

写真 2023-02-08 7 57 59.jpg

中に上がります。

写真 2023-02-08 7 58 50.jpg

天井・壁の断熱材は、
セルロースファイバーと
なっています。
気密シート貼りの施工で、
シートのジョイントは勿論
タッカーを打った場所まで
丁寧にテープが貼ってあります。

写真 2023-02-08 8 06 41.jpg

更に外壁側には付加断熱として
ネオマフォームが貼ってありました。
ジョイントにテープを貼って
こちら側でも気密を取った
仕様となっていますね。

写真 2023-02-08 7 57 34.jpg

サッシはYKK APW430。
樹脂トリプルガラスです。

写真 2023-02-08 7 59 32.jpg

チェックしていきます。
サッシ周りは、
ウレタンで気密処理
されています。

写真 2023-02-08 8 01 16.jpg

玄関土間の断熱材の取り合い。
ウレタンにテープにコーキングと、
適材適所で使い分けされた
気密処理が施されています。

写真 2023-02-08 8 33 23.jpg

現場は基礎断熱となっています。
基礎を貫通している配管周りは
防蟻ウレタンで処理したのち、
気になる箇所に上から
コーキング処理してあるようです。
ウレタンはコーキングと比べると
ミッチリビッチリと隙間が
埋まるわけではありませんので、
その対策として素晴らしい処理
だと思います。

写真 2023-02-08 8 44 18.jpg

他にも換気システム用の
貫通部がありましたが、
現状は処理が出来ない箇所なので
テープを貼って気密を
確保しています。

写真 2023-02-08 8 59 53.jpg

間仕切り壁の配線貫通部。
しっかりとコーキングで
気密処理されていますね。

写真 2023-02-08 8 31 11.jpg

それでは測定を始めます。
気になる結果は...

写真 2023-02-08 9 05 45.jpg

C値=0.29cm2/m2の超高気密です。
表示は四捨五入により0.3cm2/m2。

写真 2023-02-08 9 10 41.jpg

C値改善作業(隙間埋め)
をします。
天井の配管貫通部付近。
貫通部の処理として
コーキングを打っていますが、
その上からテープで気密シートの
気密処理がされている為、
テープが浮いて気密シートに
隙間が出来てしまっています。

写真 2023-02-08 9 14 39.jpg

コーキングの上から
テープを貼ったとしても、
間違いなく剥がれてしまいます。
ですので、この場合は
浮いたテープの上から更に
コーキングを打ち込むことで
隙間を埋めることにしました。

その後、改めて漏気チェックを
しましたが、
問題なく処理出来ていました。

写真 2023-02-08 9 16 18.jpg

玄関ドアの下端。
これだけ気密処理して
あるのも関わらず、
漏気を起こしているようです。

写真 2023-02-08 9 25 26.jpg

更にコーキングで気密処理
をしました。
玄関土間まわりは本当に
漏気を起こしやすいですね。

写真 2023-02-08 9 40 48.jpg

室内の耐力面材上部に
出来た小さな隙間。
気密シートはこの黒テープの
位置に来ている為、
このように隙間があれば
勿論漏気を起こします。

写真 2023-02-08 9 43 29.jpg

隙間にチュビチュビと
コーキングを流し込んで、
ピッチリと埋めてしまいます。
とても丁寧な処理が
施されているんですが、
こんな細かい箇所だと見逃して
しまいそうになりますよね。

写真 2023-02-08 8 55 24.jpg

小さな隙間は処理しましたが、
そうなるとこの耐力面材の反対側。
こちら側の取り合いも上部からの
伝い漏れを危惧しなくては
なりません。

写真 2023-02-08 9 31 09.jpg

写真 2023-02-08 9 32 55.jpg

他にも木と木のジョイント
などからも漏気がありましたので、
気密テープを貼って気密処理
をしていきました。

写真 2023-02-08 11 00 07.jpg

C値=0.25cm2/m2の超高気密です。
表示は四捨五入により0.3cm2/m2。

αA (家全体の隙間面積)が
33cm2 → 28cm2
となっています。

写真 2023-02-08 10 58 32.jpg

この結果に、
立ち合いされたお施主さまは
納得されたご様子でした。

正直、気密シート貼りって
かなり気密を取るのが
難しくて大変なので、
初めて測定させていただく
気密シート貼りの仕様の現場は、
毎度恐る恐るといった感じで
出向くのですが、
とても丁寧な施工が
されていましたので、
かなり驚いてしまいました。

しっかりとした処理は
その時点の気密だけでなく、
年数が経っても経年劣化に
強く快適な生活が保たれます。

完成の気密測定も
とても楽しみです。
【気密測定の最新記事】
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2023年03月01日

福井県鯖江市住吉町で気密測定


おはようございます
健太郎です。

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1月27日は福井県鯖江市住吉町で
活タ藤建設さま(福井県鯖江市)の
現場の気密測定を行いました。

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軒が深い設計です。
その軒を極太の梁が
支えていました。

IMG_3377.jpg

外壁側でテープが
貼られていました。
なんだろう... 面材かな?

話を聞いたところ
サーマックスという断熱材で
付加断熱として貼られている模様。

IMG_3378.jpg

桁周りもきれいにテープが
貼られていました。
外側で気密を取った形です。

IMG_3380.jpg
IMG_3379.jpg

室内に入ると大工さんが
現場を清掃されていました。

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断熱材は屋根・壁ともに
セルロースファイバー。

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メッシュ状のシート内に
セルロースファイバーを充填。

さらにその上から
調湿すかっとシートが
貼られていました。

IMG_3382.jpg

サッシはYKKのAPW330。
樹脂ペアガラス。

IMG_3383.jpg

サッシ周りはコーキングにより
気密処理されていました。

IMG_3413.jpg

この現場は基礎断熱仕様。
断熱材はカネライトフォーム。

IMG_3412.jpg

厚みはなんと100ミリ。
超極太仕様です。

IMG_3386.jpg

換気システムは
ローヤル電機の第1種換気。

IMG_3388.jpg

おっと、そー言えば
外をチェックしたときに
基礎に水抜き穴がありました。

ここは基礎断熱の現場なので
水抜き穴は気密漏れに直結します。

IMG_3390.jpg

安藤社長にコーキングを
入れてもらい

IMG_3392.jpg

指で押さえて隙間を
潰してもらいました。

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給湯給水の配管まわりにも
たっぷりコーキングを充填。

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さて、気になる気密測定の
結果はいかに...。


IMG_3403.jpg


C値 = 0.36cm2/m2 の高気密でした。

表示は四捨五入により0.4cm2/m2。
IMG_3405.jpg

それではC値改善(隙間埋め作業)を
開始します。

まずは玄関ドアの電子錠の
配線穴が開いていました。
早速、コーキングを充填。

IMG_3395.jpg

あとは天井まわりの
改善です。

IMG_3407.jpg

吊り木まわりから
漏気あり。

気密テープで取り合いを
しっかり押さえました。

IMG_3406.jpg

下屋部分の電気配線周りから
大きく漏気あり。

配線が邪魔して
気密処理がやりづらい。
そのための漏れです。

IMG_34061.jpg

配線をかき分けて
気密シートと梁の取り合いに
丁寧にテープを貼っていきました。

気密漏れは作業がやりにくい
ところほど発生しやすいです。

さて、気になるC値改善後の
測定結果はいかに...。

IMG_3409.jpg


C値 = 0.31cm2/m2 の超高気密でした。

表示は四捨五入により0.3cm2/m2。
IMG_3411.jpg

改善をがんばられた安藤社長は
詳細結果を確認されていました。

今回のC値改善により
αA(家全体の隙間面積)は
56cm2 → 49cm2 と
7cm2 の隙間が埋まりました。

n値(隙間特性値 範囲1〜2)は
1.16 → 1.15 と微量ですが
良い方に改善しました。

IMG_3402.jpg

約1時間半のC値改善。
7cm2 はなかなかの改善量。

どんな断熱材でも 良い気密が
あってはじめて発揮します。

そんなんで 改善作業は
がんばり甲斐がありますよ。(^^♪

posted by 山男のつぶやき at 06:00 | Comment(0) | TrackBack(0) | 気密測定
2023年02月28日

福井県福井市渡町で気密測定


稜です。

写真 2023-02-04 8 07 04.jpg

2月4日は福井県福井市渡町で
潟cWュールホームさまの現場の
気密測定を行いました。

写真 2023-02-04 8 16 22.jpg

写真 2023-02-04 8 15 40.jpg

中に上がります。

写真 2023-02-04 8 12 31.jpg

写真 2023-02-04 8 24 29.jpg

屋根・壁の断熱は、
ウレタン吹き付け断熱と
なっています。

写真 2023-02-04 8 12 07.jpg

サッシはYKK APW430。
樹脂トリプルガラスです。

写真 2023-02-04 8 24 00.jpg

チェックしていきます。
サッシ周りは、
ウレタンで気密処理
されています。

写真 2023-02-04 8 24 10.jpg

二階床の合板と胴差しと梁
の取り合い部分です。
ウレタンが吹きつけられていますね。
気密は勿論、断熱的にも
プラスに働いてくれます。

写真 2023-02-04 12 58 35.jpg

木と木のジョイントに
テープが貼ってありますね。
木と木の間に出来た隙間から
漏気を起こすケースは
割とありますので、
気になる箇所だけでも
こんな風に気密処理してみると
意外と気密が良くなると思います。
入隅部分とかも漏れやすいです。

写真 2023-02-04 8 40 21.jpg

現場は基礎断熱。
基礎を貫通している配管などの
周りは気密処理する必要があります。
バッチリ処理されていますね。

写真 2023-02-04 8 28 18.jpg

おっと、こちらは...。
裏側を確認しましたが、
気密処理されていない様子。

写真 2023-02-04 9 02 36.jpg

隙間にウレタンを詰めて
気密処理をしました。

ちなみに上の画像の通り
当日は雨で配管が濡れていた為、
テープでの目張りが難しい状態。
そんな時には中に風船を入れて
目張りの代用をしたりしています。

ビッチリと隙間が埋まるので
意外と使い勝手は良いのですが、
割れてしまった際に配管の
奥に飛んでいかないように
対策をする必要がありますので
真似してみたい方はご注意下さい。

写真 2023-02-04 9 15 44.jpg

玄関ドアの下端。
ウレタンで気密処理して
あるようですが、
どうやら少し隙間が出来て
しまっているようです。

写真 2023-02-04 9 15 59.jpg

隙間が残らないように
チョビチョビとウレタンを
吹きつけます。
玄関周りは特に漏気を
起こしやすいので、
要注意ポイントです。

写真 2023-02-04 9 18 20.jpg

それでは測定を始めます。
気になる結果は...

写真 2023-02-04 10 09 16.jpg

C値=0.098cm2/m2の
ウルトラ気密です。
表示は四捨五入により0.1cm2/m2。

写真 2023-02-04 9 21 44.jpg

既にとても良い気密ですが、
ここから更にC値改善作業
(隙間埋め)をします。

先ほど玄関土間周りを
チェックしましたが、
今度は勝手口の下端から
漏気していたようです。
こちらもウレタンで
気密処理をします。

写真 2023-02-04 10 09 52.jpg

一階の下屋部分です。
え?こんな所から漏気する
わけないでしょ。と、
思う方もいると思います。

実はこのラインが
下屋部分の断熱(気密)層の
最高地点より上に存在する場合、
理論的にこのラインは
外気に接する事となります。
今回は少し漏気がありましたので
ウレタンで気密処理をしました。

ウレタン吹き付けの現場では、
基本屋根断熱な上に厚みがある分
漏気を起こしにくいですが、
パネルや気密シート張りなどの
天井断熱の場合は、
かなり漏気しやすいと思うので
気を付けたい所ですね。

それでは再度測定を始めます。
結果は...

写真 2023-02-04 11 14 16.jpg

C値=0.084cm2/m2の
ウルトラ気密です。
表示は四捨五入により0.1cm2/m2。

αA (家全体の隙間面積)が
21cm2 → 18cm2

n値 (隙間特性値 範囲1〜2)が
1.40 → 1.29
となっています。

写真 2023-02-04 11 15 52.jpg

この結果に、
立ち合いされたお施主さまは
満足されたご様子でした。

当日も雪が降り積もった
寒い日でしたが、
密閉された室内に入ると
やっぱり断熱効いてるなぁ...
と実感します。

ここから完成する頃には
更に快適で暖かい空間と
なっていることでしょうね。
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2023年02月27日

浴室乾燥機(マックス)の異音 ベアリング交換


おはようございます
健太郎です。

IMG_3778.jpg

うちの浴室には
マックスの浴室乾燥機(UFD-16A)が
ついています。

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使い始めてやわら10年。
モーターのベアリングが摩耗しており
「キュイーーーン」という高音の
異音を発生させてます。(頭が痛くなるヤツ)

今更のことではなく 約8年前から
この音に悩まされていました。(2年目で発動)

今回は重い腰を上げ、浴室乾燥機の
モーターのベアリングを交換する話です。

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まずは浴室のブレーカを
切断します。

IMG_3784.jpg

カバーのキャップと
固定するネジを外します。

IMG_3786.jpg

フィルター掃除をして
なかったのでかなり汚いです。

後で シロッコファンと
カバー&フィルターを
水洗いで清掃しました。

IMG_3790.jpg

これは浴室点検口から
のぞいた状態。

蛇腹のダクトはビス4本で
止まっていたので外します。

IMG_3792.jpg

リモコンのコネクターを
外します。

IMG_3795.jpg

電源端子カバーを
外すとこんな感じ。

IMG_37951.jpg

少なくとも電源(+−)の2本と
アースを外す必要がありました。

IMG_3789.jpg

浴室に戻り固定する
ビスを外し、本体を下ろします。

IMG_3800.jpg

本体を下しました。

金属の外装を外すために基盤も含め
ネジというネジをすべて外します。

IMG_3801.jpg

銀色の丸いのが
モーターのカバーです。
カバーのネジを外して
開けます。

IMG_3802.jpg

モーターがやっと見えましたが
まだまだです。
ゴムカバーを外します。

IMG_3803.jpg

アースを外します。

IMG_37871.jpg

本体を裏返します。

ヒーター用の機構と
シロッコファンのカバーを外します。

次に シロッコファン先端の
袋ナット、シロッコファンと
順に外します。

IMG_37872.jpg

外すとこんな感じ。

この時の心境は
もう正常に動かないだろうと...
弱気になってました。

ゴム付きワッシャーを外し
モーターのシャフトを叩いて
モーターを外します。

IMG_3804.jpg

金属カバーを外し
シャフトを叩いでコアを
抜き取ります。

IMG_3805.jpg

コアを抜いた状態。
やっとベアリング(2個)が
見えました。

IMG_3807.jpg

ベアリングプーラーを使い
コアからベアリングを抜き取ります。

※ベアリングプーラーは ベアリングを
 引き抜くための工具です。

IMG_3810.jpg

ベアリングが抜けました。
1つはめちゃ錆びてます(^^♪

ベアリングの位置決めに
Eリングが入っており助かります。

IMG_3811.jpg

新しいベアリングを
かなブラシの柄を使って叩き
圧入しました。

ベアリングは NTN製 608ZZ。

IMG_3812.jpg

ベアリングは極力
素手で触らないよう
手袋をして作業しました。

IMG_3813.jpg

戻し作業は割愛しますが
めちゃくちゃ時間が掛かりました。

途中、基盤のコネクターの差し忘れや
風の逆流防止シャッターの
ギアの組付けがうまくいかなくて
エラーが出ました。

最終的にはうまく稼働し
モーター音が ...
「キュイーーーン」という 嫌な高音から
「コーー」という 静かな低音に変わりました。

IMG_3778.jpg

部品の買い出しも含め
8時間以上もかかっているため
2度としたくない作業です。

ですが ...
以前はリビングにまで
聞こえた嫌な高音が
交換後は全く聞こえなくなり
満足のいく結果になりました。
よかったよかった (^^♪


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2023年02月26日

おひな様(3) 妻のつぶやき


あちこち『おひな様』を見てきましたが

七尾にも飾られているというので行ってきました。

IMG_0530.jpg

場所は七尾の能登食祭市場で

金沢の近江町のようなところです。

IMG_0529.jpg

おひな様は七尾にちなんで『770体』飾られています。

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『ひな祭り』は娘の幸運と健康を願ってのお祝いで、

『ひな人形』には親の思いが込められています。

IMG_0536.jpg

おひな様は髪飾りが豪華だったり、

全然付けていなかったりと

その時その時のはやりが反映されているそうです。

IMG_0535.jpg

ちなみに、今年は『マスク?』

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一般家庭で飾られなくなった『おひな様』を

このように飾ってくれる…ってとてもいいことですが、

『武者人形』もこのように飾ってくれるところありますか??

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2023年02月25日

誕生日 妻のつぶやき


先日??歳の誕生日を迎えました。

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息子からプレゼントは何がいい?

と言われていて例のごとく「土!」と答えたところ…。

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こんなにも買ってきてくれました。

自分で買うときは広告の品の安い土を買うのですが

息子たちが買うのは結構いい土なので大切な花に使いたいと思います。

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おまけにお菓子も付いていました。

私が貰ったのに、

旦那が許可なくチョコレートを食べていますが…ね。

IMG_0524.jpg

私はこのところ欲しいものはネットでバンバン買っています。

このオーストリッチの『長財布』も

ネットで買ったのですがどうやら『偽物』のようです。

IMG_0541.jpg

強く指で押すと表面の皮がずるっとなりしわが寄ります。

私の持っている二つ折りの財布はこんなにはなりません。

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偽物でもしっかり使えればいいのですが、

カードが入れにくく使い勝手が悪そうです。

楽天、しっかり管理してくれ〜!!

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2023年02月24日

石川県小松市三谷町で気密測定


おはようございます
健太郎です。

IMG_2768.jpg

少し前のことですが...
12月25日は 石川県小松市三谷町で
潟Rンセプト建築設計さまの
現場の気密測定を行いました。

IMG_2769.jpg

面材は吉野石膏の
EXハイパー。

大工さんに聞いたところ
ジョイントすべてに
気密テープを貼られたとのこと。

IMG_2751.jpg

IMG_2752.jpg

現場に入ると ...
大開口スライディングから
光が差し込む 明るい室内。

IMG_2790.jpg

その窓から見た風景が
幻想的でした。

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サッシはYKKのAPW430。
樹脂トリプルガラス。

サッシの性能を引き出すために
サッシ屋さんが調整してくれてます。

IMG_2754.jpg

サッシ周りは
コーキングを入れてから
気密テープを貼られて
ダブルの気密処理。

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断熱材は屋根・壁ともに
アイシネンのウレタン吹付断熱。

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写真はピンボケですが
壁と床の取り合いに
ウレタンが吹かれていました。

IMG_2771.jpg

構造用合板の取り合い、
壁の入隅は ... 

IMG_2772.jpg

気密テープで気密処理
されていました。

IMG_2756.jpg

床は 大引きと断熱材の
取り合いに 気密テープを貼り ...

その上の剛床の取り合いでも
気密テープを貼った
ダブルの気密処理。

IMG_2786.jpg
IMG_2788.jpg

玄関周りを見ると ...
基礎と土台の取り合いは ブチルテープ。
土台と柱・間柱の取り合いは 気密テープ。
玄関框と剛床の取り合いには コーキング。

要所要所に気密材を
使い分けて施工されてました。

IMG_2766.jpg


それでは測定します。
気になる気密測定の
結果はいかに ...。


IMG_2779.jpg

でました。
C値 = 0.0cm2/m2 !!! (0.05cm2/m2未満)

正確には...
C値 = 0.048cm2/m2 の超々高気密でした。

IMG_2778.jpg

C値 = 0.0cm2/m2 表示ですが
C値改善(隙間埋め作業)を
開始します。

まずは玄関ドアの
下端に漏気あり。

土台と柱の取り合いに
気密テープを追加。
その下端にウレタンを
充填しました。

IMG_2762.jpg

玄関ドアのパッキンの
当たりが少し悪く
漏気を感じたため、玄関ドアを
内側に寄せてもらいました。

IMG_2764.jpg

最後はユニットバスまわり。

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断熱材を貫く
給湯給水の配管周りから
漏気あり。

ウレタンを充填して
漏気を止めました。

それでは再測定。
C値改善後の測定結果は ...。

IMG_2785.jpg

でました。
C値 = 0.0cm2/m2 !!! (0.05cm2/m2未満)

正確には...
C値 = 0.034cm2/m2 の超々高気密でした。

IMG_2780.jpg

改善処理をがんばった
大工さんとサッシ屋さんは
詳細結果を確認されてました。

今回のC値改善により
αA(家全体の隙間面積)は
7cm2 → 5cm2 と
2cm2 の隙間が埋まりました。

n値(隙間特性値 範囲1〜2)は
1.30 → 1.01 と 超大幅に改善。
隙間風が入り難い特性になりました。

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とても良い気密が出て
気持ちよく帰ろうと
バックした時 ...

IMG_2796.jpg
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クルマが 雪でスタック。
クルマはFFのNV200(日産)。
この段差で OUTでした。

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大工さんと私でタイヤ周りを
掘り起こしましたが → ぜんぜんダメ。

最終的に 通りがかったお隣さんと大工さんに
クルマを押して 助けて頂きました。
その節は本当にご迷惑をお掛けしました。

NV200のFFはマジ弱すぎです!!


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2023年02月23日

チーズフォンデュ 妻のつぶやき


アメリカに住んでいる姪が春にまた日本に里帰りするというので、

今度は女子会をし『チーズフォンデュ』をしよう…ということになりました。

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私は『チーズフォンデュ』が食べたことがなく

「死ぬ前に1度食べてみたい」と言ったからです。

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でも今は簡単にできる物がスーパーに売っているとのこと。

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早速に買ってきました。

フランスパンも買ってきて、あとは冷蔵庫に入っている食材を並べたのですが…。

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シュウマイ、じゃが芋、南瓜、ズッキーニ、ブロッコリーありの

『和風チーズフォンデュ』です。

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ワインも飲んで、久々のディナーでした♪

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2023年02月22日

手取川の新しい橋を渡りました


石川県の霊峰白山を源流とする手取川の堤防の道歩きは何十回と歩いていますが、日本海の海に面した美川大橋から、上流の手取大橋の間に何年も前から新しい橋の建設が始まっていました。
いつも工事中の橋を眺めて歩いていましたが、橋の工事が終わったようです。

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川北町橘から川を渡り能美市の福島町につけられる「川北能美大橋」(537.3m)の新しい橋です。

3月5日の正式に開通する橋ですが、もうほとんど橋は完成しており、新しい橋を歩きたくなり渡りました。川北町の田んぼ道を歩き、川北から福島町に向けての歩きです。

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車道の右に広い遊歩道のある橋でした。

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橋の上から下流の美川の海に流れる手取川がきれいです。

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橋を渡り福島町に通じる道路がまっすぐです。

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帰りには川の土手にスイセンの花が咲いており、美しい可憐な花に癒されました。

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元のスタートの美川大橋の上から、河口を渡る北陸自動車道の橋の下からの日本海の海を眺めながら帰りました。

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新し橋ができたので、橋を渡るいろいろなコースの歩く道が増えて、これからが楽しみです。

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2023年02月21日

福井県三方上中郡若狭町で気密測定


稜です。

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1月30日は福井県三方上中郡若狭町で
兜衰}さまの現場の
気密測定を行いました。

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中に上がります。

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屋根・壁の断熱材は、
グラスウールとなっています。

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サッシはYKK APW330。
樹脂ペアガラスです。

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チェックしていきます。
サッシ周りは、
テープで気密処理されています。
隅にピッチリとL字に食い込んだ
丁寧な貼り方ですね。

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気密シートのジョイントが
処理されているのは勿論のこと、
タッカーを打った箇所にも
テープが貼ってありますね。
一つ一つの隙間は少ないものの、
全体的に見れば結構な数ですので
間違いなく効果はあるはずです。

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二階の床(合板)と胴差し、
一階の梁との取り合い部分です。
伝い漏れを起こしやすい箇所ですので、
このようにウレタンなどで
気密処理する事をおススメします。

その場合、一階の天井側だけでなく、
二階の床と柱などの取り合いも
処理する必要がありますので、
お気を付け下さい。

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配線や配管の貫通部。
気密テープで気密処理をしたのち、
さらに上からブチル系の
テープを貼って浮き防止の
処理が施されています。

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火打ち梁の取り合いの
気密処理です。
化粧現しで見えるのでベッタリと
テープを貼ったり事が出来ません。
ですので、邪魔にならない範疇で
端にうっすらと貼ってあります。

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測定の前に、
減圧した状態でちょっとだけ
C値改善作業(隙間埋め)
をします。

玄関ドア下端付近。
土台とドア枠の隙間から
少し漏気がありました。

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コーキングで隙間を埋めて
気密処理をしました。
玄関や土間の付近は
本当に漏気しやすいです。
後でモルタルで埋まる箇所もあれば
そうでない箇所もあるので
気を付けましょう。

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それでは測定を始めます。
気になる結果は...

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C値=0.28cm2/m2の超高気密です。
表示は四捨五入により0.3cm2/m2。

写真 2023-01-30 9 41 54.jpg

C値改善作業(隙間埋め)
をします。
屋根の気密シート。
梁の付近に小さな切れ目が
出来ていました。

写真 2023-01-30 9 45 41.jpg

破れている箇所にテープを
貼って気密処理をします。
気密シートが破れていたり
貼り忘れがあったとしても、
至近距離で見ないと
意外と気づけないんですよね。

気密の測定や改善だけで無く、
現場の施工を再確認する機会が
生まれる気密測定って、
良い家を建てる上で
必要なんじゃないかって思います。

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こちらはテープの浮きですね。
隅の部分とかって、
本当に貼りづらい上に
浮きやすいんですよね。

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追加で上からテープを貼って
気密処理をしました。

それでは再度測定を始めます。
結果は...

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C値=0.25cm2/m2の超高気密です。
表示は四捨五入により0.3cm2/m2。

αA (家全体の隙間面積)が
35cm2 → 31cm2
と改善しています。

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この結果に、
立ち合いされたお施主さまは
喜んでいるご様子でした。

気密シート貼りの現場では、
シートの取り合い(ジョイント)等
テープが丁寧に貼られているか否かが、
かなり重要になっています。

中間気密測定時点の気密だけでなく、
完成した後や住み始めてから
何年経ってもテープが剥がれたり
浮いてしまわないように、
経年劣化に強い家を建てる上でも
大切な事です。

細かな所まで一つ一つ
丁寧な処理をする事で、
本当に良い家が生まれるのだと
思います。
posted by 山男のつぶやき at 06:00 | Comment(0) | TrackBack(0) | 気密測定
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